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September 16, 20192019-09-16 No.3465「気付かれない節目」気付かれない節目を迎え風が連れてくる遠くの生活に憧れを隠そうともせず積み重なったつながりを捨てる気付かれない節目を迎え引き留める腕を払い除ける後悔を抱えたままでここから先に進めないと言う0 minPlay
September 15, 20192019-09-15 No.3464「後ろ手に隠す」後ろ手に隠すその瞬間に僅かに見え隠れした見覚えのある形大事なものが失われてしまう予感思い違いだと言われそんなはずはない後ろ手に隠したものを今ここで見せられないと言うのなら突然辺りが暗くなってどしゃぶりの雨が降る0 minPlay
September 14, 20192019-09-14 No.3463「喰われる絵」喰われる絵が笑っているあちらこちらでそれを見かける喰われる絵が笑っている行き止まりの未来を前に楽しそうに話しかけてくる掲げている箱の中にある成れの果ての向こう少しだけ立ち止まりもせず先送り後に回してゆかりの街を歩いてみるとあちらこちらでそれを見かける0 minPlay
September 13, 20192019-09-13 No.3462「金色の入り口」金色の入り口が橋の向こうに見える遠くから眺めているうちに無意識に足が動いているまだ行けるうちに行きたいところへ向かおう捨てる人と拾う人が入れ替わり現れ何もおかしくはないと繰り返してくれる金色の入り口0 minPlay
September 12, 20192019-09-12 No.3461「ほぼほぼの邪心」ほぼほぼの邪心の表れ胸を悪くするようなことが続けざまに訪れて慌てふためいてぐらぐら揺れる足元を勢い良く削り取ってゆくほぼほぼの邪心の表れあんなふうになりたくないものにまた近づいている0 minPlay
September 11, 20192019-09-11 No.3460「知らない人に」知らない人に言われるまま疑いもせず連れて行かれる知らない人に向けられる視線をくぐって扉の向こうへ案内される初めて見る光景に黙り込んでしまって抗うべきことにも足がすくんでしまう知らない人が笑って見ている0 minPlay
September 10, 20192019-09-10 No.3459「止めていない」止めていない自分で止める理由がない閉ざしていないどこにも記憶やその記録もないめくり上がり役目を果たさない白い幕が風に煽られているのを見るうちに間違いに気づいてしまう0 minPlay
September 09, 20192019-09-09 No.3458「来ている」来ていることに気付かれない帰れと言われても立ち去らない十分な時間が与えられて答えの出ない話の始まり来ている0 minPlay
September 08, 20192019-09-08 No.3457「二十二時二十二分」二十二時二十二分灯りがついているように見えてただ反射しているだけ二十二時二十二分雨が降っているように見えて意図せず溢れてしまっただけこんな時に限って思い出してしまう何の関係もないはずのことが意味を主張する未来を暗示する0 minPlay
September 07, 20192019-09-07 No.3456「蓋を開けてみると」蓋を開けてみると酷い話であることに変わりはなくとも覚悟していたものとは違っていた蓋を開けてみると柱の番人が朝から晩までまっすぐ前を見たまま何かを書き留め続けている止まっている筈のものが動き続けているように思えてきて0 minPlay