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June 02, 20132013-06-02 No.1168「眠られず」眠られず出られず刺激物の力を借りて針の山を行ったり来たり横たわることさえ叶わず記憶が途絶えることが多くなる眠られず窓から全部放り投げ0 minPlay
June 01, 20132013-06-01 No.1167「階段の裏側」階段の裏側で足音を聞いている俯いた視線の先に動く影の行方を追って電信柱に空いた穴の奥へ入ってゆく何一つ理不尽さを感じることなく階段の裏側から入ってゆくその様子を蒼白い顔が見ている階段の裏側の足音を聞いていた目元は緩み笑いを堪えきれない様子で0 minPlay
May 31, 20132013-05-31 No.1166「寝てる間に」寝てる間に誰かが入り込む見えない場所を切り取られる調べ上げ何度も記録高層の窓の際に横たわる口を塞ぐ見慣れない形状いびつな曇った顔0 minPlay
May 30, 20132013-05-30 No.1165「ふらつく脚」ふらつく脚がぶつかりそうになる距離が近過ぎてまともに見れないめずらしい話を持ちかけてくるふらふら揺れるたった一人の理解しづらい陰のような存在めずらしい話を持ちかけてくるふらふら揺れる0 minPlay
May 29, 20132013-05-29 No.1164「丁寧なひと」丁寧なひとが相手にしてくれる不安の塊を抱え込んでいても足踏みばかりで何も進まない状態でも分け隔てなく心の底から丁寧なひとの理由がわからない0 minPlay
May 28, 20132013-05-28 No.1163「曲がった案山子」曲がった案山子が役目を果たそうと西の空をじぃっと見ているひりひりと熱を帯びた肩に向かって真っ直ぐ一直線に鴉がやって来て聞きたくもない他愛のない話をする0 minPlay
May 27, 20132013-05-27 No.1162「芝生の上で」芝生の上であくびしながら五月の風を胸いっぱいに大人になれば山の向こう側へひとりで行ける咎めるものはない空に絵を描く五月の風を胸いっぱいに芝生の上で0 minPlay
May 26, 20132013-05-26 No.1161「予期せぬ眠り」予期せぬ眠りの暗闇を抜けると見たことのない公園があって辻褄の合わないことばかりが起こる奇妙な花の咲く傾いたあぜ道で不思議な服を着た自分が飛び跳ねている予期せぬ眠り0 minPlay
May 25, 20132013-05-25 No.1160「道路に横たわる」道路に横たわるしばらく動かないでいると何人かが話しかけてくる程なくすると互いに顔を見合わせたり左右に首を振ったりしていた少しずつ喧噪は薄らいでもう何も聞こえなくなった0 minPlay
May 24, 20132013-05-24 No.1159「軽い復活」軽い復活が俯いた顔を覗き込む望み通りの形とは違っていても沈みゆく渦の中から抜け出し予期しない不運の連なりを断ち切って復活の足音が聞こえる戻ってはいけない場所から声がする0 minPlay