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November 24, 20192019-11-24 No.3534「陽と陰の引き出し」陽と陰の引き出し訳ありの心の中にあるより強い力に引き寄せられ集まってできた流れに沿って行き先知らずの船に乗っていつもの工場へ向かうどちらかに傾いてしまうそれを止める力になりたいそれを止める良くない流れに足を取られる誰も望まない結果につながる0 minPlay
November 23, 20192019-11-23 No.3533「溶ける画面」溶ける画面を見たことのあるぼんやりした記憶の奥深く壁一面に張り巡らせられた溶ける画面詰め込まれた箱の中で目を背けられない桜色に光る坂を下ってまたいらないものを入れられてしまう溶ける画面を見たことのある0 minPlay
November 22, 20192019-11-22 No.3532「最後の待ち合わせ」最後の待ち合わせ思い出すはずのないことがふとしたきっかけで蘇ってくるその都度の形式的な弁解がなし崩し的に終わる頃ようやく遮断機が下がって少しほっとした様子で最後の待ち合わせを終える0 minPlay
November 21, 20192019-11-21 No.3531「形式からの弾かれ」形式からの弾かれ思い通りに出来ることは限られて距離感のない夜の灯り少しずつぼやけてゆくうちに足下の穴にはまりそうになる頭から居場所はないよと言われ形式からの弾かれ最初から弾かれ0 minPlay
November 20, 20192019-11-20 No.3530「順序の間違え」順序の間違え順番の違い収まらなくなった弓矢の飛んでくる助けを求めようと出口を見ると黒い影が行ったり来たりそれが何なのかはわからないそれが何なのかはわからない仕方なく空を見上げてみると巨大な口に月が飲み込まれようとしていた巨大な口に月が飲み込まれようとしていた0 minPlay
November 19, 20192019-11-19 No.3529「枯葉の舞い転がり」枯葉の舞い転がり斜めに伸びる影の合間を乾いた音を立てながら絡み合うやがて離れ離れになって生まれた場所に還る0 minPlay
November 18, 20192019-11-18 No.3528「早足の帰り」早足の帰り暗い夜道の先で待つ人がいる早足の帰り暗い夜道の先で待つ人がいる走り出したあと少し疲れて止まるのを繰り返しやがて灯りは見えなくなって冷たくなった風にも驚かされる早足の帰り0 minPlay
November 17, 20192019-11-17 No.3527「形の約束」形の約束を交わしてそれで縛りあうことも安らぎを得ることもできる見えないものを無理に見ようとせずにありのままに受け取って事前に任せていれば形の約束はそれほど悪いものでもない0 minPlay
November 16, 20192019-11-16 No.3526「進めない人」進めない人を連れて帰るその話には触れないようについていけないことが分かってこれまでの世界がなくなった後で居心地の悪さと現実に直面する寄りかかれそうな柱もなくかけられ続けた言葉の隠れた意味に今頃気づく自分から踏み出すことはない踏み出すことはもう二度とない進めない人0 minPlay
November 15, 20192019-11-15 No.3525「根本の歪み」根本の歪みまだそれに気付いていない傍目に明らかでも自分ではわからないふり認めるわけにはいかない根本の歪みそれを認めるわけにはいかない0 minPlay