jigahouboku Daily New Songs

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By 自我放牧Music
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jigahouboku Daily New Songs episodes

  • 2019-09-06 No.3455「失くしていない」
    失くしていない
    胸の中にまだ残っている
    寄りかかる時代を過ぎても
    確実に取り戻すことのできる
    突然予想しない知らせの届く
    内緒のままで本人には知らせずに
    そう書かれてある拙い文字で
    0 min
  • 2019-09-05 No.3454「話の通じない人」
    話の通じない人の足を踏みつける
    適当にあしらい足早にいなくなる
    悪者探しを手分けした後で
    画面の向こうで笑っているのを
    きりぎりすを脅かす蟻のように
    いつも同じところに誘導される
    髪を触るやつらが来た
    0 min
  • 2019-09-04 No.3453「雨降る夜の回覧板」
    雨降る夜の回覧板に
    浮かぶ途切れ橋のことが書かれていて
    それが気になって頭から離れない
    土台の様なものはどこにも見当たらず
    或いはぶら下がりの糸を垂らす柱もない
    何より揺れ動く様子もなくぴたりと
    空間に静止しているのが
    どうしても理解できず
    雨降る夜の回覧板に悩まされる
    0 min
  • 2019-09-03 No.3452「途切れた床の黄色い袋」
    途切れた床の黄色い袋
    到着したらひとりでに扉の開く
    出口に足を踏み出すと
    途切れた床の隙間の底の
    切り取られて見えるところ
    黄色い袋に違いないものの横たわる
    その中に入っているものを当てて欲しい
    その中に入ってみて謝って欲しい
    途切れた床の黄色い袋
    0 min
  • 2019-09-02 No.3451「川沿いの高い窓から」
    川沿いの高い窓から
    道路を覆い隠す茂みのあたり
    川沿いの高い窓から
    夜の往来を見下ろす
    うしろの騒がしさに気を取られる間に
    ふと気がつくと
    巨大な箱を抱えた人が現れる
    思い出の一杯詰まったという
    その箱の中に入れてあげましょうと言われる
    川沿いの高い窓から
    0 min
  • 2019-09-01 No.3450「足りてない」
    足りてない
    満たされていない
    代わりを探そうとして
    目についたものから
    近づいて来たもの
    怪訝な目をしたものまで
    分け目なく口に入れて
    あたりを見渡してみる
    知らないいろんな味のする
    突然むせ返り吐き出してしまう
    0 min
  • 2019-08-31 No.3449「現在地は意図しないところ」
    現在地は意図しないところ
    地上に出られれば誤解だとわかる
    今どこに居る今どこに居る
    現在地は意図しないところ
    見えない矢印が指し示す
    すべてを変えて元に戻れなくなる場所
    まさかと思い問いただしてみる
    あり得なくはない
    0 min
  • 2019-08-30 No.3448「短い乗り過ごし」
    短い乗り過ごし
    必要な時に必要な人を見失って
    短い乗り過ごし
    知らないところに連れて行かれる
    こうなることが分かっていたかのように
    見覚えのある顔が目の前に
    懐かしむような表情で
    言葉もなく手招きされる
    昔聞き覚えのある川を渡る
    0 min
  • 2019-08-29 No.3447「袋を抱えて」
    袋を抱えて大丈夫と言っても
    次の予定につながらない
    悪くない梯子を持ち出して
    目に見えない壁にもたれ掛ける
    うまくいかないことばかりでも
    見失ったりすることはない
    抱えた袋はどこまでも
    大きく膨らんでゆく
    0 min

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