「私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いたちも、支配者たちも、今あるものも、後に来るものも、力あるものも、高いところにあるものも、深いところにあるものも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。」
今日の御言葉は、神の愛がいかにとてつもなく大きなものであるかを、パウロが言葉を尽くして生き生きと語っている箇所です。この宇宙のありとあらゆる目に見える存在、そして目に見えない存在さえ、私たちに対する神の愛から私たちを引き離すことは出来ないというのです。具体的にどのようなものが私たちを神の愛から引き離すことはできないと言っているか確認しましょう。
まず、死です。死は離別と表現されることもあり、現世から人を切り離す瞬間です。死はあらゆるものを引きはがしてしまう力がありますが、神の愛から私たちを引き離すことはできません。
二番目にいのちです。死が強制的な離別であるなら、いのちは現世において私たちと生活を共有している人や動物などあらゆる生命体です。どんな生命体も神の愛から私たちを引き離せません。
三番目に御使いたち、すなわち天使です。天使は目に見えない霊的な存在です。悪霊も邪悪な天使であり、私たちを神の愛から引き離そうと絶えず試みますが、引き離すことはできません。
四番目に支配者たちです。支配者たちは地位や権力、時には暴力を使ってでも私たちを神の愛からは離れさせようとしますが、彼らが引き離すことはできません。
五番目に、「今あるもの」です。つまり現に今私たちを取り囲んでいるあらゆるものを指します。迫害や艱難もあるでしょう。その中に神の愛から私たちを引き離せるものはありません。
六番目に「後に来るもの」です。これは将来やって来るであろう、恐ろしい困難や災害や病気を含みます。そういったものの中にも、神の愛から私たちを引き離すものはありません。
七番目に「力あるもの」です。力は物理的な力もあれば、霊的な力、私たちの心を揺さぶる力もあるでしょう。しかし、そういったものは私たちを神の愛から引き離せません。
八番目に「高いところにあるもの」です。これは宇宙空間を指しているでしょう。私たちの知識の及ばない宇宙にさえ、私たちを神の愛から引き離すものはありません。
九番目に「深いところにあるもの」です。これは地の底、海の底、さらに象徴的に地獄を指しているかもしれません。そのようなものさえ、私たちを神の愛から引き離すことはできません。
最後は「その他の被造物」です。これだけ思いつく限りのものをリストアップして、なお漏れているものがあったとしても、やはりそれらも神の愛から私たちを引き離すことはできないのです。
神の愛は時空を超えて、私たちを包み込み、私たちから離れることはありません。そして大切なことは「私たちの主キリストイエスにある神の愛」という言葉です。イエスキリストが私たちの罪の赦しのために十字架で示された神の愛こそが、究極の愛の形であり、信じる者すべてを救いに導く神の愛にほかなりません。神の愛は決して裏切りません。あなたもこの愛を受けているのです。