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October 05, 20192019-10-05 No.3484「手摺りの上の嘆き」手摺りの上の嘆き少し離れて見ている突っ伏したまま顔を上げることもできない水溜まりはないのに靴が濡れてしまう始めたばかりなのにまた辞めなければならなくなる手摺りの上の嘆き0 minPlay
October 04, 20192019-10-04 No.3483「昔居たひと」昔居たひとに似た人が通る思いがけず振り返るその瞬間動けなくなって世界から切り離され鼓動が激しくなる目の前のことが信じられない思い違いだと言い聞かせようとしても思わず涙がこぼれ落ちてしまう0 minPlay
October 03, 20192019-10-03 No.3482「足りないもの続き」足りないもの続き埋められるものがないと骨組みだけでは支えきれない良くない巡りを断ち切るために力づくでどうにかする足りないもの続き原因はどこにある身近なところに見え隠れする0 minPlay
October 02, 20192019-10-02 No.3481「会わない工夫」会わない工夫普段とは違う道で時間をずらして偶然の可能性を出来るだけ少なくしようとする歩かずに車輪に揺られることを選ぶ緊張感から解き放たれてぼんやり窓を眺めていると眠りに落ちそうになるふと気がつくと隣に座る人のいる会わない工夫は水の泡に消える0 minPlay
October 01, 20192019-10-01 No.3480「手紙のゆくえ」手紙のゆくえまるで話の噛み合わない伝わるべきものが跡形もなく欠落している誰も間違ったことは言っていない正しい手順で確実に受け渡してゆくえの知れない理由のない0 minPlay
September 30, 20192019-09-30 No.3479「想像された昔」想像された昔思い起こす度に都合良く色がつけられ元の形からかけ離れてしまうそれを咎める者はなくそもそも大して意味のないことに気をかける人もその必要さえない0 minPlay
September 29, 20192019-09-29 No.3478「いらない似通い」いらない似通いうまくいかなくなると踏み鳴らして投げつけるそれで幾らか気が晴れてくれると自分で元に戻ろうとし始める良し悪しの区別が無くなった大きな渦の中へ無防備なまま入り込んでゆく0 minPlay
September 28, 20192019-09-28 No.3477「見つからないもの探し」見つからないもの探し探している間にまたいなくなる見つからないもの探し遠くの街明かりを頼りにしてふらつきながらも足を進める見えていないと不安になる0 minPlay
September 27, 20192019-09-27 No.3476「ぶつかり通り」ぶつかり通りでは避けようとする者どうしが必ずぶつかってしまう避けようとさえしなければ無用な関わりもなく何事もなかったように流れてゆく誰もいなくなった後の世界ぶつかり通りは何も変わらず互いにすれ違い流れてゆく太陽のおうさまがやってくる0 minPlay
September 26, 20192019-09-26 No.3475「ふさぎ込みのあとの空」ふさぎ込みのあとの空何でもないようにあっさりと澄み渡るそこから得られた予期しない力は前向きなことに使ってゆこうふさぎ込みのあとの空くすぶった感覚の嘘のように消え失せる悲観主義者は後になって救われる0 minPlay