ロボットは、動く前に「考える」と本当に上手くなるのか。カーネギーメロン大学の最新研究「ℛ³」を、できるだけやさしく解説します。
カメラの映像を見て自然な文章でぶつぶつ考える"司令塔"が、実際にアームを動かす"実行役"に短い指示を出す──この二段構えにしたところ、未知のタスクでの成功率が大きく改善。腕に隠れて見えないブロックを推理で当てにいったり、自分の計画を途中で撤回したりと、挙動がやけに人間くさいのも見どころです。
決定打は「考える言葉を途中で打ち切る」意地悪な実験。ある課題では成功率が約69パーセントから20パーセントまで急落し、"本番で考えること"そのものに効果があると示されました。買い物の袋詰めタスクでも成功率は38→48パーセントへ。
家事ロボットが独り言をつぶやきながら片づけをする未来、思ったより近いのかもしれません。