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生成AIの進化が進む中、ネットショップ運営においては「売った経験」が不可欠です。AIはあくまで視点を広げる手段であり、判断や魅せ方は人間に委ねられます。また、Eコマースの本質は今も昔も変わらず、エンタメ性とSEOの両立がカギです。さらに、採用では副業・リモートを活用し、接客力や人間性を重視すること、親との信頼構築も離職防止に有効であると多くの現場で実感されています。竹内氏に『EC運営と経営の未来』についてお話をお伺いしました!▽生成AIを活用したネットショップの未来は生成AIは、使う人のリテラシーが測れてしまいます。生成AIを上手にネットショップで使える人というのは、売った経験のある人が確実に勝てます。結局生成AIは手段に過ぎず、キャッチコピーや文章、写真などを自動的にできるとしても判断するのは人ですから、売った経験が必須です。どう考えても弱者に厳しいツールで、強者に強いツールだというのはこの先ずっとそうだと思います。それから、当然ながら生成AIには五感がないので、肌の冷たい、熱いとか寒いといったことを理解して人に物を売る、言葉を作る、ページを作るというのは多分半永久的にできないと思うのです。やや詳しい人が、シンギュラリティが来る、といったことを言いますが、それは一体いつなのだろう、と思うのです。だからEコマースに関しては、生成AIはどちらかというと自分の持ってなかった視点や概念を探るツールであり、それを活用するのはやっぱり売った経験だと思います。ではその売った経験をどこで鍛えるか、という話ですが、Eコマースで成功している人はかつてYahoo!オークションをやっていた人が多いです。自分でオークションをするときに情報がたくさん出ていますよね。それを自分で仕入れて、自分で噛み砕いて出すということに慣れているのだと思います。生成AIとのコミュニケーション能力、いわゆる良質のプロンプトをアウトプットする力がすごく問われるんです。多分、今後皆さんができる人が見つかっていく中で、プロンプトのやり方というのも情報が出てくるわけで、もっと生成AIの進化が進んでから活用するのでもいいと思っています。▽EC運営で理解すべき市場のニーズネットスーパーについてのデータをお伝えすると、最新の2023年度では実施率が20.7パーセントで、実店舗の2割ぐらいはネットスーパーをやっているのです。しかし、全体のスーパーマーケットの売り上げの中で、ネットスーパーが占める売り上げ割合は、2021年から2023年にかけてほぼ伸びてないのです。これだけコロナ禍があり、世の中タイパだと言っていても、です。ネットスーパーをやっている店だけが増えていて、利用者は全然増えていないのです。要するに、買い物とは利便性じゃなくて、当日行った時のワクワク感が求められるのかなと思います。便利になったからといって便利なことを使うとは限らない。買い物とはエンターテイメントだということですね。だから実は、僕がネットショップを始めた20年前と変わらなくて、Eコマースは究極エンターテインメントとSEOだと思います。でもSEOが昔ほどテクニカルではなくなっています。▽EC運営と採用のノウハウEコマースに関しては、副業とリモートワークがポイントだと思います。副業で都内の40代50代の人をうまく地方の人が使うと同時に、リモートワークでライフワークバランスを重視したいという人を、給料をちょっと抑えながら雇うという方法が良いと思います。Eコマースで働く人を出社させるのは物理的に無理じゃないかと感じます。経験者と新卒が雇えない業界といえるのではないでしょうか。経験者はものすごく給料高いし、新卒がすぐ戦力になる業界でもない。また実店舗と同様にネットショップでも接客は重要で、テキスト化できる人、人間性がある人が求められます。外注も利用価値があり、お金を払ってやってもらっている分、お互いの関係性をよくすることが大事です。最近は採用するのにコストがかかるので、いかにやめさせないかということも大事なのかもしれません。離職率がすごく低い会社を調べてみると、採用した子の親を呼んだ食事会をやっているとか、親に対して手紙を書く、または入社式に親を呼んで、息子さんを預かりました、ぐらいのところなのです。このご時勢になって、おかげ様です、という感謝の気持ちをしっかり会社のロジック入れているところは、意外に離職率が低いのです。なぜなら、最初に子供が会社の愚痴を言うのは親であろうと思います。そう考えると、親と会社の相互理解はとても大事なので、Eコマースの社長さんはそのあたりが抜けてしまっているように感じます。10年で640社を取材して得た気づきです。#ECの未来一覧はこちら #ネットショップ #EC 00:00 ダイジェスト00:20 生成AIをどう活用する? 08:19 EC運営で理解すべき市場のニーズ 12:19 EC運営と採用のノウハウ22:40 10年640社の取材で得た知識をゲット!22:43 EC運営代行サヴァリ株式会社のご案内_________________________________________________________________________________【関連動画】_________________________________________________________________________________前編:【竹内謙礼】もう商品数を増やす時代は終わりました!ネットショップ成功者が語る真実とは【EC・ネットショップ・楽天・Amazon】https://youtu.be/wUro_GDDVPQ_________________________________________________________________________________【再生リスト】_________________________________________________________________________________ECコンサルタント編:https://youtube.com/playlist?list=PLJbJEm6SK_oAfbQkk5TKKvVjDzF7TP0dg&si=MXzYWVlSVe7cLpuM~第298回 ゲスト~竹内 謙礼 氏有限会社いろは代表取締役有限会社いろは代表取締役。楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞した他、数多くのネットビジネスの受賞履歴あり。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通しており、個人事業主の小規模なネットショップ運営から大企業のネット通販事業まで、幅広くノウハウを提供している。日経MJにおいて、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を10年間、600回以上執筆中。著書に「ネットショップ運営攻略大全」「ネットで儲ける王様のカラクリ」(技術評論社)「検索刑事」「ネットで売れるもの売れないもの」(日経BP)他 著者多数https://savari.jp/columns/ecidentify/category/episode298/▼ポットキャストでも毎週水曜日同時配信。https://podcasters.spotify.com/pod/show/ecnomirai▼コメントお待ちしています!高評価も次の動画制作の励みになります!!─[ お問合せ ]────── 出演者へのご質問、お仕事のご依頼はこちらから サヴァリ株式会社 03-6825-5538 https://savari.jp/contact/ 公式LINEで最新動画配信中! 友達追加:https://lin.ee/u5STq3B──────────
生成AIの進化が進む中、ネットショップ運営においては「売った経験」が不可欠です。AIはあくまで視点を広げる手段であり、判断や魅せ方は人間に委ねられます。また、Eコマースの本質は今も昔も変わらず、エンタメ性とSEOの両立がカギです。さらに、採用では副業・リモートを活用し、接客力や人間性を重視すること、親との信頼構築も離職防止に有効であると多くの現場で実感されています。竹内氏に『EC運営と経営の未来』についてお話をお伺いしました!▽生成AIを活用したネットショップの未来は生成AIは、使う人のリテラシーが測れてしまいます。生成AIを上手にネットショップで使える人というのは、売った経験のある人が確実に勝てます。結局生成AIは手段に過ぎず、キャッチコピーや文章、写真などを自動的にできるとしても判断するのは人ですから、売った経験が必須です。どう考えても弱者に厳しいツールで、強者に強いツールだというのはこの先ずっとそうだと思います。それから、当然ながら生成AIには五感がないので、肌の冷たい、熱いとか寒いといったことを理解して人に物を売る、言葉を作る、ページを作るというのは多分半永久的にできないと思うのです。やや詳しい人が、シンギュラリティが来る、といったことを言いますが、それは一体いつなのだろう、と思うのです。だからEコマースに関しては、生成AIはどちらかというと自分の持ってなかった視点や概念を探るツールであり、それを活用するのはやっぱり売った経験だと思います。ではその売った経験をどこで鍛えるか、という話ですが、Eコマースで成功している人はかつてYahoo!オークションをやっていた人が多いです。自分でオークションをするときに情報がたくさん出ていますよね。それを自分で仕入れて、自分で噛み砕いて出すということに慣れているのだと思います。生成AIとのコミュニケーション能力、いわゆる良質のプロンプトをアウトプットする力がすごく問われるんです。多分、今後皆さんができる人が見つかっていく中で、プロンプトのやり方というのも情報が出てくるわけで、もっと生成AIの進化が進んでから活用するのでもいいと思っています。▽EC運営で理解すべき市場のニーズネットスーパーについてのデータをお伝えすると、最新の2023年度では実施率が20.7パーセントで、実店舗の2割ぐらいはネットスーパーをやっているのです。しかし、全体のスーパーマーケットの売り上げの中で、ネットスーパーが占める売り上げ割合は、2021年から2023年にかけてほぼ伸びてないのです。これだけコロナ禍があり、世の中タイパだと言っていても、です。ネットスーパーをやっている店だけが増えていて、利用者は全然増えていないのです。要するに、買い物とは利便性じゃなくて、当日行った時のワクワク感が求められるのかなと思います。便利になったからといって便利なことを使うとは限らない。買い物とはエンターテイメントだということですね。だから実は、僕がネットショップを始めた20年前と変わらなくて、Eコマースは究極エンターテインメントとSEOだと思います。でもSEOが昔ほどテクニカルではなくなっています。▽EC運営と採用のノウハウEコマースに関しては、副業とリモートワークがポイントだと思います。副業で都内の40代50代の人をうまく地方の人が使うと同時に、リモートワークでライフワークバランスを重視したいという人を、給料をちょっと抑えながら雇うという方法が良いと思います。Eコマースで働く人を出社させるのは物理的に無理じゃないかと感じます。経験者と新卒が雇えない業界といえるのではないでしょうか。経験者はものすごく給料高いし、新卒がすぐ戦力になる業界でもない。また実店舗と同様にネットショップでも接客は重要で、テキスト化できる人、人間性がある人が求められます。外注も利用価値があり、お金を払ってやってもらっている分、お互いの関係性をよくすることが大事です。最近は採用するのにコストがかかるので、いかにやめさせないかということも大事なのかもしれません。離職率がすごく低い会社を調べてみると、採用した子の親を呼んだ食事会をやっているとか、親に対して手紙を書く、または入社式に親を呼んで、息子さんを預かりました、ぐらいのところなのです。このご時勢になって、おかげ様です、という感謝の気持ちをしっかり会社のロジック入れているところは、意外に離職率が低いのです。なぜなら、最初に子供が会社の愚痴を言うのは親であろうと思います。そう考えると、親と会社の相互理解はとても大事なので、Eコマースの社長さんはそのあたりが抜けてしまっているように感じます。10年で640社を取材して得た気づきです。#ECの未来一覧はこちら #ネットショップ #EC 00:00 ダイジェスト00:20 生成AIをどう活用する? 08:19 EC運営で理解すべき市場のニーズ 12:19 EC運営と採用のノウハウ22:40 10年640社の取材で得た知識をゲット!22:43 EC運営代行サヴァリ株式会社のご案内_________________________________________________________________________________【関連動画】_________________________________________________________________________________前編:【竹内謙礼】もう商品数を増やす時代は終わりました!ネットショップ成功者が語る真実とは【EC・ネットショップ・楽天・Amazon】https://youtu.be/wUro_GDDVPQ_________________________________________________________________________________【再生リスト】_________________________________________________________________________________ECコンサルタント編:https://youtube.com/playlist?list=PLJbJEm6SK_oAfbQkk5TKKvVjDzF7TP0dg&si=MXzYWVlSVe7cLpuM~第298回 ゲスト~竹内 謙礼 氏有限会社いろは代表取締役有限会社いろは代表取締役。楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞した他、数多くのネットビジネスの受賞履歴あり。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通しており、個人事業主の小規模なネットショップ運営から大企業のネット通販事業まで、幅広くノウハウを提供している。日経MJにおいて、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を10年間、600回以上執筆中。著書に「ネットショップ運営攻略大全」「ネットで儲ける王様のカラクリ」(技術評論社)「検索刑事」「ネットで売れるもの売れないもの」(日経BP)他 著者多数https://savari.jp/columns/ecidentify/category/episode298/▼ポットキャストでも毎週水曜日同時配信。https://podcasters.spotify.com/pod/show/ecnomirai▼コメントお待ちしています!高評価も次の動画制作の励みになります!!─[ お問合せ ]────── 出演者へのご質問、お仕事のご依頼はこちらから サヴァリ株式会社 03-6825-5538 https://savari.jp/contact/ 公式LINEで最新動画配信中! 友達追加:https://lin.ee/u5STq3B──────────
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