jigahouboku Daily New Songs

jigahouboku Daily New Songs

By 自我放牧Music
Download on the App Store

jigahouboku Daily New Songs episodes

  • 2018-06-02 No.2994「吸い込まれる空」
    吸い込まれる空
    外に出た瞬間から目を奪われる
    あと何回分残されているだろう
    突き抜けるような色に包まれて
    ふと地面近くまで視点を下げると
    突然辺りが暗くなって
    巨大な穴が口を開けて
    猛烈な風を巻き起こす
    やがて空一面に広がって
    あらゆるものが吸い込まれる
    0 min
  • 2018-06-01 No.2993「踏み外しながら駈け降りる」
    踏み外しながら駈け降りる
    危うく転びそうになっても
    ぎりぎりのところで姿勢を保っている
    それが気になって後を追いかける
    踏み外しながら駈け降りる
    それを追いかけて駈け降りる人の流れ
    繰り返しの輪になって
    0 min
  • 2018-05-31 No.2992「帰りの連絡」
    帰りの連絡
    入れたはずの言葉が見当たらない
    帰りの連絡
    代わりに身に覚えのない事柄
    いないところで会話が進む
    もう一人いるらしい自分の言葉が
    それらしく立ち振る舞って一人歩きする
    0 min
  • 2018-05-30 No.2991「内側の傷」
    内側の傷内側の傷
    回復への道は遠く
    頭と身体の一致しない
    繰り返し鍵を落としてしまう
    書かれていたことを鵜呑みにして
    疑うことなく口に入れた
    やがて自覚症状となって
    何かに踏まれたような痕が残った
    0 min
  • 2018-05-29 No.2990「三十年前」
    三十年前から何も変わっていない
    薄汚れた壁の様子や
    割れた地面の石畳も
    同じように流れたはずの
    年月をまるで感じさせず
    行き帰りの道程は時間が止まったまま
    そこから自分が感じ取ることができる
    不確かなものだけここに残る
    0 min
  • 2018-05-28 No.2989「真夜中の車輪」
    真夜中の車輪がゆく
    風を切って
    目にも留まらぬ速さで進む
    誰もいない
    坂道を登り詰めて
    最後の道を下ってゆく
    灯りに照らされた背中を追いかけながら
    適度に距離を保って
    見失うことのないように
    真夜中の車輪
    0 min
  • 2018-05-26 No.2987「背中の予感」
    背中の予感
    柔らかな赤い境界線
    風に揺れるのを離れて見ていた
    地面に書かれた白い文字の通りに
    矢印に沿って進んで行って
    いないはずの二人が
    そこに居るように思えてしまう
    前に見たことのある風景と
    背中の予感
    0 min

About jigahouboku Daily New Songs

From the publisher's feed

毎日1曲、新曲つくってアレンジ&録音したものを日々配信中。