Double-slim Notes 8ページ目公開です❕️
・一人部屋でごきげんなふじ
・最高な居酒屋 IGOR COSY
・キュンとするご飯の誘い文句
・あなたが一人で生きることを許されますように
・最悪のサザエさん
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【ふじの日記】
2026/02/28
朝日で起きようなんて考えてはいけないよみなさん。なぜかいつの間にか空は明るくなっているし10時間近くは寝るし、ま、体調不良なんだからいいじゃないかとも考えられる、普段は無しかな
ゆっくりと1日を過ごす、やりたいことは山ほどあるけれど、焦らない、余裕のある1日にしたいと思う
ラジオの編集をする 今回編集した回が、自分が一番辛かった時に撮った回だったから、自分の顔が死んでるように見えるし、レモンみかんさんの幸福な日記を読んですごく沁みている自分を見ると、なんだか別人のように見えた あの頃から徐々に回復している、よかった
春が待ち遠しすぎる、まだ絶妙に寒いくらいの気温なのに、上着を着ずに出かける 絶対にあとで寒くなって後悔するやつだと思いながらも、部屋に戻るめんどくささに敗れた
リサイクルショップ好きすぎる、部屋の全ての家具をリサイクルショップで揃えたい、いっぱい巡りたい お目当てのものをネットとかで買うのももちろん好きなんだけど、その場その場の出会いがあって、それを選択して、みたいなことをするのが楽しい 1軒目ではウィスキーグラスと、人生で初めて絵画を買った。実用性とか効率性とかを軸に物事を考える僕には難儀だったけど、ここはあえて直感で買ってみた かなりデカくて、もちかえるために一度部屋に戻ったんだけど、持ち帰る時に他人に見られるのが何故か恥ずかしてくて、絵が他人に見られない角度に保ったまま運んだ それでも部屋で改めて見てみた時にはニヤニヤできたので、本当に自分は他人からの評価より自分のものを大事にするタイプなんだなと再確認できたような気がする
その後も5軒くらい回ってみたんだけど、出会いには恵まれなかった それでもこうやって巡っていくと、自分が欲しいものの言語化というか、具象化が頭の中で進んでくるからそれも楽しい
夜には自分の部屋のデコレーションと、レジュメ作りをする アメリカではレジュメに自分の顔を載せないのが暗黙のマナーらしい、というのもその人のスキルに注視をして雇用しようという差別防止に向けたものらしい 人間1人1人に対する権利みたいなものが本気で尊重されてきた世の中というのは、当事者からしても少し窮屈に思えてしまうことがあると感じる
やりたいことが多すぎる反面、生活の基盤である読書が、疎かになっていると言ったらそこに義務的なものを感じてしまうけど、すこし置いてけぼりにしてしまっている いい感じにバランスをとりながら、焦りながら、ゆっくりと生活をできるようになりたい
【やすの日記】
2026/03/01 日 晴れ、本当に気持ちいい天気
花粉がなければの枕詞はもうこれからしばらく付き続けるなと思う
喉も鼻も目も肌も花粉のせいでおしまいですーーーーっかりブルー
でも今日はお出かけの日なのだ、薬や蒸しタオルや鼻うがいで症状を抑えて何とか出かけられるようになった
午前まではまだ人間じゃなかった、くしゃみをするだけの生物だった
恵比寿にあるシーシャ屋さんでやっているあおいちゃんの個展に向かう、かわいいタルト屋さんや食器屋さんに寄りつつ向かう
この街も本当に好きなものたちが多い、渋谷は好きじゃないけど、自分の好きものだったり店だったり人柄は渋谷区に集まっている
あおいちゃんの写真はかわいい
「私は食べ物(特に甘いもの)に強烈に可愛いを覚えます」からはじまるあおいちゃんの世界観からは、自分のすきだったり自分が撮る理由が感じられてとても潔い
自分の撮った写真をパネルに貼るときに自分の写真が可愛すぎて、作業が進まなかったと話すあおいちゃんのその、自分の創作物をすっかり愛せる姿勢に惹かれる
そんな風に自分の作ったものを愛せるのいいな
代々木上原にあるIGOR COSYに着く
ここは本当にいい居酒屋さんで、トップ3には必ず入る
ロックやストレートで飲んでおいしい焼酎に出会いたいときはこのお店が東京で一番だと思っている
料理やお酒がおいしいことはもちろんのこととして、このお店は接客が本当に気持ちいい
料理長さんのお姉さんは本当に忙しくしていても、お酒のことを丁寧に教えてくれるし、愛想の振りまき方が本当に素敵、他のスタッフの人たちもみんな本当に愛嬌があって、居心地がとてもいい
今回は彼氏の計らいでテーブル席だったけど、料理長さんにもっとお酒のおすすめを聞きたいから今度はカウンター席に座りたい、あの人を厨房から呼んでおすすめを聞くのは申し訳なさすぎる
料理は本当にどれも素晴らしかったけれど、あえて一つ挙げるとすれば、仔羊とレンコンの焼売が恐ろしく美味しかった、パクチーが乗っていてハリッサというエスニックなタレをつけて食べた
パクチー好きではない彼氏がパクチーパクパクしていて、本当に美味しいご飯はすべてを救う
最後に「論文提出お疲れ様!」と書かれたデザートプレートをサプライズで持ってきてくれて、嬉しかった
これで手違いがあって卒業出来ないとかになったら笑えないな、もはや笑えるかと思いながら食べる
自分の幸せの形は好ましい人とおいしいごはんを食べることだな、と思う
代々木上原から新宿まで小一時間歩く
長い距離を歩くたびに、やすくんのいいギャップは健脚なところだよね、と言ってくれただいちゃんすけさんのことを思い出す、健脚というボキャブラリーの適切さにびっくりしてしまったのを覚えている、この先もきっと思い出すんだろうな
春の夜はまだ少し肌寒くて、でもずんずん歩くにつれて、からだの中のアルコールに火がついたみたいにぽかぽかとしてきて、高速道路沿いを歩く
都心なのにこの辺りはぜんぜん人通りがなくて、夜ランニングとかできそうだから、やっぱりいつか住みたいなと思う
締めのラーメンが食べたくて、新宿でラーメンを食べる、おいしかったはおいしかったけど、リピはないな〜って思ってたら彼氏も同じ感想で安心する、似た舌を持つ人と食べるご飯は安心する
家に着いて、23時頃から1時間半くらいお菓子を食べながら彼氏と「キュンとするご飯の誘い文句」について議論する
ご飯を食べるという行為をモノ化して捉えるか、コト化して捉えるかの違いが浮き出て、面白い発見だった、似た人間だと思っていた人から違いが浮き出るとなんだか楽しいし嬉しくなる
リビングが少し寒くなってきたので、ベッドに入って話していたら案の定寝てしまって、全ては目が覚めた28時半に書いている、もうすぐ人が起き始める時間
【りつさんの日記】
2/16
前に付き合っていた人から連絡が来た。半年くらい音沙汰が無かったから、すっかり安心していたのに、またあの時のいやな感じがお腹にうずまいて、痛くなってきたと思ったら生理が来た。
貧血でぼんやりした頭で、「はい」と「分かりません」とLINEの小さい黄色くて丸いおじぎしてるキャラクターのスタンプだけで会話して、その会話がスローテンポなのにもいらいらして、せっかくバイトが無い日なのに上手く眠れなくてうんざりした。
向こうはもうすぐ私が院試なのを知っていて、すごいね、頑張れって言っていたけど、別れる前はそういうことを言ってほしいときに言ってくれなくて悲しかったのに、今さら言われてもなんにも嬉しくないのが自分の心がまるごと灰色になったみたいで、それは別に悪いことじゃないのに、また私が悪いみたいな気持ちになって落ち込んだ。
あの人といると自分がどんどん嫌いになるから、別れようと言ったのに、私はまだ自分を疑うのをやめられない。
Rei Harakamiの終わりの季節を聴いてるときだけ、私が一人で生きていることを許されている気がする。あの人と朝に会う電車に乗り替える前の、始発のボックス席から田んぼに積もる雪を見ていたあの時の、終わりの季節を一人で聴いていたころ。