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June 15, 20182018-06-14 No.3006「気だるい塊」気だるい塊になってとぼとぼ坂道から転げ落ちる人の気配に気が付かず不注意な言葉のこぼれ落ちる昼が長くなって夜に慌ててすっかりなくなった壁の跡大きく息を吸い込んでもう一度だけ転がり落ちる気だるい塊になって転げ落ちる0 minPlay
June 13, 20182018-06-13 No.3005「曲がれ矢印」曲がれ矢印が夜になると現れて自分の生い立ちを説明しながら曲がれ矢印が左右を示してしまって混乱を招く取捨選択を間違えてこうなってしまうやる事は分かっているどうすればいいかも知っているでも肝心なところが足りないいつも決まって足りていない0 minPlay
June 12, 20182018-06-12 No.3004「頭の上を歩く人」頭の上を歩く人様々な部品を抱えて中に入り込もうとするその理由を尋ねると待ち人来たらずという悪びれる様子もなく繰り返し言う自分が自分で無くなることを知っている待てども暮らせども頭の上を歩く人頭の上を歩く人が居なくなる気配のない0 minPlay
June 11, 20182018-06-11 No.3003「雨の客人」雨の客人突然ふらりと訪れるどこから来たのか見当もつかない何をするわけでもなくぼんやりと天井を見上げている雨の客人がまた訪れる少し遅れて返事が届くといつの間にかいなくなっていた0 minPlay
June 10, 20182018-06-10 No.3002「姿勢の崩れ」姿勢の崩れ真っ直ぐに保てなくなるその原因もわからないまま行きたい所へ行けなくなって地面近くでうろうろして圧力が下がりきるまでどうしていいか戸惑っている真っ直ぐに保てなくなる0 minPlay
June 09, 20182018-06-09 No.3001「坂の上の青い塊」坂の上の青い塊見たことのない画面が少しずつ出来上がる余計な要素を挟める余地のどこにもない平らな道なのに坂を登る人と下る人が同じ方を向いてしまっている坂の上の青い塊完璧な存在を前にして言葉を失う坂の上の青い塊0 minPlay
June 08, 20182018-06-08 No.3000「昼間の明かり」昼間の明かり箱を抱えて上がってくる何気ない普段通りの日常弱さの裏返し泣きそうな顔を隠そうとしてどんなに嫌でも居場所を変えるのは難しく柱に描かれた様子にどこまでも連なった人影を連れてゆく0 minPlay
June 07, 20182018-06-07 No.2999「境界の壁」境界の壁いくつもの板を張り合わせたような行き帰りの左右を塞いでいる無理やり隙間をこじ開けて覗き込むかつて人がいたような跡形が上から根こそぎ消されるところ境界の壁余計なものが見えないようにあちこちから手が伸びてくる0 minPlay
June 06, 20182018-06-06 No.2998「守る力」守る力が欲しい大きな傘になって 降りかかる火の粉を払いのけるあるべきものがそこにそのままにあり続けるために良いことは悪いことでもあってその反対もまた正しいことで0 minPlay
June 05, 20182018-06-05 No.2997「巡り巡り」巡り巡り回ってくるぶつけた言葉がそのまま返ってくる形のない縛りごとが自分を繋いで動けなくするありがたみのない押し付けごとが発信元に届けられる0 minPlay