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September 28, 20132013-09-28 No.1286「息のひそめ」息のひそめに薄らぐ意識遠くで雨の雫の音覚めない昼夜を越え迎えに来た限りない内側の深みに戸惑う影の落ちるあたりの息のひそめ0 minPlay
September 27, 20132013-09-27 No.1285「かすめ通る」かすめ通るかすめ通る歩道のない行き止まり横断不能な川のほとり距離を置くものやわざと近寄ってくるもの緊張した右肩のあたりかすめ通るかすめ通る0 minPlay
September 26, 20132013-09-26 No.1284「宛先の違い」宛先の違いを乗り越えてやってくるここが居場所だと何度も主張する耳を塞いでいると後ろからの声に気付けない敏感に匂いを嗅ぎ分けて宛先の違いを乗り越えて0 minPlay
September 25, 20132013-09-25 No.1283「人の幅」人の幅との境界線気づかれないように重なりを作り縦と横とを入れ替えてみたり小さな雑音を起こして邪魔してみたり意味ありげな封書を見せつける人の幅との距離を測る0 minPlay
September 24, 20132013-09-24 No.1282「とてつもない秋」とてつもない秋がやってきた乗り遅れたと騒ぎ始める袖の短い風の袂に思いがけず飲まれてゆくとてつもない秋はすべてを変えてゆく始まった頃に慌て出しても膨らんだ腕は上がらなくなって0 minPlay
September 23, 20132013-09-23 No.1281「ゆがむ部屋」ゆがむ部屋いつの間に部屋がゆがんでいて蒼白い壁の隙間から誰もいないはずの壁の向こう側覗き見る目の前を遮るゆがむ部屋いつの間に時代は変わっていて蒼白い夢も失われた何も変わりのない壁の内側覗き見る者は誰もいない0 minPlay
September 22, 20132013-09-22 No.1280「違う道」違う道を選ぶ予期しない行動に気づかれてももう手遅れで約束の時間が来る違う道を選ぶ固まって動かない決して来ることのない知らせを待っている0 minPlay
September 21, 20132013-09-21 No.1279「鉄橋の下」鉄橋の下の薄暗い道をゆく真昼なのによく見えないあちこちから手が伸びてきて引きずり込まれそうになる十分な明るさのない燈が千切れそうな電線からぶら下がっている人の気配が感じられない引きずり込まれそうになる0 minPlay
September 20, 20132013-09-20 No.1278「見てはいけない」見てはいけないらしいものを何度も覗き見ようとして見にくい半透明のぼやけた板を辺り構わずに越えようとする後悔にしかならない何の役にも立たない0 minPlay
September 19, 20132013-09-19 No.1277「予定どおり」予定どおりに事が運ぶと何とも言えない不安な感じがして予定どおりを崩してしまって混乱する狂った様子を横目で見る予定どおりに予定どおりに0 minPlay