「ispaceとOrbit Fab、宇宙空間における燃料補給で協力する覚書を締結 」 株式会社ispaceは12月11日、米国の民間企業Orbit Fabとの間で宇宙空間での燃料(推進剤)補給に関して協力する覚書を締結したと発表しました。【▲ 握手をするispace袴田CEO(左)とOrbit FabのダニエルCEO(右)(Credit: ispace)】ispaceの発表によると、両社は「水や氷、月のレゴリスや月面の鉱物資源等の宇宙資源を利用した、燃料補給の新たな方法を開発すること」を目指すとされており、月面での資源マッピングや現地で入手可能な資源利用ミッション(ISRU)の実証実験に向けた協議を進めていくということです。また、Orbital Fabはispaceのランダーに燃料補給を行い、月やその周辺で長期間の実験を行うことも示唆しています。