第186回『Season4-ep.7 "Key Points to Consider When Working in Non-English-Speaking Countries" (「“英語圏以外”で働くときに意識したいこと」)』というテーマで語っていきます。
【ハイライト】
・英語圏じゃなくても海外で働けるのか?
・現地の言葉を少し話すだけで、距離がぐっと縮まる!
・生きている人間とのコミュニケーションは大事だ!
・田村が海外勤務していた国とは?
・田村の言葉が通じない国での過ごし方を語る
・ボディランゲージの重要性を語る
・うまい言語能力より恥ずかしがらない事が最重要だ!
・フランスへ行ったらBonne journée!現地語を覚えよう!
・田中の言葉が通じない国での過ごし方を語る
・「通じる」と「繋がる」は別物論
英語だけじゃ足りない?国際協力の現場で気づいた大切なこと
今回のテーマは「英語圏以外で働くときに意識したいこと」。国際協力キャリアコーチ田中が、ネパールをはじめとする国際協力の現場で体感してきたリアルな気づきを語りました。
国際協力や海外勤務といえばまず思い浮かぶのは英語。しかし実際に田中が最初に担当したネパールでは、現地スタッフ2人のうち1人は流暢な英語に加えて日本語まで堪能で、仕事自体は英語だけでも十分進められる環境でした。
それでも田中が大事にしたのは、英語だけに頼らず、ネパール語の簡単な挨拶やメールで使える言葉を覚え、少しずつ使っていくこと。
テクノロジーが発達し翻訳ツールが当たり前になった今だからこそ、人の口から直接伝えるコミュニケーションの力を痛感したと言います。
この「ちょっとした現地語」が、相手への敬意や歩み寄る気持ちとして確実に伝わる――それが国際協力の現場で学んだ大きな学びでした。
ボディランゲージと笑顔が突破口!南アジアでの働き方から学ぶ
ここからは田村Dを迎え、より具体的な経験談へ。田村Dは大学生の頃バングラデシュで働き、社会人ではパキスタンやインドを中心に南アジアでビジネス経験を積んだ人です。
現地では英語がある程度通じるものの、完全にローカルの人たちとのコミュニケーションではやはり通じない場面も多く、頼りになったのは「ボディランゲージ」と「笑顔」。
例えば相手がキャプテン翼の話題を振ってきたら、実際にシュートのポーズをして見せる。そうしたやり取りから自然に心の距離が縮まっていったと言います。
また、英語が話せなくてもジェスチャーと日本語で堂々と伝えに行くことで、相手も理解しようとしてくれる。インドのプログラムに参加した人たちの中には「全く英語ができないけどジェスチャーだけでインド人と笑顔で会話した」という人もいたそうで、言葉の完璧さより「伝えようとする姿勢」が何より大切だと感じさせられるエピソードでした。
一言の現地語がもたらす大きな変化──フランスで感じた「良い一日を」の魔法
さらに田中が紹介したのは、今年3月にフランスを訪れた時の話。プログラム参加者に「bonne journée(良い一日を)」というフランス語のフレーズを教え、スーパーやレストランでぜひ使ってみてほしいと伝えました。
最初は戸惑いながらも実際に「bonne journée」と店員に声をかけた参加者は、フランス人から温かい笑顔と「良い一日を!」の返事をもらい、たった一言でも大きな達成感と喜びを感じたそうです。
こうした経験は「ただ英語で済ませる」だけでは得られない特別な瞬間。お金を払って商品を受け取るだけの無機質なやり取りに、人間的な温度が加わることで、国や文化を超えた小さな信頼が生まれます。
「英語は確かに便利なツール。でも通じることと“繋がる”ことは別物」という田中の言葉通り、一言の現地語や小さな勇気ある声掛けが、その国の人との心の距離を大きく縮めてくれるのです。
~お知らせ~
私たちイッポラボ合同会社は、子供たちの第一歩や一歩一歩の成長を後押し出来る商品やサービスを提供しています。
『国際協力キャリアコーチ 田中大一の世界を舞台に働こう』は、アジアやアフリカの10カ国以上で、学校建設や教育支援に関わってきた「国際協力キャリアコーチ」の田中が、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えする番組です。
将来は海外で働いてみたい、開発途上国の発展に貢献したい、そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信するポッドキャストです。
田村ディレクターと時より掛け合いながら番組を配信していきます!
メインパーソナリティー:
田中大一 (イッポラボ合同会社代表)
鳥取県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業後、東京外国語大学大学院に進学し、国際協力専攻を修了。
日本の政府開発援助(ODA)プロジェクトのマネジメント業務に就き、東南アジア、中央アメリカ、アフリカの国々に小学校などの教育施設を建設する案件を担当した後、インテリア家具の商品開発、大手広告代理店の営業を経て、2018年にイッポラボ合同会社を創業。鳥取県を拠点に、木製玩具を中心とした子どもの成長に役立つ商品作りや運動スクール運営等の「教育関連事業」や、発展途上国の子どもたちの学習能力が向上するよう、子どもたちに学習道具を提供する「国際協力活動」の二つの軸で事業に取り組む。
番組プロデュース:サンキャリア
カバーアート制作:Taichi Tanaka
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