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June 11, 20132013-06-11 No.1177「苦い水」苦い水を飲み干して予期しない残留物に気付く蒸気とともに形が変わって大きな口が浮かび上がるおもむろに喋り始めるあちらこちらと不愉快な指摘を繰り返す0 minPlay
June 10, 20132013-06-10 No.1176「継ぎはぎの寄せ集め」継ぎはぎの寄せ集め前に見たことがある継ぎはぎの寄せ集めばつが悪そうに下を向いたまま言い訳を頼るものなく孤立した踊り場で昨日見た夢から覚めるどうしようもない目も当てられない0 minPlay
June 09, 20132013-06-09 No.1175「探し歩く」探し歩く探し歩くあるはずのない場所が見つからない歩けども手がかりのない不安げな子供らに促され引き摺りながら進んでゆく探し歩いた後に残るものが何をもたらすのか想像する0 minPlay
June 08, 20132013-06-08 No.1174「意識の点線」意識の点線の上を辿るかつて繋がったものたちは行方しれず大声で呼びかけてみても途切れ途切れになって意識の点線の輪の中0 minPlay
June 07, 20132013-06-07 No.1173「大きな円」大きな円がぐるぐると回るその真ん中にぽつんと立って楕円軌道が描かれてゆくのを近づいたり遠ざかったりするのを大きな円の真ん中で相手のいない空っぽの心が大きな円に近づこうとする0 minPlay
June 06, 20132013-06-06 No.1172「変わりのないひと」変わりのないひとの挨拶ようやく地面が近づいてきて悪くないものだと言う真夜中の二つの影左右に揺れながら時折ひとつになる0 minPlay
June 05, 20132013-06-05 No.1171「日陰のない」日陰のない街の打ち水が跡形なく蒸発する様子をじぃっと観察してる日陰のない休むことなく地面に沿って窮屈さを拭い去ろうとする渇きを癒す透明な水どこまでもどこまでも日陰のない0 minPlay
June 04, 20132013-06-04 No.1170「奥行きのない」奥行きのない平べったい視界に慣れると少しずつ周りの様子が見えてきたおかしな看板が立ち並ぶ木造の海岸で錆びた車が音もなく走っている急に雨が降り出して慌てて家の中に逃げ込むと知らない人が怪訝そうに出てきた奥行きのない平べったい視界に慣れると0 minPlay
June 04, 20132013-06-03 No.1169「違う時間」違う時間が流れているそれに気づいていないわけでもない夕方になると目の覚めるような冷たい風が降りてくる目に映るものが違っている正しいとかそうじゃないとかこの頃になると少し変わりはじめた距離がどんどん離れてゆく違う時間が流れ続ける0 minPlay