「JAXA、月周回有人拠点「ゲートウェイ」居住棟プロジェクトのミッションマークを公開」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の有人宇宙技術部門は2024年2月19日、日本も参加し国際協力で開発される月周回有人拠点「Gateway(ゲートウェイ)」の国際居住棟(I-HAB)プロジェクトのミッションマークを選定したと発表しました。【最終更新:2024年2月28日15時台】ゲートウェイは米国が主導する有人月面探査計画「アルテミス」における中継拠点として建設が計画されており、推進モジュール「PPE(Powe and Propulusion Element)」、居住モジュールの「HALO(Habitation and Logistics Outpost)」、国際居住棟「I-HAB(International Habitation Module)」などから構成されます。日本はHALOの電力バッテリーやI-HABの生命維持・環境制御システムの開発と提供を担当します。ゲートウェイ居住棟プロジェクトのミッションマークは2023年11月11日に開催された「筑波宇宙センター特別公開2023」で投票により選定されました。JAXAによると、今回選ばれたミッションマークは、「月周回、そしてその先の火星探査へ繋げる」ことを地球・月・火星をモチーフとして表現。また下部に配置されている「GATEWAY」の文字は、「A」を門の形に配置することで、月への入口をイメージしたデザインになっています。