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October 14, 20202020-10-14 No.3859「骨組みで囲まれた」骨組みで囲まれた夕方の出入口人との距離が分からなくなってぶつかってしまうことを避けようとして顔も見ないで帰ろうとする遠ざかる街の灯りつながっていた糸がちぎれる0 minPlay
October 13, 20202020-10-13 No.3858「卒業のもくろみ」卒業のもくろみ脆くも崩れる温めたものが冷めてしまう取り付けた約束は意味がなくなって今になって今からできることはただ一つ0 minPlay
October 12, 20202020-10-12 No.3857「波の引き際」波の引き際なのに何も感じられなかった長い間待ち望んでいたものを目の前にしてささやかな望みが叶った時それまでとは何かが違ってしまっていて意味のないことのように思えてしまう0 minPlay
October 11, 20202020-10-11 No.3856「めざまし時計」めざまし時計の進みを止める続きを妨げられないようにするあり得ないようなことでも今日だけはとまた繰り返すいつもわざと間違いを真似している最後に価値を作れるように知らない自分を知ろうとする思っていたものとは違ってしまうどこまで戻ればやり直せるのだろう0 minPlay
October 10, 20202020-10-10 No.3855「土産物帰りの道」土産物帰りの道天井には星が描かれ進むべき方角を指し示す無意識に早足になって予期される未来に踊らされる土産物帰りの道その後訪れた結末は予想とは違う0 minPlay
October 09, 20202020-10-09 No.3854「眠れない夜」眠れない夜考えたくもない呼んでいないものばかり次から次へと現れる眠れない夜少しずつ明るくなる眠ろうとしてからこれは二度目のこと時間だ時間が来た止めようとしても時間だ時間が来たまた呼びかけられる眠れない夜0 minPlay
October 08, 20202020-10-08 No.3853「帰り際に呼び止める」帰り際に呼び止めるうまくいかないことが続いて余計な希望を持ち続ける帰り際に呼び止める答えははっきりしていて覆るはずのない身近な味方に囲まれて都合よく解釈を積み重ねる憎まれて嫌われ怪訝に疎ましく思われても帰り際に呼び止める0 minPlay
October 07, 20202020-10-07 No.3852「とぼとぼの歩き」とぼとぼの歩き朝に通う坂道のうえで俯いたまま前を向けずにいる容易に話しかけられない雰囲気を破ってくれる誰かが現れたとしてもすぐには前を向けないその源を辿ればいつも同じところに行き当たる向かい合おうとしないまままた今日一日を終わる0 minPlay
October 06, 20202020-10-06 No.3851「しゃがんでしまう」しゃがんでしまう目の前が暗くなってしばらく動けずにいるとどこからか小さい影が現れるひとりふたり三人連なってやさしく手を引いてゆくぼんやりした頭を引きずったまま足元も覚束なくなる三人がそれぞれ何か言葉を発した後裸足のまま水に濡れる0 minPlay
October 05, 20202020-10-05 No.3850「隙間を空けると」隙間を空けるとよからぬ腕が入り込んでくる空かないように気を付けてみると必要な人を迎えられなくなってしまう隙間を空けると吐き捨てられた言葉の浮かび上がるそうならないように塞いでみるそうすると必要なところに届かない0 minPlay