FPで副業&独立!行列のできるFP事務所

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By 行列のできるFP事務所プロデューサー 林健太郎BusinessMarketing
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FPで副業&独立!行列のできるFP事務所 episodes

  • CFPが独立、集客するための戦略とは
    こんにちは。行列のできるFP事務所プロデューサーの林です。
    FPと一口にいっても、さまざまな資格があります。
    今回は、その中でもFPの民間資格の最上位であるCFP®資格を持っている人向けに、CFP資格で独立・集客していくためのポイントについてCFP認定者の林がお話します。
    動画で学びたい方はこちら
    CFPが独立、集客するための戦略とは(レジメPDF)ダウンロード
    CFPは国際的に認められた資格
    FP資格にもFP技能士、AFP、CFPなどさまざまな種類があります。
    FP技能士は、国家資格であり、難易度は1~3級に分かれており、日本FP協会と金融財政事情研究会の2団体が実施しています。FP1級は、学科試験と実技試験それぞれに受験資格があります。
    AFP・CFPは民間資格であり、難易度としては、AFPは2級FP技能士、CFPは1級FP技能士と同等水準です。日本FP協会が実施しています。FP技能士とは異なり、資格には有効期限があり、2年ごとの資格更新に一定の継続教育が義務付けられています。その点、知識のブラッシュアップが定期的にされるため、FP技能士よりも最新の知識を持っている資格といえるかもしれません。
    以下、FP技能士とAFP・CFP認定者の受験資格・要件の違いについてまとめてみました。CFP認定者にとってはおさらいになりますが、資格の価値を再認識してもらえればと思います。
    FP協会HPより著者作成
    この中でもCFPとはどのような資格なのでしょうか。
    CFP資格取得されている方は、すでにご存じだと思いますが、改めておさらいしてみましょう。
    CFPは、1972年に創設されたアメリカのFP資格です。現在、CFP資格は、世界24か国・地域で導入されています。世界で信頼されるプロフェッショナルFPの証であるとされています。
    CFP資格は、認定要件の「4E」と実務指針の「6ステップ」をコンセプトに、世界で認められた共通水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できる証明となっています。
    「4E」は、CFPとして認定されるための要件です。
    FP教育カリキュラムの修了、実務遂行に必要なレベルに達していることの証明である試験合格、CFPエントリー研修・経験3年以上・2年ごとの資格更新、「会員倫理規程」の順守について約定書に署名など、さまざまな要件を満たして初めてCFPとして認定されます。
    「6ステップ」は、顧客に最適なアドバイスを行うために踏む必要があるプロセス・実務指針のことです。相談業務を行うには、この6ステップに沿って進めていく必要があります。
    「6ステップ」は、顧客に最適なアドバイスを行うために踏む必要があるプロセス・実務指針のことです。相談業務を行うには、この6ステップに沿って進めていく必要があります。
    4つのE(認定要件)
    6ステップ(実務指針)
    Education(教育)
    1 顧客との関係確立
    Examination(試験)
    2 顧客のデータ収集・目標の明確化
    Experience(経験)
    3 顧客情報の分析と評価
    Ethics(倫理)
    4 ファイナンシャルプランの作成と提示
     
    5 ファイナンシャルプランの実行援助
     
    6 ファイナンシャルプランの見直し
    日本FP協会HPより著者作成
    上位資格のCFPだから集客できるというわけではない!
    このように、CFPの資格は、世界的な共通水準を満たした信頼性の高い資格です。
    一定の知識があることのみでなく、一定の実務経験や研修を受講したことも証明されています。
    しかし、この資格を取得しただけで独立して成功できるかどうかは、また別問題です。
    現代では弁護士や税理士など難関の国家資格を持っている人でさえ、集客に困っています。イソ弁、ノキ弁などという言葉はご存知かもしれませんが、一部のボス的士業が依頼を獲得し、その他は集客できても低単価ばかり…という状況です。
    CFP認定者も同じことで、FPとして一定の能力・素質があることは保証されていますが、独立系FPとして食べていけるかは、個人の能力・集客力によって変わります。
    そこで、CFP認定者として独立集客したいならCFPの専門性を活かした「専門特化型相談」業務がおすすめです。
    金融商品、住宅ローン、保険、年金などあらゆる分野に対応するFPよりも、「生命保険専門」や「住宅購入相談専門」、「年金専門」など自分の強みを活かして、特定の分野で実績を上げていく方が、他のFPとも差別化しやすく、専門性をアピールできて、信頼性を得やすい傾向にあります。
    また、CFPは取得に様々な要件がある分、得られるメリットも多々あります。例えば、FPとしての信頼性が上がったり、FP業務を行う自信に繋がったり、CFPの資格を持っているおかげでオファーが来たりすることもあります。そのほかにも、CFPの資格を持っている人ならではの特権があります。
    この記事では、CFPの2つの特権を紹介します。
    1つ目は、CFP検索システムを活用できること。2つ目は、「くらしとお金のFP相談室」の相談員になれること。これらを活用することによって、集客力アップや実績を積んで知名度を上げることができます。
    また、丁寧な仕事をしてCFPの高い専門性を理解してもらえれば、顧問契約を結ぶことができます。顧問契約は、継続的にFPとしてのサービスを提供する契約になります。
    例えば、ライフプランに沿って「いつまでにいくら準備する」といった目標達成のためのアドバイスや、事情・環境が変化した場合の財政的な問題解決のためのサービスを定期的に提供していきます。
    お客様にとっても、自分の財政状況をよく把握しているFPに相談することができ、安心感があります。FPにとっても、お客様の真の悩み解消につながるほか、安定的な収入を見込めるため、双方大変メリットのある契約になります。
    日本FP協会「平成23年ファイナンシャル・プランナー業務調査」では、顧問契約料の中央値は月額1万円となっています。また、顧問契約の主な業務内容は、金融資産運用設計業務が最も多いようです。以下のグラフは、顧問契約を締結しているFPの割合です。
    日本FP協会「平成23年ファイナンシャル・プランナー業務調査」のデータより著者作成
    金融資産運用設計業務とは、ライフプランをもとに、目的に合わせた金融資産の蓄え方や運用方法について、適切にアドバイス・提案する業務です。この業務は、金融・経済についての専門的な知識や日々変化する市場の動きを見る目が必要です。
    この業務の顧問契約締結率が高い理由としては、債券、株式、投資信託などのファンドは、刻一刻と変動があるため、顧問契約を締結して、継続的にFPのアドバイスを受けることができるのは、お客様にとって大きなメリットとなるためです。
    また、ライフプランニングについても、一度きりの相談であれば、今後目標達成するかどうかは、お客様の努力次第にもなってしまいます。一方、顧問契約を締結し、FPからの定期的な見直しとアドバイスを受けることができれば、目標達成の近道になることでしょう。
    保障・補償設計については、保険の見直しは数か月ではなく、数年単位であるため、継続的というより、断続的にアドバイスが必要なものになってきます。部分部分でのFPによるアドバイスが必要とされているため、顧問契約を締結しているFPの割合は、比較的低めとなっています。
    それでは、CFPの2つの特権について紹介していこうと思います。
    ぜひ顧問契約も一つの目標として念頭に置いて、活動してみてください。
    CFPの特権!CFP認定者検索システムをフル活用
    CFPとして認定されると、CFP認定者検索システムに登録することができるようになります。
    CFP認定者検索システム
    CFP認定者検索システムとは、CFP認定者へFP相談や講演、執筆等の業務依頼をしたい人が、CFP認定者を検索できるシステムです。
    検索結果には、CFP認定者自身が登録申請した内容が掲載されます。具体的には、1時間当たりの相談料金や講演料金、FP関連の業務経験(相談経験、講師・講演経験、執筆経験)、プロフィールや経歴、対応可能分野、営業範囲(都道府県)などを掲載することができます。
    現状のCFP認定者検索は女性に大変有利なようです。CFPの検索システムから、有料相談に繋がっているのは、現時点で女性が多いと聞いているからです。
    FPの男女比率を見ると、男性の割合の方が高いですが、家計管理の悩みを抱えているのは女性が多く、同性のFPの方が相談しやすいのかもしれません。悩み事の中には、妊娠や出産といった女性が深くかかわるライフイベントも関係していることがあるため、女性のFPに相談したいが、数が少ないため、ネット検索で探しているのかもしれません。
    女性FP(特にCFP認定者)が男性より相対的に少なく、目立っているのかもしれません。
    どちらにしても、CFP検索システムに登録しておいて損はなさそうです。
    そして、一
    16 min
  • ウェブライターFPが副業を超えられない理由とは
    こんにちは。行列のできるFP事務所プロデューサーの林です。
    Google
    アップデートという言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、 Google が検索アルゴリズムを変更して記事の検索順位が変わることを意味しています。
    2019年9月のアップデートではそこそこ大きな順位変動があったようでこのアップデートについてわかりやすい解説記事がありましたのでご紹介しますね。
    それに伴い寄稿(
    ウェブライター)している FP さんにも大きく関係することがありますのでその点についてお話ししてみます。今後 FP としてしっかり稼ぎたいと考えているなら最後までじっくりお読みください。
    この記事の要点
    FP にとってウェブライティングは有利になりつつある一方、寄稿で稼ぐということと FP で集客して稼ぐことは別物
    集客を仕組み化して稼げば、記事単価数万円(弊所事例で1記事4万円)など、一般的な原稿料とは比べ物にならない単価を得ることも可能
    プロライターになるか、集客して稼ぐか、どちらに進むかはあなた次第
    動画で学びたい方はこちら
    ウェブライターFPが副業を超えられない理由とは(レジメPDF)ダウンロード
    ぜひ読んで欲しいGoogleアップデートの分析記事
    先日、こちらの記事が話題になりました。
    【2019年9月】GoogleのSEOアップデートを分析しました【戦略公開】
    僕もこの記事を読みまして、非常に参考になりました。また僕の実践者コミュニティ内でもシェアしていただいた方がおられ(ありがとうございます!)、学んだFPも多いと思います。
    この記事のポイントは三つありまして
    独自コンテンツに集中する 専門性の高い内容であるか 外注の量産記事ではないか
    です。今後これらが非常に大事になってくると、記事では推測しています。
    実はこれらの点に関しては今までも言われてたことなんですが、改めて
    Google アップデートによって強く認識されたということではないかと個人的に思っています。
    で、FP にとっての今後の影響なんですがお金を頂いて寄稿している( ウェブライティングの)FPにとっては有利になっていくのではないでしょうか。
    今まで様々なオウンドメディアが立ち上がってきてそれなりに成功を収めているようですが、今後は量産ではなく記事品質を高める方向にシフトしていくことが予想されます。
    ということは当然ながら高い専門性を備えた
    FP の記事の価値が高まることになります。そうなれば、必然的に執筆単価も上がっていくというわけですね。
    ただしこの状況を単純に喜んでいいわけではありません。その理由についてお話していきたいと思います。
    あなたがなりたいのはライター?それともFP?
    近年、ウェブライターとして活動しているFPさんも多いようです。中には、複数のサイトに毎月何本もの記事を寄稿し、月数万円の収入を得ている方もおられます。年間で100万円程度の収入になることもあり、特に共働きの女性FPに人気がある印象です。
    今後、この報酬が上がって行くとしたら喜ぶべきことかもしれませんね。
    でも、ここで少し冷静になってしっかり考えて欲しいことがあります。それはあなたがなりたいのはプロのライターですか?それともプロの FP でしょうかということです。
    あなたがもし、毎月寄稿の締め切りに追われ、FPとしての仕事が十分にできていないとしたら…それはプロライターへの道を歩んでいるということです。
    ウェブライター(寄稿)はFPにとって「時間と経験の切り売り」
    僕は何もプロのライターになることが悪いと言いたいわけではありません。むしろライター業で十分に稼げるようになるということはすごいことだと思います。僕なんてこちらの記事でお話ししたように
    FP版集客記事の書き方1「書くか?それとも死か?」
    昔から文章力なんて全くなくて、本当にライターとして大したことはできません。なので執筆だけで大きな金額を稼げる人は本当にすごい才能の持ち主だなと尊敬してしまいます。
    逆に言えば僕にはその程度の才能しかなかったのでプロのライターになるという道は最初から頭になく、
    FP になるしか道はありませんでした。まあだからこそ今こうやってFPとして収入を得ているという結果が得られているわけですが…。
    (ちなみに執筆も立派なFPの仕事の一つですが、この記事ではわかりやすく敢えて分けています)
    あなたが寄稿ばかり書いているとしたら、それはプロライターへの道を歩んでいることになります。今は単価が低いかもしれませんが、本当に良い記事が書けるようになれば、単価も上がっていき、プロとして妥当な報酬が得られるようになるかもしれません。
    でもここでちょっと冷静に「今までの寄稿からあなたのお客様が増えた数」を数えてみてほしいのです。僕の勝手な想像ではありますが、残念ながら、ゼロではないでしょうか。
    僕が知っているFPさんでも、寄稿から相談につながったという話はほとんど聞きません。
    これはなぜかというと、ライター業と相談業ではクライアントが全く別だからです。ほとんどのウェブメディアでは、寄稿記事は単なる情報提供という位置づけで、そこから問い合わせにつなげる導線がありません。つまり、相談業には繋がりません。
    一方でライター業としてのクライアントは「編集部」です。これは記事の質が高ければ、編集部の目に止まって執筆依頼が入る可能性があります。
    つまり寄稿(ウェイブライター)は、ライターとしての実績にはなるけど、FPとして実績にはならず、FP(相談業)としてのストックにほぼならないと言えるでしょう。執筆もできて相談業もできるFPというのはそれこそ例外中の例外です。
    ウェブライティングはFP業としてのストックにならず、FP業の視点では時間の切り売りということになってしまうわけですね。
    そしてあなたがプロライターを目指すわけではないのに、ウェブライティングで稼いでいるとしたら、残念ながらそれが副業収入を超えることはないでしょう。
    FPとして活動するためのライティングとは
    ではあなたが今後FPとして活動していきたいと考えたとき、執筆をどのように位置づければいいのでしょうか。
    実はこちらの動画でも少しお話しています。
    明らかにFPとして活動したいなら、執筆は集客のための手段と位置づけるべきです。そしてそのための最も基本的なメディアがブログ(もしくはコラム追記できるHP)です。
    ブログの構築方法にもちゃんとノウハウがあるのでそれはそれで学んで欲しいのですが、集客できる仕組みをきちんと作った上でブログに記事を投稿していくことでアクセスが増え、その中の一部の読者があなたを信頼し、顧客になってくれます。
    他メディアへの寄稿との最大の違いは「ブログにはあなたのための集客導線が張られている」ということです。他メディアに「あなたのための」集客導線はほとんどありません。
    この記事の冒頭でも話したように今後、独自コンテンツと専門性の高い内容が重要視されていきます。これは
    Google がそう言っているからではなく、読者がそういう情報を求めているからです。
    であればあなたが提供できる独自コンテンツとそれを求めるターゲットを設定しニッチでも専門性の高いブログ運営ができればアクセスが来ないわけがありませんよね?
    そしてそこに集客導線があれば、
    必然的に集客できて、FP業の実績につながるということです。
    専門性と聞いて怖気づく必要はありません。FP2級やAFPレベルでも専門性が高いといえますし、さらにそれにあなたの経験や知識を組み合わせることで独自コンテンツを作ることはさほど難しいことではありません。
    僕にしたって、全く関係ない異業種(メーカー)からFPに参入してやっていけてるわけで、要は工夫次第です。
    ウェブ集客というのはまぐれでもなんでも無く、きちんと計算された集客戦略なのです。
    記事は集客のための手段。
    あなたの記事は、きちんと集客に繋がっていますか?
    プロライターと集客とではどちらが儲かる?
    ここまでお話してきましたが、僕はプロライターがダメとも言ってないわけです。それは人それぞれであって、やりたい方に進めばいいと思います。
    ではどちらを選ぶべきか、FPらしくコスパを考察してみるのも一案でしょう。
    僕の事例で恐縮ですが、2018年の僕の事務所売上を同じ年の投稿記事数で割って、1記事あたりの売上に換算すると1記事あたり3.9万円と、約4万円になります。去年、一時期試しに記事数を増やした時期があるので、もしそういうのがなければもっと高く、5万円ぐらいにはなっていたかもしれません(負け惜しみです 笑)。
    1記事あたり4万の売上が高いか低いかは、もちろん議論の余地があります。相談業の時間もありますので、単なる記事単価で比較するのもちょっとずるい感じもしますが、とりあえず今回はシンプルにこれで考えます。ちなみに僕の集客はほぼウェブ経由ですので、上記の計算自体は間違っていません。
    プロライターから見れば、1記事4万でも安いでしょう。あちらは1記事10万円以上の世界ですからね。ですのでプロライタ
    18 min
  • ファイナンシャルプランナーの魅力を現役FPが解説してみた
    こんにちは。行列のできるFP事務所プロデューサーの林です。
    ファイナンシャルプランナー(FP)という資格は、よく耳にすると思います。
    では、具体的にどのような勉強をするのでしょうか?誰でも取れる資格なのでしょうか?また、FPを取得した後、どのような場でこの資格を生かすことができるのでしょうか?
    この記事では、そんな疑問を解消するべく、簡潔にまとめてみました。
    動画で学びたい方はこちら
    (
    ファイナンシャルプランナーの魅力を現役FPが解説してみた(レジメPDF)ダウンロード
    ファイナンシャルプランナーとは?
    そもそも、ファイナンシャルプランナー(FP)とは、どういう資格なのでしょうか?
    ファイナンシャルプランナーには30年ほどの歴史があります。こちらのサイトにFPの歴史が分かりやすくまとめられていましたので、一度ぜひ読んでみてくださいね。
    ファイナンシャルプランナーの歴史を知ろう
    もともと保険外交員から始まっていることから、FPと保険販売・仲介との相性が良いことがうかがえます。実際、多くのFPが保険販売・仲介業を営んでいるようです。また2011年の東日本大震災後、被災者支援を行ったことからFPの認知度が向上しました。
    FP(正式名称はファイナンシャルプランニング技能士、以下FPまたはFP技能士)は国家資格です。民間資格のAFP・CFP®もありますが、これらは後ほど説明します。
    そして、資格を持っていなくてもFPの仕事はできますが、資格を取得して初めてFP技能士だと名乗ることができます。そのため、信頼性の高い資格といえます(ただし単に「ファイナンシャルプランナー」と名乗ることは誰でもできます)。
    FP技能士は1級~3級まであります。FPとして働きたい方は、2級以上を目指すことをおススメします。
    FPは、一言でいえば、「お金の専門家」です。
    人生は、進学・就職・結婚・出産・子育て・老後など、ライフイベントが盛りだくさんです。それらのイベントを楽しむ・乗り越えるためにも、資金計画が重要になってきます。
    その資金計画を立てる際に頼りにされるのが、ファイナンシャルプランナーです。個人のライフプランに合わせて、お金に関する相談・アドバイスを行います。
    ファイナンシャルプランナーって役に立つの?
    ぶっちゃけ、FPといっても名称独占というだけで、ホントの役に立つの?といぶかしげにこの記事をお読みのあなた。
    ファイナンシャルプランナー(FP)の活躍の場は、たくさんあります。
    企業内でも、独立・開業でも、どちらでも選択できます。
    社内FPの例としては、銀行、保険・証券会社、不動産業界にて、自分が担当するお客様に向けて、保険や住宅ローンなどの相談に乗ることが挙げられます。
    また、大企業では、社員に向けてライフプランの相談に乗るなど、FPの知識を発揮する場もあるかもしれません。
    そのほか、FPとして講演会を開いたり、執筆活動を行ったりすることもできます。進学支援や就労支援のために、高校や大学で相談会を開くこともあるようです。
    ファイナンシャルプランナーの資格のとり方
    ファイナンシャルプランナー(FP)の資格は2級を目指す方が多いのではないかと思います。この記事では、FP2級の資格の取り方について、簡単に説明していきます。
    より詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
    AFPからCFP®認定者、FP1級までの道のり。ステップアップでFP資格を取る手順まとめ
    まず、2級の受験資格は、以下のいずれかを満たす必要があります。
    3級技能検定の合格者 FP業務に関し、2年以上の実務経験を有する者 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
    基本は、1.のとおり、FP3級に合格してから、FP2級を受験する方法です。
    同時受験はできないので、最短で7か月程度かかることになります。独学であれば、2級・3級の受験料とテキスト代のみになるので、金銭負担は少ないです。
    急ぎの方であれば、3.のAFP認定研修がおすすめです。
    数万円受講料がかかりますが、最短3~4か月で資格取得することができます。研修終了と同時にAFPの資格を取得できるメリットもあります。
    ちなみに、AFPは日本FP協会の民間資格で、2年ごとに更新が義務付けられています。
    AFPに登録すると、年会費はかかりますが、毎月会報誌が送付されます。金融や経済などの最新情報を得ることができるので、FPの仕事にも役立ちます。
    また、FPの資格には2種類あります。
    日本FP協会認定の資格と金融財政事情研究会認定の資格です。
    どちらも同じFPの資格ですので、ご安心ください。
    ただし、試験内容に違いがありますので、注意が必要です。
    FP2級試験の概要を以下にまとめました。
     
    日本FP協会 金融財政事情研究会 学科試験 マークシート形式60問 (120分) 同様 実技試験 記述式 40問(90分)【科目】 資産設計提案業務 事例形式 5問(90分) 【科目(1つ選択)】 個人資産相談業務 生保顧客資産相談業務  損保顧客資産相談業務 中小事業主資産相談業務
    FPの試験は、年3回(5月・9月・1月)実施されます。
    ただし、時期によって、実技試験の選択科目の数に変動があります。選択したい科目があるときは、受験時期に注意が必要です。
    (個人資産と生保顧客資産は常に選択できますが、損保顧客資産は9月のみ、中小事業主資産は9月及び1月のみ選択できます。)
    受験料は、学科と実技で8,700円(学科のみ4,200円、実技のみ4,500円)です(2019年9月現在)。
    試験内容としては、以下の全6科目から出題されます。
    ライフプラン リスク タックス(税金) 不動産 相続 金融資産
    学科試験はマークシート形式、実技試験は記述式となっています。
    ‘実技’試験といっても、資料を読み解く問題で、重要テーマから出題されることがほとんどなので、あまり怖がらずにしっかり基本を押さえておきましょう。
    学科・実技試験それぞれ60%以上正解すれば、合格です。
    合格率は、学科が25~35%以上、実技が35~50%以上で、国家資格試験の中では比較的合格しやすい試験となっています。
    勉強時間の目安は、150~300時間です。
    毎年似たような問題が出題されますので、過去問を繰り返し解き、基本をきちんとおさえておけば、一発合格も可能でしょう。
    ファイナンシャルプランナーの活用法
    ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得したら、実際にどのように役立つのでしょうか?
    以下のとおり、4つのメリットを挙げてみました。
    就職・転職に有利になる。
    FPの資格取得が募集条件になっていたり、FPに関連する職種だったりすると就職・転職活動の際の自己PRとして有効に使えます。ただし実際にPRする場合は最低でもFP2級が必要で、FP1級が望ましいです。
    FPとして独立・開業が目指せる。
    FP資格を取得し、FPを名乗って開業することも可能です。FP2級でも丁寧に相談に乗ることで、ビジネスとして稼いでる人はたくさんいます。
    独立開業するということは集客できなければ全く稼ぐことができない厳しい世界でやっていくということでもあります。そういった厳しい面はありますが、その反面、お客さんからの直接反応がえられるなど、企業の
    FP では得られないやりがいと充実感があります。
    また収入にはリスクがありますが必ずしも収入が低いという意味ではありません。アイデアと努力しないでいくらでも稼げますので、企業内
    FP のような収入の上限もないのです。
    実際僕は独立 FP として活動していますが月収70万円、月収100万超も経験していますから実際に収入の上限がないことも理解できるでしょう。
    ファイナンシャルプランナーの副業や独立に興味のある方は、こちらの人気記事も参考にしてくださいね。
    月収+50万を目指す、週末起業としてFPで独立することの可能性を考えてみた。
    仕事の幅が広がる。
    例えば、銀行や保険会社・証券会社に勤めている方であれば、営業活動の一環として、FPとして保険の相談に乗ることができます。FP を名乗ればお客様からの信頼もアップするでしょう。
    また、不動産業界の方であれば、住宅ローンの返済計画の相談、税理士の方であれば、中小企業の社長の個人的なお金の相談など、業務の幅が広がり、仕事のスキルアップに繋げることができます。
    自分自身の家計管理に役立つ。
    FPを勉強することで、資金計画が自分でできるようになります。
    また、保険や住宅ローンの選び方も見極められるようになるので、情報に流されて損することを防ぐことができるでしょう。
    ファイナンシャルプランナーの魅力まとめ
    ファイナンシャルプランナー(FP)の資格取得の方法、メリットなどについてざっと説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
    FPは、人生に
    19 min
  • ファイナンシャルプランナーでは食えない!?単に資格依存の甘い考えじゃないですか?
    今回の記事では、ファイナンシャルプランナーの資格を活用して、独立・開業したいけど、収入面はどうなのか不安に思っているあなた向けに、FPの収入や稼ぐための方法についてまとめてみました。
    なお、どんな職業でも同じですが、楽して稼ぐような話では決してありません。ファイナンシャルプランナーだから食えない、他の職業だったら食える、みたいな甘い考え方をしている人はこの記事を読んでも意味がありませんし、そもそもどんな職業についても稼げないと思います。
    と、のっけから厳しめの事をいいましたが、まぁ、ちゃんとプロ意識で仕事している人にとっては当たり前の話なのでご安心ください。
    動画で学びたい方はこちら
    ファイナンシャルプランナーでは食えない!?単に資格依存の甘い考えじゃないですか?(レジメPDF)ダウンロード
    改めてファイナンシャルプランナーの分類
    さて、ご存じだと思いますが、ファイナンシャルプランナーについて改めて説明します。
    ファイナンシャルプランナーは、大きく企業系FPと独立系FPに分かれます。
    企業系FPは、銀行、保険・証券会社、不動産業界など企業に所属するFPのことです。顧客サービスや営業などお客様と直接お話する中で、ライフプランの相談に乗ったり、保険・金融商品の提案や住宅ローンの相談に乗ったりします。
    独立系FPは、独立・開業し、個人で活動するFPのことです。簡単に言えば、自分の事務所を構えている企業に属さないFPです。自分の事務所といっても、自宅で活動する人もいれば、自宅以外の飲食店やシェアオフィスなど様々な場所で活動している人もいます。
    僕は、独立系FPとしての魅力は、主に3つあると思います。
    一つ目は、お客様の“真の利益”を考えて、相談に乗ることができるところです。
    企業系FPだと、どうしても営業やノルマがあるので、自社の商品に偏るなど、お客様の利益よりも自分の会社の利益を優先しがちになります。その反面、独立系FPは、そういった縛りが少ないため、様々な商品から、お客様のニーズにあった商品を紹介しやすいんですね。
    何より、FPという看板を個人で背負っているため、お客様にメリットがある商品を紹介して、信頼関係を築いていく必要があります。そのため、お客様のお金に関する悩みを解決したい、お客様がよりよい人生を歩むための力になりたい思いが強い人に向いている職業ではないかなと個人的には思います。
    二つ目は、自分の好きな時間に好きなだけ働けるというところ。
    フリーランス全てに言えることでもありますが、朝昼晩、土日でも空いた時間に働けるので、自分に合った働き方ができます。バリバリ働いて稼ぐスタイルでも、育児や家事の合間に働くというスタイルでも、どちらでも実現可能です。
    三つ目は、稼いだ分だけ、自分の収入になるというところです。
    こちらは、独立系FPのメリットにもデメリットにもなりえます。
    企業系FPの収入は、多少差はあっても、所属する会社から毎月安定した給料が支給されます。一方、独立系FPはフリーランスであるので、稼げば稼ぐほど自分の懐に入ってきます。何千万稼ぐ人もいます。ただし、自分の能力にも左右されますので、稼げない人は全く稼げません。独立系FPの収入はピンキリです。
    このように、独立系FPは、自分にあったスタイルで、お金にまつわる悩みを解決して、お客様の力になりたい、やりがいを感じたいあなたにおすすめの職業です。
    ただし、FPの独立・開業に魅力を感じているあなたも、本当に稼いでいけるのか?どれくらいの収入が見込めるのか?稼ぐにはどうしたらいいのか?分からなくて不安に思っていることだと思います。
    そんなあなたのために、独立系FPの現状と稼いでいくための方法について紹介していこうと思います。
    【断言】FP資格だけでは食えません
    タイトルどおり、残念ながら、これが現実です。
    FPの資格は比較的取りやすい資格であり、現在では全国に約18万人資格取得者がいます。この数字だけ見ても、“資格だけ”では、現実は厳しいことが分かるかもしれません。
    もちろん資格に意味がないわけではなく、僕自身CFP®認定者ですが、大変実用的な資格だと思っています。でも資格が食わせてくれるわけではないというのも実感しています。資格をとったら仕事が上から降ってくる、そんな甘い考えを持っているなら、悪いことはいいません。やめたほうがいいです。
    実際に、FPの資格者はどれくらいの年収なのでしょうか?
    以下に企業系FP及び独立系FPの年収について、グラフにまとめてみました。
    (『年収ラボ(平成26-27年度版)』や日本FP協会発表の『ファイナンシャルプランナー業務調査(平成23年)』のデータを参考にしています。)
    年収についてはこちらの記事にも詳しく書きましたので、参考にしてください。
    独立系FPの年収データまとめと、FPが年収アップする対策まとめ
    まず、企業系FPの年収についてですが、以下のとおりです。
    不動産業界 633万円 銀行業界 647万円 証券業界 760万円 損害保険業界 894万円
    グラフから見ても分かるとおり、サラリーマンの平均年収が415万円だということからすると、FPの属する業界は比較的年収が高い傾向があります。FPの資格保有者は、資格手当がもらえる場合もあります。また、大企業であるほど年収も高くなる傾向にあり、個人の年齢やキャリアにもよりますが、年収1000万円以上稼いでいる人もいます。
    次に、独立系FPの年収についてですが、平均年収は305万円、中央値は50万円という調査結果となっています。サラリーマンの平均年収が415万円なので、年収としてはかなり低めであることがうかがえます。中央値が50万円であるので、稼いでいるFPと稼いでいないFPとでかなり年収に差が開いていると考えられます。
    (ただし平成23年と、10年近く前の調査結果であることに注意)
    さらに、グラフから、業務経験年数が10年未満までは中央値が変わらず、10年以上、15年以上と業務経験年数が長くなると年収が跳ね上がっていくことが分かります。
    これには、2つの要因があると考えられます。
    一つ目は、FPはお客様との信頼関係が大切な仕事であるため、それだけ信頼関係を築くのに時間がかかるということです。FPの仕事は人の人生設計に携わる仕事です。相談をする上で、お金に関する考え方や収入、貯蓄などプライベートな部分に踏み込むことも多いです。
    そのため、何の看板もないFPに相談するのは勇気がいることであり、やはり評判と実績のあるFPに相談が集中しがちです。その良い評判を築くこと、信頼度を上げることにもある程度年数が必要です。
    二つ目は、単に集客力の高いFPが生き残ったということです。副業程度に考えているなら別ですが、思ったほど売上が確保できずにリタイアするFPもたくさんいるだろう点には注意が必要です。
    ただし、約8年前のデータであるので、現在と多少齟齬はあるかもしれません。高齢化社会が進んで、医療保険や年金への不安が高まっていることや、ネットで気軽にFPを検索できる時代になっていることから、FPのニーズは高まっています。そのため、平均年収も上がっている可能性はあります。ですが、平成23年当時のサラリーマンや業界の平均年収が現在とさほど変わりないことを勘案すると、傾向としてそこまで大きな変化はないように見受けられます。
    独立系FPの平均収入や中央値を見てみると、FP資格のみではうまくいかなそうだということが分かったと思います。それでも、FPとして独立したい!FPとして食べていきたい!というあなたに解決策をお伝えしましょう。
    解決策としては主に2つあります。
    集客力を身に付ける あなたから買う理由を作る
    この2つについて、詳しく見ていきたいと思います。
    集客力を身に付ける
    お客様のお金に関する悩みを解決したい!相談に乗りたい!と思っても、まずはそのお客様に出会わないことには始まりません。
    FPとして稼いでいくためには、第一に集客力を身に付けましょう。
    集客力アップのためには、主に2つの方法があります。
    Ⅰ.情報発信すること
    Ⅱ.足で稼ぐこと
    以上2つについて説明していきます。
    Ⅰ.情報発信(ブログ、メルマガ)
    チラシ配りがメインだった一昔前とは違って、近年ではSNSやブログなどインターネットが普及し、さらに多様化しています。
    そのため、ネットをフル活用して集客するのがおすすめです。
    ネットと一概に言っても、その活用手段はたくさんあります。
    一番おすすめなのが、「メルマガをメインの申込み場所として位置づけ、SNSやブログ等は、メルマガ登録に誘導するための手段とする」ことです。僕はほぼこの方法だけで集客しています。
    メルマガで、自分のサービス内容や活動場所、理念や思いなど伝えます。それらを読んで、相談の予約や申込みをしていただくために、メルマガに登録してもらうツールとしてSNSやブログを位置づけます。
    ネット集客の活用方法として、役割別にまとめてみました。
    認知 ブログ、YouTube、Twitter、Facebook、
    15 min
  • ファイナンシャルプランナーの就職前に知らないと怖いこととは
    こんにちは。行列のできるFP事務所プロデューサーの林です。 
    努力してファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取ったあなた、おめでとうございます! FP 資格を使って有利な就職や転職を考えているかもしれませんね。 
    しかし、FPとして企業に就職するのは業界特有のリスクもあるのはご存知でしたか?経験者として、就職前のあなたに必ず知っておいて欲しいことをお話します。 
    動画で学びたい方はこちら
    ファイナンシャルプランナーの就職前に知らないと怖いこととはダウンロード
    ファイナンシャルプランナーで独立系FP事務所に就職したAさんの事例 
    最初に、とあるFPさんの事例をお話します。 
    ファイナンシャルプランナーの資格を取得し、その資格を活かすべく、意気揚々と就職活動に取り組むAさん。Aさんは「顧客に寄り添ったアドバイスができる職場はないか?」と考え、ネット上で様々な募集要項を眺めていました。 
    その中で希望する働き方ができそうな独立系FP事務所を見つけ、応募。トントン拍子に話が進み、見事就職が決定したのでした。 
    最初は順調そうにみえたAさん。 
    しかし働き始めて数カ月後から、「違和感」を覚えるようになります。 
    真面目に顧客に寄り添おうとするAさんに対し、事務所経営陣が執拗に売上を求めるようになってきたのです。Aさんは、次第に経営陣と意見が合わなくなっていきました。 
    無論、従業員であるAさんは弱い立場ですから、経営陣に面と向かって反論できるはずもありません。大手企業であれば労働組合などもあるかもしれませんが、中小独立系FP事務所に組合なんてありませんので、声を上げる場がなく、せいぜい同僚との飲み会で愚痴るぐらいです。 
    結局、Aさんは意見が対立する経営陣のことが受け入れられなくなり、退職することになってしまいました。最後は精神的にも体力的にも、限界がきてしまったのです。 
    もちろん、世の中このような独立系FP事務所ばかりではありませんし、相性の問題というのもあるでしょう。利益を求める経営陣の主張にも一理あります。利益がなければ、事務所が潰れますからね。 
    なぜ、このような不幸なミスマッチが起きてしまうのか。実は「FP業界の事情」を知っていれば、回避できたかもしれないのです。 
    FP業界の事情「企業系FP vs 独立系FP」 
    FP業界の事情について学ぶ前に、まずは基本から押さえていきましょう。 
    ファイナンシャルプランナーには大きく企業系(企業内)FP と独立系 FP の2つに分けられます。 2つの割合については、こちらの記事に書いています。 
    FPで開業するための必須知識とは?
    結論から言えば企業系に就職するだけでなく独立系もFPとしての働く選択肢なのですが、企業系9割、独立系1割ぐらいです。 
    FP協会の図が分かりやすいので、引用しておきますね。 
    (データで見るFP資格 2018年8月現在・日本FP協会より) 
    企業系が9割だから企業系に就職しよう、という単純な話ではありません。そのあたりの複雑な「FP事情」についてまずはお話します。 
    上図で、ざっくり言えば、上図のFP事務所・士業事務所が独立系FPということになります。 
    FP業界特有の事情と「利益相反ハラスメント」 
    ただし独立系 FP というのは FP 業界特有の言い回しで、独立系FPだからといってすべてが個人事業主であったり社長であったりするわけではありません。事業主として独立しているという意味とまた違った意味合いになっているのです。 
    独立系 FP とは例えば保険会社の社員として働いているのではなく保険会社から「独立した組織として代理店契約を結び」活動しているという意味合いが強いのです。 
    独立しているとはいえ、代理店契約ですから保険会社の意向を尊重せざるをえません。しばしば代理店契約には基準(売上ノルマ)があって、それをクリアしないと契約を更新できません。独立系とはうまく言ったもんだな、と思います。 
    さらに、そうした独立系 FP 事務所(企業)に所属する従業員のFPも 独立系 FP と称していることがあります。となると、企業系 FP として分類してもおかしくないわけですね。このあたりは非常にややこしい話ですので就職先を選ぶ際には注意する必要があります。 
    冒頭の事例で出てきたAさんがこのような事情を事前に知っておけば、経営陣もAさんも、ミスマッチによる余計な苦痛を避けられたかもしれません。 
    後でも少し詳しくお話しますが、販売側が利益を追求する立場と、顧客メリットとの利害が対立していることを「利益相反(りえきそうはん)」といいます。FP業界・金融業界では、この利益相反という問題が非常に根深く厄介で、就職される場合には細心の注意が必要です。 
    僕個人的には利益相反を伴う利益追求や営業ノルマなどは「利益相反ハラスメント」と定義して法律で禁じてもいいのではと思うぐらいです。 
    一方、独立系 FP とは別に「独立 FP」という言葉もあります。これは上記の独立系 FP と区別する意味で個人事業主や中小企業の経営者となっている FP も指す場合や 、保険や証券を扱わず純粋にアドバイスやコンサルティングフィー(相談料)だけで活動している FP を指す場合もあります。 
    この辺りの言葉の定義はあいまいで、例えば FP 協会などで厳密に定義されているわけではありません。解釈次第でどうとでもなる感じではあります(僕もたまに気づかずあいまいな使い方をしてしまっています…苦笑)。 
    上記のように「独立系」という言葉は一見利益相反がなさそうな印象を与えながら、その実利益相反を内包しているなど、顧客や就職活動をするFPに誤解を与える可能性があります。本来は金融庁などでルールを作って欲しいところですが…。 
    いろいろ言いましたが、要は言葉の定義に惑わされずに 
    保険や証券を扱うのかどうか  扱うなら、利益相反に対してどう考えているか、どう管理するのか  雇用関係にあるのか、個人事業主など、事業主なのか 
    という点で考えてくださいということです。 
    40代で独立FPになった僕の事例 
    ここで独立FPの事例ということで、僕の例で恐縮ですが、お話しておきたいと思います。 
    僕の場合、独立系ではなく独立FPになりましたが、もともと保険や証券などの販売や仲介はしたくなかった(できないとも言う?)ので、フィー(相談料)のみでがんばる方法がないかなと模索していました。 
    そういう意味で、上記でいえば「保険や証券を扱わないFP」になります。 
    さらに、個人事業主として独立して活動しているわけですから、上記の雇用関係にもあたりません。 
    そういう意味ではまぁ、純粋な独立FPと言えるのかもしれません。 
    ただ、だからといってメリットばかりかというとそうでもなく、やはり難しいのはどうやってフィーを頂くかということ。誰に、どんなサービス(価値)を提供して、いくら頂くのか。集客の仕組みはどうすべきか。そういったことを、イチから構想し、実現していかなければいつまで経っても収入ゼロ。 
    僕も独立当初はかなり苦労しました。 
    ライフプランをボランティアで作りまくって経験や実績を積み、満を持してライフプラン1件、必死に作ってたったの9,800円とか、そういう苦労も経験しました。あれはもう絶対やりたくありません。苦笑 
    今では養成講座や集客ノウハウも確立してるので、これからのFPはそこまで苦労する必要はありませんが、やる気は必要でしょう。 
    もちろん今の時代、保険販売を目指せば安泰かというとそうではなく、これも営業力、集客力がなければ全然売れないわけで、苦労度にあまり違いは無いかもしれません。先のAさんの事例を考えれば、どちらも相応の苦労はあるでしょう。 
    ただし僕みたいなアプローチなら、利益相反はゼロだし、口出しされないし、法律で規制されもしません。全て自由にできるのでやりがいはMAXです。同じ面倒くさいなら、僕はこっちの方が断然いいと思って選択したわけですね。 
    それでちゃんと食べていけるんですから、ありがたいことです。 
    ファイナンシャルプランナーって面白い職業だなと思い
    16 min
  • PDCAとは?FPに役立つPDCAの回し方!
    こんにちは。行列のできるFP事務所プロデューサーの林です。 
    PDCAという言葉は、FPでもよく聞く言葉だと思います。特に忙しいFPには、仕事を改善する原則であるPDCAに興味のある人も多いでしょう。でも、実際にきちんと理解してPDCAを回せている人は案外少ないのではないでしょうか。
    この記事では、具体的にPDCAとは何なのか?どういうときに役に立ち、どう実行していけば、結果を出すことができるのか。そんな疑問を解消するべく、PDCAについてまとめてみました。
    PDCAの活用場面
    まず、PDCAとは、問題や悩みを抱えている人の味方です。そして、目標や叶えたい夢があるFPのパートナーにもなります。
    PDCAを実行することで、今抱えていることが解決に向かったり、目標や夢に確実に近づいたりすることができます。継続していけば、当初無理だと諦めていたことでも、気づいたら解消していた、達成できていたということもあるでしょう。
    PDCAは、色々な場面で役に立ちます。一番活用されているのが、仕事やビジネスの場面だと思います。日本を代表する企業であるトヨタなどはPDCAを徹底的に活用し「カイゼン」という日本語を世界中に知らしめたほどです。
    しかし、それだけではなく、日々の生活で達成したいことや趣味などあらゆることに応用できます。例えば、勉強やスポーツ、家事・育児、ダイエットやヨガ、ボルダリングなどなんでもありです。
    今回は、仕事やビジネスで目標達成したいけど、なかなかうまくいかなくて悩んでいるFP向けに、記事を書いてみました。
    このPDCAは上記にも書いたようにさまざまな場面で応用できますので、達成したいことや悩みがある方も、ぜひ読んで活用いただければ嬉しいです。
    PDCAサイクルについて
    「PDCAサイクル」とは、PDCAの核となる概念で、仕事の進め方の基本となる考え方です。
    PDCAはそれぞれ以下の略です。
    PはPlan(計画) 
    行動計画を作ります。客観的なデータに基づいて数字で表現します。
    「徹底的にやろう」ではなく、「1週間以内にチラシを1000枚配る」など具体的な数値で計画を立てます。
    DはDo(実行)
    計画通りに行動します。
    「やっぱり違う方法の方が良かったかも」など余計なことは考えずに、立てた計画を実行することのみに集中します。
    CはCheck(評価・振り返り)
    定期的に、行動に対する結果を評価します。
    「チラシ1000枚配ったら、売上が30%上がった」
    「1000枚配ったのに、契約に結び付いたのは1人だけだった」など
    結果も客観的に分かるように数値化します。
    AはAction(改善)
    C(評価)から得た結果に対し、行動計画を改善していきます。
    「売上に結び付いたから、今度は1週間でチラシ2000枚配ってみる」
    「費用対効果が小さかったから、今度はSNSで毎日1回以上情報発信してみる」など仕事のやり方や量・質などを変えていきます。
    これらをP→D→C→A→P→D→C→A…というように、目標を達成するまで繰り返していくのがPDCAサイクルです。
    詳しいPDCAの実行方法については、後ほど説明します。
    次に、なぜPDCAが大切なのか?目標達成や問題解決に有効な方法とされているのか?について見ていきましょう。
    PDCAの重要性
    仕事やビジネスの場面では、効率やスピードが重視されます。
    売上アップや会社の存続のために、短期間で成果を出すことを求められることもあるでしょう。
    しかし、だからといって、がむしゃらに行動したり、目標は定めてみたけどあいまいだったり、結果はどうだったか改善点を検討しなかったりすると、自分では頑張っているつもりでも、実際は成果が出なかったということになりかねません。
    このような空回りをなくし、着実に短期間で目標達成するためには、PDCAが重要です。
    また、PDCAを活用していないけど、ある程度成果は出ているという人も、PDCAを実践すれば、さらなる成果を期待することができます。
    PDCAは以下の点で、目標達成や問題解決に有効な方法として重要視されています。
    組織で成果を出せる
    目標や進捗状況、結果も数値で客観的に示すので、複数人で共有しやすく、組織での目標達成や問題解決にも向いています。
    また、PDCAを実行する力は、個人によって違いますが、客観的にどういう計画を立てて、どう実行して、どういう結果が出たかが分かるので、上司や専門家もアドバイスしやすくなります。
    最低限・最短で成果を出せる
    具体的な行動計画に基づいて、着実に行動し、その結果を記録するので、行動計画の良し悪しを把握し、行動を取捨選択して、最短ルートを見つけ出すことができます。
    行動した結果、成果が出れば、その方法を継続するか強化すればよいし、成果が出なければ、その方法をやらなければいいのです。
    きちんと記録しておくことで、成果が出ない同じ方法をやってしまうなどの時間の無駄を省くことができます。
    モチベーションアップにつながる
    「とりあえず頑張る」よりも「今日中にここまでやる」と決めた方が、やる気が出た経験はないでしょうか?
    具体的な数値で目標や結果が明確化されることで、いつまでに何をすればいいのか分かるので、行動しやすくなりますし、結果が出れば達成感を得ることができます。
    また、行動計画を他の人とも共有することで、「人に宣言したのだからやらなきゃ」など、モチベーションが上がり、成果も出やすくなります。
    次に、PDCAそれぞれの実行方法について、詳しく紹介していこうと思います。
    PDCAの具体的な回し方
    P→D→C→Aのサイクルを回していく中で、大切な点も踏まえながら、それぞれ説明していきます。
    特にFPの場面で多い「問い合わせ」の改善例を用いています。
    P(計画) 行動計画を作る
    まずは、目標や問題を解決するための計画を立てましょう。
    手順は以下のとおりです。
    すでに目標や問題が明確化されている場合は、Ⅰ.とⅡ.は省略して構いません。
    Ⅰ.正確に現状把握する
    やみくもに目標設定をしても、現実的でなかったり簡単すぎたりして、業務過多になって体調を崩したり、目標達成しても成果は変わらなかったりして、逆にモチベーションが下がることに繋がりかねません。
    そのため、目標設定の基礎となる、現在の状況を数値で把握しましょう。
    事例:「現状、2ヶ月に1件ほどの問い合わせしかない」
    Ⅱ.目標設定する
    現状を把握したら、原因を分析して目標を設定しましょう。
    「①新規の顧客が少ない ②広告の量を減らした ③同様の商品を作る会社が出てきた」など、思いつくままに書いてみるといいかもしれません。
    その中で、一番大きい原因だと思うものを選びましょう。
    事例:「問い合わせページへのアクセス数が少ない」
    目標は、一つだけ選ぶことが重要です。
    一つの目標に向かって試行錯誤し、達成できたら、次の目標を定める方が着実にステップアップできます。
    事例:「問い合わせページへのアクセス数を倍にするために、ブログ全体のアクセス数を倍に増やす。そのために記事投稿ペースを倍にアップさせる。」
    Ⅲ.行動計画を立てる
    ここでは、6W2Hを参考にすると計画が立てやすくなります。
    計画に漏れがないかをチェックすることもできます。
    6W2Hの意味と具体的な内容を表にまとめました。
    What何を仕事内容や種類など対象を明らかにする Whyなぜ目的や必要性など実行する意味を明らかにする Who誰が個人名や組織名など実行する人を明らかにする Whom誰と顧客など働きかける対象を明らかにする Whenいつ実行する時期や期限、頻度などを明らかにする Whereどこで実行する地域や場所を明らかにする Howどのように実施方法や進め方を明らかにする How muchいくら実行するための経費を明らかにする
    また、初めて経験する業務など、行動計画の立て方が全く分からない場合は、周りに頼るのも一つの手です。先輩や上司、専門家に聞くと、自分では考えに及ばなかった手段や方法が見つかり、目標達成の近道にも繋がります。
    Ⅳ.周りと共有する
    行動計画を立てたら、周りと共有すると、さらに精度を上げることができます。
    周りと共有することを前提に行動計画を立てることで、より客観的に分かりやすい計画になります。
    さらに、アドバイスをもらってより現実的な計画になったり、賞賛や応援を受けてモチベーションアップにつながったりすることもあります。
    独立FPはなかなか上司や同僚は少ないかもしれませんが、身近な人でも構いませんので、積極的に共有していきましょう。
    D(実行) 計画通りに即行動する
    行動計画を立てたら、その計画を実行することのみに集中しましょう。
    このときに大切なことは、以下の2つです。
    Ⅰ.最初から完璧を目指さない
    完璧にやろうと思ってしまうと、スピードや効率が悪くなってしまいます。6割くらいの完
    17 min
  • ファイナンシャルプランナーで独立成功する4つの理由
    こんにちは。行列のできるFP事務所プロデューサーの林です。
    今回は FP が独立して成功するにはどうすればいいのか・何が必要なのか?についてお話ししようと思います。
    割とストレートな話題で恐縮ですが、今までの FP さんから受けた相談内容を見ても、知らない人が多いようですので今回記事にしてみました。 
    動画で学びたい方はこちら
    ファイナンシャルプランナーが成功する理由ダウンロード
    ファイナンシャルプランナーが独立して成功する理由とは?
    「成功」という言葉一つとっても意味が広く、この記事ではビジネス上の成功、つまり独立して稼げるということを指します。
    ビジネスで成功していくには、当然集客がうまくいくことが大前提になります。いかにコンサル力のあるFPであっても、その存在を誰にも知られなければ、他人からみて存在しないのと同じです。これではうまくいきません。
    ポイントは以下の4つです。
    (少なくとも最初は)ターゲットを絞る過去の経験を生かし、他のFPと差別化する今後のトレンドを読んでいる集客力を継続して向上している
    では独立FPがどうやって上手に集客していけばいいのでしょうか。具体的にみていきましょう。
    ターゲットを絞る重要性
    全く実績のない個人FPが集客をするためには「ターゲットを絞る」のが鉄則です。
    これ、ネット上ではいろんなことを言う人がいて、ターゲットを絞ったら逆に市場が狭まってしまい集客数が減り、もったいないという人がいます。もちろんこの話にも(一見)一理あるので混乱の原因になっているようですね。
    特にFPはお金の専門家という肩書ですから、最も広いターゲットは「国民全体」です。金持ちだろうが貧乏だろうが、お金の悩みのない人を見つけるほうが苦労するぐらいですよね。だから世の中には、漠然と「広い」ターゲットを設定して集客できずに困っているFPがたくさんいます。
    もちろんそれで結果が出るなら、ターゲットを絞ろうが、ターゲットが広かろうがどちらでもいいという話になります。ただ僕が今まで FP さんにアドバイスしたりコンサルしてきた経験から、多くの場合、ターゲットを絞った方が早く成功に近づけます。
    例えて言うなら、ターゲットを絞らずぼんやりと訴求するのは、広いグラウンドに集まった大勢の人に対し、あなた一人で話しかけるようなものです。人材や資金力のある企業であればマイクと「大音量の」スピーカーを大量に使って大勢の人の注目を一気に集めることができるでしょう。
    しかしあなたは今、一人で独立したばかりで、人材も資金力もなく、マイクやスピーカーなどといった高価な道具は一切使えません。声を枯らして一生懸命話しかけるのですが、あなたの声は周りにあるスピーカーの大音量にかき消されてしまうでしょう。
    仮にがんばってスピーカーを一個持ち込んだとしても、それを見た企業は対抗して「難なく」音量を上げてきます。またしてもあなたの声は、大音量にかき消されてしまいます。
    一方、ターゲットを絞るとは、一定の条件の人を「教室」に集め、あなたが壇上に立って話しかけるようなものです。これなら、スピーカーなど使わずとも、十分可能ですよね。しかも集まってくれた人たちは、最初からあなたに興味のある状態ですから、話しやすいことこの上ありません。
    以上たとえ話でしたが、集客に話を戻すと、ターゲットを絞るとあなたの話が「刺さりやすくなる」のです。
    もちろん適当に人数を絞ればいいというわけではなく、「悩みのある人」にフォーカスする必要があります。そしてその悩みをあなたが解決できることも必要です。このあたりは、しっかり時間をかけてターゲットを選定しましょう。
    それと、ターゲットを絞った上で集客が軌道にのったら、別にそのターゲットに固執する必要はありません。その実績を使って引き続き規模を拡大してもいいし、別のターゲット(市場)に乗り込んでもいいのです。
    ですから、ターゲットを絞るのは集客が少なくなってもったいない、という批判は当てはまりません。むしろ急がばまわれで、狭いターゲットで素早く実績を積み、その実績の力で市場を開拓していくのが鉄則です。
    ターゲットを絞るのは、まずあなた一人の力で市場に最初の「風穴」を開けるために必要な戦略です。もともとターゲットが広大なFPですから、意識してターゲットを絞ることが重要になるわけですね。
    他のFPとの差別化「あなたの過去の経験を活かす」
    上で「悩みのある人にフォーカスする」と書きましたが、もう少し具体的に深堀りしてみましょう。
    世の中にはいろんな悩みを抱えている人が大勢いますので、悩みのある人を探すことには苦労しません。ただし、そうした悩みをもつ人が、あなたのサービスを買ってくれるかどうかは、話が別です。
    ここで「あなたのサービスを買う理由」が必要になります。いわゆる差別化ですね。
    ターゲットを絞ればライバルも少なくなるので、この差別化はさほど難しくありません。逆にターゲットが広いと差別化が難しくなってくるので、やはりターゲットを絞ることをお勧めします。
    差別化はなにも特殊な技術や特異な才能が必要なわけではなく、「あなたの過去の経験を活かす」のが最もラクで近道です。
    例えばあなたが花屋に勤めていたとします。そこから一念発起してFPで独立したいと考えたとき、最も単純だけど威力があるのは「花屋のお金の悩みを解決する」という差別化です。
    僕自身、花屋にどんなお金の悩みがあるか具体的に想像できませんが、お金の悩みが無いわけではなく、必ずあるでしょう。そこにフォーカスしてあげることで、全国の「花屋」の注目を一気に集めることが出来ます。
    あなたの過去の経験に差別化できる要素がないか、見つけてみましょう。具体的には一度真面目にブレインダンプをすることをお勧めします。
    今後のトレンドを読む
    今後のトレンドは上の2つに比べれば(初期の頃は)それほど重要ではありませんが、考えておくに越したことはありません。
    例えば…んー、あまりいい例ではないかもしれませんが、ちょっと「銀塩フィルム」時代までさかのぼってみましょう。
    今はスマホ全盛ですから、もう銀塩フィルムを知らない方も多いかもしれませんが、昔は銀塩フィルムという特殊なフィルムに光を当てて、写真を現像(げんぞう)していたのです。そして街中いたるところにフィルムを現像してくれる「写真ショップ」がありました。
    では仮にその時代にあなたがいたとして、差別化のために「写真ショップオーナーのお金の悩みを解決するぞ」と意気込んだとします。(あくまでも話を分かりやすくするための例です。そのようなビジネスが成立するかどうかは、別)
    ですが御存知の通り、その後のデジカメ→スマホの流れで、銀塩フィルムカメラは急速に衰退し、写真ショップは今や見る影もありません。
    こうしたトレンドを全く読むことなく「写真ショップオーナー」にこだわり続けていたら、たとえ初期の集客に成功したとしても、その後のあなたのビジネスが苦境に立たされてしまいます。
    もちろん、写真ショップ→デジカメ→スマホという流れを当初から想定し、時代に応じて顧客を切り替えていく戦略であれば、それは問題ありません。むしろ、写真ショップというニッチ市場を踏み台に、今やメジャーとなったスマホ市場で活躍できるFPになれていたかもしれません。笑
    要は今後のトレンドを大まかでいいので読んでおき、将来の変化に対処できるよう事前にある程度準備しておく、というのが大事なわけですね。
    集客力を磨き続ける
    ここまでのお話でなんとなくつかめてきたと思うのですが、最後の最後は集客力をつけることが重要です。
    情報発信を怠らない
    必ず言えることですが、今後の流れを考えてみると情報発信できないFPというのは考えられません。なぜなら情報発信できないFPは、情報発信するFPの影に隠れてしまうからです。
    仮に今、紹介で回っていたとしても、新規顧客を獲得しなければ、紹介というのはどこかで縮小していきます(今紹介で回っているのは、過去の新規顧客のストックのおかげなのです)。
    ですから、ビジネスを長期的に発展させるためには、新規顧客を獲得し続ける必要があり、そのためにはどうしても「継続的な情報発信」が必要になります。
    そして情報発信のメインは現代において「ネット(HPコラムかブログ、メルマガ)」です。足で稼ぐタイプのFPですら、ネット上に情報発信の基地がなければ、今や問い合わせすらもらえません。
    とにかく記事を書きましょう。
    しゃべる方が得意なFPであれば、今なら動画(YouTube)やラジオ(Podcast)という手もあります。しかし動画や音声を用いるにしても情報発信の基地が必要で、それがHPやブログという「サイト」です。そして動画や音声の作り方は、本質的に記事と同じです。
    ですので、HPコラムやブログ記事はあらゆる情報発信の「出発点(源)」になります。僕が口を酸っぱくして「記事を書こう」と言っているのはそういう理由です。
    これらにメルマガを加えることで、集客の仕組みが完成します。なぜメルマガが必要かというと、FPは顧客と「長い」つきあいになるからです。
    HPやブログは、相手が必要なときにしか訪
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