「円安下の海外長期滞在、フィリピン・ダバオに映る「欧米回帰」と日本人の苦境」 「 歴史的に日本との縁が深いフィリピン第3の都市・ダバオ。かつて「東南アジア最大の日本人街」を形成したこの地がいま、日本人の姿がまばらになる一方で、欧米の長期滞在者たちで賑わいを見せている。背景にあるのは、容赦なく進行する円安と、現地の滞在コスト上昇だ。 ダバオの出入国管理局で、観光ビザの延長費用として提示された「4,060ペソ」(初回の観光VISA 29日間 延長費用)という数字。 日本円にして約1万円(2026年現在のレート換算)を超えるこの負担は、長期滞在者にとって決して小さくない。 フィリピン当局は近年、ビザ延長費用の改訂や、観光客の管理強化を進めている。 以前は「格安」の代名詞だったフィリピンでの長期滞在も、いまや相応の資金力を求められる「選別」の場へと変貌しつつあるのだ。」