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February 21, 20172017-02-21 No.2528「崩れた白い建物」崩れた白い建物がぼんやりと浮かび上がる宙ぶらりになった窓枠がかたかたと音を立てながら誰もいないはずだとして理解できないことが起こるとまた逆らえなくなってしまって0 minPlay
February 20, 20172017-02-20 No.2527「自分の順番」自分の順番が思ったものとは違ってそれが変えられないと分かると急に顔を伏せてふさぎ込んで周りの空気を変えてしまうその様子を横目に我慢のない二人が無意味な争いごとを開始する0 minPlay
February 19, 20172017-02-19 No.2526「距離の掴み」距離の掴みがわからないそのうち春の嵐の吹き荒れる大きく口を開けて向かってくるあと一歩のところで石に当てられはっきりしない結末が訪れるどこかで生まれ変わるきっかけを薄い氷の上で待っているどこまでも掴めそうにない距離の開き0 minPlay
February 18, 20172017-02-18 No.2525「風が押してくれる」風が押してくれる強過ぎるくらいに背中から谷間の日陰に迷い込んでしまう逆走する車輪に気をとられるうち言付けをすっかり忘れてしまってそれが分かったから何だという気付けなかったら何だというそれらすべてを跡形もなく洗い流してしまおう風が押してくれる0 minPlay
February 17, 20172017-02-17 No.2524「あやまりを経て」あやまりを経てできることをやるうまく表現できないでいることを弱気に伝えて汲んでもらう見覚えのある通りに差し掛かって無くしてしまいがちなことを最大音量で檸檬漬けになる砂浜の子供を思い出して大きく揺れる歩道橋で立ち止まる0 minPlay
February 16, 20172017-02-16 No.2523「使い分けの弊害」使い分けの弊害意図しない時に綻び始める使い分けの弊害それぞれは間違いではないにしても嘘などどこにもなかったとしても自分を少し歪めて変えてしまった真に受けてある時戸惑いが現れる何故か灯りの消えた廊下で力尽きて元に戻れなくなる0 minPlay
February 15, 20172017-02-15 No.2522「矛先のねじれ」矛先のねじれ向けるべき方向の違う内側にあるはずのことがいつの間にすり替わっていてややこしい話をさらに混乱させる矛先のねじれ0 minPlay
February 14, 20172017-02-14 No.2521「ひび割れた数式」ひび割れた数式ところどころが読み取れない散らばる破片を取り除いて余計な要素を外したあとで意味を読み取ろうとするとばらばらに浮かび上がってどこかへ行ってしまった0 minPlay
February 13, 20172017-02-13 No.2520「下に向かって喋る」下に向かって喋る少しずつ角度が下がっていって喋る相手のいなくなるそれに気付いた時にはもう向きを変えることのできない誰もいない何もないところで下に向かって喋る下に向かって喋る0 minPlay
February 12, 20172017-02-12 No.2519「感情のない部屋」感情のない部屋に帰る肝心なことは言えず不安げな人を残したまま振り返らずに消える感情のない部屋を出る分かりきった結果のために不安げな人を残したまま振り返らずに進む0 minPlay