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2022年7月19日(火)放送分
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
旧具志川市、現在のうるま市の元教育長の
名嘉山兼宏さんがこのほど、
うるま市の地名の語源や歴史をまとめた著書
「うるま市の地名」を発刊しました。
名嘉山さんは
「地名は歴史の証人とも言われる。
大切さを理解し関心を持ってほしい」
と語っています。
名嘉山さんは出身地である「昆布」の
由来を調べ始めたのがきっかけで、
「そこから次々にいろんな場所の地名が
気になった」ということです。
名嘉山さんの「地名好き」の端緒となった昆布は
「天願から分離独立した時に『よろこんぶ』
(喜ぶ)と好字を当てた」という説を紹介し、
くぼ地だった土地が語源変化で
「くーぶ(昆布)」となり、
分離独立の喜びと重ねて「昆布」
と命名表記されたと解説しました。
発刊に当たっては「大日本地名辞書」のほか、
「南島風土記」、柳田国男全集なども
参考にしたということで、
語源に加えて地域の歌や道の紹介もあります。
名嘉山さんは
「地名は大地に刻まれた文化遺産。
一つ一つに意味がある。
みなさん愛着があると思うが、
歴史を知ったらさらに愛着が増す。
ぜひ手にとってほしい」
と呼び掛けました。
「うるま市の地名」は市みどり町の幸文堂、
安慶名の教学館、石川の大城書店で
税込み1300円で販売しています。
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By ラジオ沖縄

2022年7月19日(火)放送分
担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
旧具志川市、現在のうるま市の元教育長の
名嘉山兼宏さんがこのほど、
うるま市の地名の語源や歴史をまとめた著書
「うるま市の地名」を発刊しました。
名嘉山さんは
「地名は歴史の証人とも言われる。
大切さを理解し関心を持ってほしい」
と語っています。
名嘉山さんは出身地である「昆布」の
由来を調べ始めたのがきっかけで、
「そこから次々にいろんな場所の地名が
気になった」ということです。
名嘉山さんの「地名好き」の端緒となった昆布は
「天願から分離独立した時に『よろこんぶ』
(喜ぶ)と好字を当てた」という説を紹介し、
くぼ地だった土地が語源変化で
「くーぶ(昆布)」となり、
分離独立の喜びと重ねて「昆布」
と命名表記されたと解説しました。
発刊に当たっては「大日本地名辞書」のほか、
「南島風土記」、柳田国男全集なども
参考にしたということで、
語源に加えて地域の歌や道の紹介もあります。
名嘉山さんは
「地名は大地に刻まれた文化遺産。
一つ一つに意味がある。
みなさん愛着があると思うが、
歴史を知ったらさらに愛着が増す。
ぜひ手にとってほしい」
と呼び掛けました。
「うるま市の地名」は市みどり町の幸文堂、
安慶名の教学館、石川の大城書店で
税込み1300円で販売しています。
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