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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
今回は、ビジネスの決断に本当に役立つ情報にどうしたら、うまくたどり着けるか・見つけられるかというテーマです。ただ情報を「集める」のではなく、自分の判断や行動につながる情報を“探索”するための考え方です。
このページを読むと、次のようなポイントが分かります。
情報は集めているつもりなのに、いざというときに「結局どれを選べばいいのか分からない」「行動に移せない」という感覚はないでしょうか。
「情報収集」という言葉から自然に行ってしまうのは、
といったスタイルです。
ただ、このやり方だと、仮に「すぐ使えそうなノウハウ」が見つかったとしても、
といった問題が出てきます。
ではどうしたら、自分の判断や行動につながる形で情報を“探索”して見つけることが出来るのでしょうか?
ここで一度、言葉の定義をはっきりさせておきます。
同じニュースを読んだり、同じ本を開いたりしても、
今の世の中を見ていると、ニュースサイトにしても、SNSにしても、多くの情報がネガティブ寄りになっていると感じませんか。
そうなっているのは、分断や対立を煽るような話題、感情的なぶつかり合いのようなやり取りの方が、どうしても注目を集めやすいからです。
結果として、
という状態になっているのが、SNSやネットニュースです。
当然、経営やビジネスの判断に使う情報は、これではどうしようもありません。むしろ時間の無駄になるかもしれません。
なぜなら、ネガティブな情報は、「これはやってはいけない」という”選択肢を減らす”役には立つかもしれませんが、「何をやるのか」というストレートな行動に繋がりづらいからです。
例えば、100個の選択肢があるとします。
といった形で、せいぜい1〜2個の選択肢を消す役割を果たします。
そこで意識したいのが、「いいところ探し」です。
他社の事例やニュース、誰かの意見を見たときに、最初から粗探しをしない。これが重要です。
具体的には、
といった“いいところ”を見つけにいく習慣を持つことが効果的です。
どんな情報であっても、大なり小なり
といったポイントは、どこかに潜んでいることが多いです。
そこを意識的に拾っていくと、「やってはいけないこと」を知るだけでなく、「やってみてもいいこと」の候補が増えていきます。
そしてこの「やってみてもいいこと」は先ほどのネガティブ情報のような「無数の選択肢の中から、いくつか選択肢を消すだけ」ではなく、これをやろう!という、行動に繋がるダイレクトアクションに繋がる情報なのです。つまり、ポジティブに選ンだ情報は行動に直結しやすいのです。
この時1コ追加の注意です。「なんとなくいいな」と思っただけでは、時間が経つとその感覚を忘れてしまいます。
そこでおすすめなのが、
といった「考えの筋道」を、その場で軽くメモしておくことです。
ポイントは、完璧な分析をする必要はまったくないということ。
「多分こういう理由でいいと思ったんだろうな」という程度で構いません。
あとから見返したときに、
が分かるくらいで十分です。
このときのメモ方法は、本当に何でも大丈夫です。
私自身は、打てる状況ならメモ帳に打ち込み、難しいときは音声で録音して、あとから生成AIにまとめてもらうことが多いです。
昔は「音声を録ったあとに、もう一度聞き返して、自分で書き起こす」のが大変でしたが、今は ChatGPT や Gemini などの対話型AIに読み込ませれば、要約や整理を任せることができます。
音声で話すと、自分でも意外だった考えや感情が、そのまま言葉として出てくることがあり、頭の中を丸ごと取り出せる感覚があります。
そういう意味でも、メモとしてはとても相性が良いと感じています。
もう1つ加えて大事なのは、いいと思ったその場で、実行までの筋道をざっくり考えておくことです。
「いいところ探し」をしながら、その場で、
といったことを軽く考えて、理由と合わせて記録しておく。
次のポイントは、情報を探す前に、何を知りたいのか先に考えておくということです。
「何かいい情報ないかな」「これに役立ちそうなものないかな」と、ふわっとした気持ちのまま情報を探していると、なかなか良い情報に出会いません。
人間のアンテナには限界があるので、全方位に広げたままだと、本当に必要なものをキャッチしにくいからです。無指向性よりも指向性があった方が良いのです。
そこでおすすめなのが、自分の「知りたいことリスト」をつくっておくことです。
といったものを、思いつくままメモに書き出しておくイメージです。
そして、それを毎朝さっと眺めるくらいで構いません。
すると、ニュースを読んだり、人と話したりしているときに、
と、自然と「ピコーン」と反応しやすくなるんですね。
例えば、ある会社のニュースを見たとき、
といった追加の問いが自然と出てきます。
最近であれば、ChatGPT や Gemini のような対話型AIに対して、
といった形で質問を投げ、引用付きの情報を出させることで、関連情報を広げていくこともできます。
重要なのは、最初の問いがふわっとしていないことです。
「この条件で」「今こういう状況で」「こういうことを実現したい」という形で、自分の思考の鎖を1つずつつなげながら質問していくことが、AIを使う上でもポイントになります。
対話型AIを情報探索に使うときは、いくつか前提を持っておくと安心です。
料金体系やプラン名などはどんどん変わっていくので、具体的な金額はここでは挙げませんが、
また、AIを使わない場合でも、
というように、「知りたいこと」から逆算して、情報源や相談先を選んでいく感覚が大切です。
「とりあえず情報を入れ続ける」のではなく、
もう一つ、情報探索という意味でとても大事だと感じているのが、「先に他人の意見を見過ぎない」ということです。
今のSNSやニュースサイトは、
という特徴があります。
それ自体が悪いわけではないのです。しかし「最初から他人の反応ばかり見てしまうと、自分の感覚を信じにくくなってしまう」ことがある。これが重要です。
これは情報に限らず、例えば映画や漫画、その他の娯楽も同じです。
自分のレーダーやアンテナを鍛えるには、「まず自分でどう感じたか」を大事にする必要があります。情報探索という意味で見ると。
他人の評価や点数を先に見てしまうのは、極端に言えば、外から聞こえてくる声をただ眺めているだけの状態になりがちです。それは「情報を集めている」というより、ただ流れてくるものを浴びているだけとも言えます。
そうではなく、まずは、
を一度自分で考えてから、後から他人の意見を見に行く。
といった形で、他人の意見を「材料」として取り入れやすくなります。
改めて、「いいところ探し」にはもう一つ重要な側面があります。
ページビューやインプレッションを集めても、昔ほど広告収入にならない状況もあって、
のような情報が増えがちです。
そういった情報ばかり見続けていると、
という状態に近づいてしまいます。
一方で、「いいところ探し」を意識していると、
というように、世の中にある「良いもの」「良い動き」が目に入りやすくなります。
特に、今のように事業環境が厳しく、
といった状況の中では、経営者自身が倒れてしまうとどうしようもなくなるという現実があります。
ここまでお話ししてきた内容を、改めて整理すると次の通りです。
この3つを意識するだけで、同じ情報に触れていても、得られるものがかなり変わってくるはずです。
最後に少しだけお知らせです。
だいたい週に1〜2回、まとめて何本か撮影して、そのまま編集して出しているので、
朝のちょっとした時間に、さっと聞き流すだけでも、また違った気づきがあるかもしれません。
また、ご質問やお悩みがあれば、匿名でも構いませんので、
こちらのフォームへどうぞ。 https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7
株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)
代表取締役・コンサルタント 中山陽平
Webサイト:https://roundup-inc.co.jp/
投稿 第578回:ビジネスの決断のための情報探索の2つのポイント「いいところ探し」と「考えてから探す」の原則 は 中小企業専門WEBマーケティング支援会社・ラウンドナップWebコンサルティング(Roundup Inc.) に最初に表示されました。
By ラウンドナップ・Webコンサルティング 代表 中山陽平ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。
今回は、ビジネスの決断に本当に役立つ情報にどうしたら、うまくたどり着けるか・見つけられるかというテーマです。ただ情報を「集める」のではなく、自分の判断や行動につながる情報を“探索”するための考え方です。
このページを読むと、次のようなポイントが分かります。
情報は集めているつもりなのに、いざというときに「結局どれを選べばいいのか分からない」「行動に移せない」という感覚はないでしょうか。
「情報収集」という言葉から自然に行ってしまうのは、
といったスタイルです。
ただ、このやり方だと、仮に「すぐ使えそうなノウハウ」が見つかったとしても、
といった問題が出てきます。
ではどうしたら、自分の判断や行動につながる形で情報を“探索”して見つけることが出来るのでしょうか?
ここで一度、言葉の定義をはっきりさせておきます。
同じニュースを読んだり、同じ本を開いたりしても、
今の世の中を見ていると、ニュースサイトにしても、SNSにしても、多くの情報がネガティブ寄りになっていると感じませんか。
そうなっているのは、分断や対立を煽るような話題、感情的なぶつかり合いのようなやり取りの方が、どうしても注目を集めやすいからです。
結果として、
という状態になっているのが、SNSやネットニュースです。
当然、経営やビジネスの判断に使う情報は、これではどうしようもありません。むしろ時間の無駄になるかもしれません。
なぜなら、ネガティブな情報は、「これはやってはいけない」という”選択肢を減らす”役には立つかもしれませんが、「何をやるのか」というストレートな行動に繋がりづらいからです。
例えば、100個の選択肢があるとします。
といった形で、せいぜい1〜2個の選択肢を消す役割を果たします。
そこで意識したいのが、「いいところ探し」です。
他社の事例やニュース、誰かの意見を見たときに、最初から粗探しをしない。これが重要です。
具体的には、
といった“いいところ”を見つけにいく習慣を持つことが効果的です。
どんな情報であっても、大なり小なり
といったポイントは、どこかに潜んでいることが多いです。
そこを意識的に拾っていくと、「やってはいけないこと」を知るだけでなく、「やってみてもいいこと」の候補が増えていきます。
そしてこの「やってみてもいいこと」は先ほどのネガティブ情報のような「無数の選択肢の中から、いくつか選択肢を消すだけ」ではなく、これをやろう!という、行動に繋がるダイレクトアクションに繋がる情報なのです。つまり、ポジティブに選ンだ情報は行動に直結しやすいのです。
この時1コ追加の注意です。「なんとなくいいな」と思っただけでは、時間が経つとその感覚を忘れてしまいます。
そこでおすすめなのが、
といった「考えの筋道」を、その場で軽くメモしておくことです。
ポイントは、完璧な分析をする必要はまったくないということ。
「多分こういう理由でいいと思ったんだろうな」という程度で構いません。
あとから見返したときに、
が分かるくらいで十分です。
このときのメモ方法は、本当に何でも大丈夫です。
私自身は、打てる状況ならメモ帳に打ち込み、難しいときは音声で録音して、あとから生成AIにまとめてもらうことが多いです。
昔は「音声を録ったあとに、もう一度聞き返して、自分で書き起こす」のが大変でしたが、今は ChatGPT や Gemini などの対話型AIに読み込ませれば、要約や整理を任せることができます。
音声で話すと、自分でも意外だった考えや感情が、そのまま言葉として出てくることがあり、頭の中を丸ごと取り出せる感覚があります。
そういう意味でも、メモとしてはとても相性が良いと感じています。
もう1つ加えて大事なのは、いいと思ったその場で、実行までの筋道をざっくり考えておくことです。
「いいところ探し」をしながら、その場で、
といったことを軽く考えて、理由と合わせて記録しておく。
次のポイントは、情報を探す前に、何を知りたいのか先に考えておくということです。
「何かいい情報ないかな」「これに役立ちそうなものないかな」と、ふわっとした気持ちのまま情報を探していると、なかなか良い情報に出会いません。
人間のアンテナには限界があるので、全方位に広げたままだと、本当に必要なものをキャッチしにくいからです。無指向性よりも指向性があった方が良いのです。
そこでおすすめなのが、自分の「知りたいことリスト」をつくっておくことです。
といったものを、思いつくままメモに書き出しておくイメージです。
そして、それを毎朝さっと眺めるくらいで構いません。
すると、ニュースを読んだり、人と話したりしているときに、
と、自然と「ピコーン」と反応しやすくなるんですね。
例えば、ある会社のニュースを見たとき、
といった追加の問いが自然と出てきます。
最近であれば、ChatGPT や Gemini のような対話型AIに対して、
といった形で質問を投げ、引用付きの情報を出させることで、関連情報を広げていくこともできます。
重要なのは、最初の問いがふわっとしていないことです。
「この条件で」「今こういう状況で」「こういうことを実現したい」という形で、自分の思考の鎖を1つずつつなげながら質問していくことが、AIを使う上でもポイントになります。
対話型AIを情報探索に使うときは、いくつか前提を持っておくと安心です。
料金体系やプラン名などはどんどん変わっていくので、具体的な金額はここでは挙げませんが、
また、AIを使わない場合でも、
というように、「知りたいこと」から逆算して、情報源や相談先を選んでいく感覚が大切です。
「とりあえず情報を入れ続ける」のではなく、
もう一つ、情報探索という意味でとても大事だと感じているのが、「先に他人の意見を見過ぎない」ということです。
今のSNSやニュースサイトは、
という特徴があります。
それ自体が悪いわけではないのです。しかし「最初から他人の反応ばかり見てしまうと、自分の感覚を信じにくくなってしまう」ことがある。これが重要です。
これは情報に限らず、例えば映画や漫画、その他の娯楽も同じです。
自分のレーダーやアンテナを鍛えるには、「まず自分でどう感じたか」を大事にする必要があります。情報探索という意味で見ると。
他人の評価や点数を先に見てしまうのは、極端に言えば、外から聞こえてくる声をただ眺めているだけの状態になりがちです。それは「情報を集めている」というより、ただ流れてくるものを浴びているだけとも言えます。
そうではなく、まずは、
を一度自分で考えてから、後から他人の意見を見に行く。
といった形で、他人の意見を「材料」として取り入れやすくなります。
改めて、「いいところ探し」にはもう一つ重要な側面があります。
ページビューやインプレッションを集めても、昔ほど広告収入にならない状況もあって、
のような情報が増えがちです。
そういった情報ばかり見続けていると、
という状態に近づいてしまいます。
一方で、「いいところ探し」を意識していると、
というように、世の中にある「良いもの」「良い動き」が目に入りやすくなります。
特に、今のように事業環境が厳しく、
といった状況の中では、経営者自身が倒れてしまうとどうしようもなくなるという現実があります。
ここまでお話ししてきた内容を、改めて整理すると次の通りです。
この3つを意識するだけで、同じ情報に触れていても、得られるものがかなり変わってくるはずです。
最後に少しだけお知らせです。
だいたい週に1〜2回、まとめて何本か撮影して、そのまま編集して出しているので、
朝のちょっとした時間に、さっと聞き流すだけでも、また違った気づきがあるかもしれません。
また、ご質問やお悩みがあれば、匿名でも構いませんので、
こちらのフォームへどうぞ。 https://forms.gle/Lvy4nVauyJ2SRhJM7
株式会社ラウンドナップ(ラウンドナップWebコンサルティング)
代表取締役・コンサルタント 中山陽平
Webサイト:https://roundup-inc.co.jp/
投稿 第578回:ビジネスの決断のための情報探索の2つのポイント「いいところ探し」と「考えてから探す」の原則 は 中小企業専門WEBマーケティング支援会社・ラウンドナップWebコンサルティング(Roundup Inc.) に最初に表示されました。

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