今回の観光交差点は、前回に続き出雲の話題から。
BshopとBEAMS JAPANを実際に訪れたすすむくんの体験をきっかけに、「そもそもBEAMS JAPANって何なのか?」そして「なぜ観光地に出店しているのか?」という問いを深掘りしていきました。
BEAMS JAPANは、日本の名品やクラフト、カルチャーを編集・発信するキュレーションストア。その出店戦略は、単なる“観光客向け販売”ではありません。
今回のキーワードは「自分のためのお土産」。
人に配る箱菓子中心の日本のお土産マーケット。その中で、“自分のために買いたくなる良いプロダクト”がどれほどあるのか?旅先で手に入れたTシャツや器を日常で使うたびに、その土地の記憶がよみがえる。それは、観光地のブランドを長期的に心に留め続ける「鍵」になる——。
BEAMS JAPANは、ローカルの作り手と連携し、フランチャイズ形式で地域企業が運営。地元の良いものを発掘し、バイヤーが磨き上げ、観光地の中で“文化の編集拠点”として機能させる。その結果、善光寺のわずか数坪の店舗が、新宿旗艦店を上回る売上を記録する現象も起きています。
さらに興味深いのは、「観光地では財布も心も開いている」という現場の声。参拝後の清らかな心で入店するお客様との関係性、地域経済への還元構造、そしてブランドとして“語りすぎない美学”。
BEAMS JAPANの取り組みは、単なるセレクトショップの地方展開ではなく、観光地ブランディング、リピート誘発、地域ビジネス創出を同時に成立させるモデルでもあります。観光地マネジメントに関わる方々にとっても、大きなヒントになる回です。
次に旅先でお土産を見るとき、「これは誰のためのものか?」そんな問いが生まれるかもしれません。
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