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May 25, 20182018-05-25 No.2986「青い窓」青い窓から光のこぼれ落ちるそれが地面に届く前に羽を広げて蝶に姿を変えて吸い込んだ光を辺りに振りまく壁の色が変わることに戸惑う人原因が分かるまで安らぐことの無い0 minPlay
May 24, 20182018-05-24 No.2985「木の影の水たまりに浮かぶ」木の影の水たまりに浮かぶそれがぼんやり揺れているのをただ黙って長い間見続けていた突然届けられた言葉に向かい合うことができないままその断片が浮かんでは消える0 minPlay
May 23, 20182018-05-23 No.2984「鉄橋の陰」鉄橋の陰緑の骨の歪み慎重に手をかざしてその角度を推し測っている穴から覗き込む世界は上下逆さまになっていてその仕組みを理解しづらくなっている甲高く痺れるような音がして急に骨との距離が近くなったやがて目の前に迫ってきた0 minPlay
May 22, 20182018-05-22 No.2983「取り壊し前の建物」取り壊し前の建物で地面の色が違うところに新しい傷をつけるとそこから古びた映像が浮かび上がってしばらくの間目を奪われていた腕に輪をつけた人が階段を作り直そうとして柱の代わりになりそうなものを見つける期待していたものが違っていた時足元がぐらぐら揺れて取り壊し前の建物は脆くも崩れ落ちる0 minPlay
May 21, 20182018-05-21 No.2982「行ける間に」行ける間に行くべきところやがて動かなくなる前に後悔の先に立たず行ける間に行くべきところ伝えたいことがまだあるあと先は誰にも分からず0 minPlay
May 19, 20182018-05-19 No.2980「木の生い茂る階段」木の生い茂る階段前後不覚の帰り道赤い屋根から透けて見えるそこに二人の居る気配ここで見たくはなかった朝の始まりを待ちわびる夢の中での犯罪やりかねないと感じていた突然空気が冷たくなってその手を払いのけられる現実と夢の区別のつかない二度と消えることのない0 minPlay
May 18, 20182018-05-18 No.2979「鏡の中ですれ違う」鏡の中ですれ違うもう目の合うこともない手すりにたどたどしく描かれた意味ありげな絵に気を取られ気付くことが出来なかった意外な人が寄りかかってきてその意味を考えあぐねた鏡の中ですれ違うすべてが違って見える0 minPlay
May 17, 20182018-05-17 No.2978「知恵の輪」知恵の輪を解くその術を説く噛み合わない不足をする知己の芽を摘むそれに目を瞑る二度と会わない予測をする足りない明かりに不安になって少し遅れて聞こえる音に怯えてしまう0 minPlay
May 16, 20182018-05-16 No.2977「乱暴な線」乱暴な線が描かれている外側の壁秩序もなくあちこち飛び跳ねている殆ど意味をなさなくなる乱暴な線が繋いでゆく内側の壁想像していたものとは何もかもまるで違っていてようやく自分に向かい合う0 minPlay