「森と海を守り再生する「ツールとしての」観光。豪ポート・ダグラスが示す、経済と保全のバランスの取り方とは【現地レポ】」
地域資源を一方的に「消費」する従来型の観光は、限界を迎えつつある──そんな中、オーストラリア北東部のポート・ダグラスでは、観光を地域資源への「共同投資」として再定義するような試みが進んでいます。世界遺産であるデインツリー熱帯雨林では、クク・ヤランジ族の人々が観光客を「文化の理解者」として自然を守りつつ迎える仕組みを構築。グレートバリアリーフでは、観光インフラをサンゴ礁の再生プラットフォームとして活用。旅行者を単なる消費者ではなく、地域の協働者と位置付け直すことで、経済と保全の互恵関係を築く「ツールとしての観光」の設計図を、現地での実践から紐解きます。
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