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June 03, 20142014-06-03 No.1534「かつてのあかり」かつてのあかりつながっていたはずの線が外れていて暗い影そのものになってしまういなくなった後に入ってくる不器用に見える大きすぎる腕止まるように見えて乱暴にぶつかってくるかつてのあかりの下でもう二度と動かなくなった0 minPlay
June 02, 20142014-06-02 No.1533「細長い月」細長い月が暗くなり始めた空に浮かぶどこに居るのかまるで分からずに月を頼りに足早に進むやがて黒い雲が月を脅かす少しまだらになって冷たい色になって0 minPlay
June 01, 20142014-06-01 No.1532「ぶつけようのない」ぶつけようのないどうしようもない形の歪な塊になって夕暮れのあと誰もいなくなった公園で上がらない花火の準備をしてるもう少しで変わりはじめるかもしれないその結果に気づけないままかもしれない0 minPlay
May 31, 20142014-05-31 No.1531「みじかい日」みじかい日長いはずの夕方が無駄になって熱を帯びたまま夜に向かう振動音に呼び覚まされ場所と時間が分からないままだめな一日を振り返るみじかい日が終わってしまう0 minPlay
May 30, 20142014-05-30 No.1530「おかしな足」おかしな足が肩に寄りかかってめくれ上がったあたりまだらになった模様の理由が想像できた頃車輪が動き始めてもう逃れられなくなったおかしな足0 minPlay
May 29, 20142014-05-29 No.1529「伸び縮み」伸び縮み伸び縮み日々少しずつ伸び続けるそれを見ながら縮んでゆくやがて追い抜かれてその差が開く一方になる考えもしないことが起こってすれ違う時にようやく気付く伸び縮み伸び縮み0 minPlay
May 28, 20142014-05-28 No.1528「集中線のずれ」集中線のずれ目立つべきものがおかしなことになって上から描き直そうとすると枠が揺らいで浮かび上がった出口で待っている人の気配に怯えて中身のない集中線のずれ0 minPlay
May 27, 20142014-05-27 No.1527「些細な違い」些細な違いが取り返しのつかないものになってやり直しができなくなる雨の降り始めの匂いが春の風に流されてくると前の見えない歩行者は足を止める何も見えなくなると些細な違いが浮かんでくる0 minPlay
May 26, 20142014-05-26 No.1526「不純な動機」不純な動機最初からそうやってきてまわりから何を言われたとしても不純なままで変わらずに軽々と坂を登ってゆく不純な動機0 minPlay
May 25, 20142014-05-25 No.1525「となりの人」となりの人目に映らない所に連れてゆくとなりの人非の打ち所なく振舞って親しげに話しかける曇りなき目で見てる次の日が来ることを誰よりも楽しみにして雨が降ってまた止んでとなりの人はいつの間にいなくなる0 minPlay