「「曲がらない」超耐久ペロブスカイト、コスト数分の1、兵庫県立大・伊藤教授」 兵庫県立大学は、印刷技術で製造できる超耐久型ペロブスカイト太陽電池（PSC）の研究を進めている。PSCの長所として注目を浴びる、薄く曲がるといった特徴にこだわらず、柔軟な樹脂フィルムでなく固いガラス基板を使い、メガソーラーなどでシリコン太陽電池の置き換えを狙う。

「鴻海、データセンター向けインフラで米オープンAIと協業」 台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業は、米国のデータセンター向けハードウエアの設計と製造で、米AI（人工知能）開発のオープンAIと協業する。同社が先週開催した自社のイベントで劉揚偉（ヤング・リュウ）会長が発表した。

「求むGXスタートアップ、富士電機が協業相手探し、東京都が支援」 富士電機は、東京都内のスタートアップなどを対象に新たな協業相手を探しに乗り出した。化石燃料からクリーンエネルギーへの移行などに資するグリーントランスフォーメーション（GX）分野が対象。東京都が実施する「GXスタートアップ開発製品等の需要創出支援事業」の支援事業会社として認定を受けた。

「数百兆通りの素材の組み合わせから短時間で配合案抽出　NECと住友ゴム、AIで材料開発加速　共同実証の成果発表」 NECと住友ゴム工業は26日、人工知能（AI）と疑似量子アニーリングを活用して共同で取り組んできた材料開発の実証成果を発表した。数百兆通りに及ぶ素材組み合わせから、数十種の性能条件を満たす配合案を短時間で抽出でき、非熟練者が同等の配合案を導き出す場合と比べ、要する時間を約95％短縮できることを確認した。

「電子部品、AIの次は宇宙を狙う　JAXAイベント規模倍増、新フロンティアへ期待」 自動車の電装化やAI（人工知能）を活用するデータセンター投資が電子部品産業を押し上げてきた。一方で、新たな成長市場として宇宙開発分野への関心が高まっている。

「AV関連機器、2カ月ぶりにマイナス　10月、5.5％減の852億円　JEITA」 電子情報技術産業協会（JEITA）が26日に発表した10月の民生用電子機器国内出荷額は、前年同月比5.5％減の852億円となった。カーAVC機器は同1.1％増の432億円で9月に続きプラスに転じた半面、映像機器は同12.6％減の372億円、オーディオ機器は同1％減の48億円と減少した。

「スマホアプリで快適な周遊実現　つくば市で「MaaS」実証開始　日立やJTBなど」 茨城県つくば市で複数の交通機関や観光・小売りサービスをシームレスに利用できるスマートフォンアプリ「つくチケ」を活用したMaaS（次世代移動サービス）の実証実験が、12月1日に動き出す。スマホ一つで市内をスムーズに周遊できる環境を実現し、地域経済の活性化につなげることを狙う。

「九州で女性ロールモデルセッション　NTTなど8社が参加」 NTT西日本九州支店とNTTドコモ九州グループは、九州エリアを中心に活躍する企業8社の女性社員による「女性ロールモデルセッション」を、福岡市博多区のベイサイドプレイス博多で行った。 　企業の垣根を越えて、女性のキャリア形成を支援する目的で2023年から開催され、今年で3回目。

「ドウシシャ　「ゴリラ」シリーズ拡充、温かさ段違いの新素材ブランケットや爆風ドライヤーを投入」 ドウシシャは、2024年から本格展開を始めた健康家電「ゴリラ」シリーズで、日用雑貨などユニークなコンセプトで製品を拡充している。今年は寝具カテゴリーに進出したほか、新たに美容家電にも新規参入した。美容家電は同社としても初となる。

「パナソニック、保護犬猫譲渡会を大阪市で開催」 パナソニックは22日、23日の2日間、大阪市の大阪ビジネスパーク（OBP）ツイン21アトリウムで、7回目となる保護犬猫譲渡会を開催した。朝日新聞社Sippo編集部が協力し、関西圏をはじめ各地の動物保護団体15団体が参加した。