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日本の哲学者の草分けである西田幾多郎さんの"絶対矛盾的自己同一"に、目から鱗が落ちる思いでした
曰く
"矛盾的自己同一的現在として、自己自身を形成する世界は、多と一との矛盾的自己同一世界であり、かかる世界の個物として、何処までも自己自身を限定する我々は、無限なる欲求でなければならない。
生への意志でなければならない。
而して世界は我々を生むと共に、我々を殺すものでなければならない
世界は無限なる圧力を以て我々に臨み来るものである、何処までも我々に迫り来るものである。
我々は之と戦ふことによって生きるのである。
(絶対矛盾的自己同一)"
ここから私は思いました
1、世界は矛盾が大前提
2、生きることは抗うこと
3、無から創り出すこと
近代日本ではじめて哲学を体系だったものにされた西田幾多郎さんの、お話を能登の皆さんのお話と共にめちゃくちゃわかりやすく解説いただき、とても感動しました
1、世界は矛盾が大前提
"絶対矛盾的自己同一"という概念がどういうものなのかということが、全てではないのですが、世界は矛盾があることが大前提にあるということを教えて頂いてるのかなと思いました
光があれば影があるし、生があれば死がある、そういう意味では、その相反する矛盾する事柄を全て含んでいることが大前提の環境に自分は生きてるんだと思うと
なぜ自分だけがこんな目にとか、理不尽に悔し涙を流すとか、いろんなことが起きるけれども、そういうものがあることが大前提で、その裏のことも必ず起きると考えると、とても勇気をもらえる気がしました
2、生きることは抗うこと
その中で、生きることと、死ぬこと、ということも、これも矛盾する大前提で存在しなければならないのだとすると、自分が生きていることということは、必ずしすることということと対になっていて当たり前なのだということが、理解できる気がしました
だからこそ、自分が生きる意味は、自分は生まれてしまったものなので、その必ずくる裏の事柄、つまりは死に、抗うということが、生きるという意味の根本にあるのかもしれないと思いました。ある意味ただ生きるということ自体、それに抗うすごいことなのだと、そんなことも感じました
3、無から創り出すこと
さらに世界の中にある無ということについても、その裏にある事柄としては、価値というものがあるのではないかと思いました。そしてそれを、無から価値にすることが、自分に与えられた生きる意味としてある気がしました
先日もお話しした京大・ハーバード大学の広中教授がおっしゃるように、編み物をしてあげたこと、それがすでに創造的活動なのだと、私はそこから、誰もが価値を創る存在としているという意味で、誰もがイノベーターと、言いたいと思ってます
イノベーター3つのフレームにおいて、自分の中に何かのパッションが芽生えて、そして誰か仲間と共に、誰かのために何かをする、それこそが、イノベーターであり、小さい価値を創るという、自分が生きる意味でもある気がしました
世界は矛盾があるからこそ世界であって
生まれた自分は生きることで死に抗い、無から価値を創ることで無に抗う、そんな存在なのかなと思いました
一言でいうと
絶対的矛盾に抗うノベーション
そんなことを思いました^_^
参考: こころの時代 西田幾多郎 悲しみの“底”をみつめて NHK Eテレ 地デジ 2025/3/29 https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/K88R3KZ72L/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/AQqjbE-G5YA
日本の哲学者の草分けである西田幾多郎さんの"絶対矛盾的自己同一"に、目から鱗が落ちる思いでした
曰く
"矛盾的自己同一的現在として、自己自身を形成する世界は、多と一との矛盾的自己同一世界であり、かかる世界の個物として、何処までも自己自身を限定する我々は、無限なる欲求でなければならない。
生への意志でなければならない。
而して世界は我々を生むと共に、我々を殺すものでなければならない
世界は無限なる圧力を以て我々に臨み来るものである、何処までも我々に迫り来るものである。
我々は之と戦ふことによって生きるのである。
(絶対矛盾的自己同一)"
ここから私は思いました
1、世界は矛盾が大前提
2、生きることは抗うこと
3、無から創り出すこと
近代日本ではじめて哲学を体系だったものにされた西田幾多郎さんの、お話を能登の皆さんのお話と共にめちゃくちゃわかりやすく解説いただき、とても感動しました
1、世界は矛盾が大前提
"絶対矛盾的自己同一"という概念がどういうものなのかということが、全てではないのですが、世界は矛盾があることが大前提にあるということを教えて頂いてるのかなと思いました
光があれば影があるし、生があれば死がある、そういう意味では、その相反する矛盾する事柄を全て含んでいることが大前提の環境に自分は生きてるんだと思うと
なぜ自分だけがこんな目にとか、理不尽に悔し涙を流すとか、いろんなことが起きるけれども、そういうものがあることが大前提で、その裏のことも必ず起きると考えると、とても勇気をもらえる気がしました
2、生きることは抗うこと
その中で、生きることと、死ぬこと、ということも、これも矛盾する大前提で存在しなければならないのだとすると、自分が生きていることということは、必ずしすることということと対になっていて当たり前なのだということが、理解できる気がしました
だからこそ、自分が生きる意味は、自分は生まれてしまったものなので、その必ずくる裏の事柄、つまりは死に、抗うということが、生きるという意味の根本にあるのかもしれないと思いました。ある意味ただ生きるということ自体、それに抗うすごいことなのだと、そんなことも感じました
3、無から創り出すこと
さらに世界の中にある無ということについても、その裏にある事柄としては、価値というものがあるのではないかと思いました。そしてそれを、無から価値にすることが、自分に与えられた生きる意味としてある気がしました
先日もお話しした京大・ハーバード大学の広中教授がおっしゃるように、編み物をしてあげたこと、それがすでに創造的活動なのだと、私はそこから、誰もが価値を創る存在としているという意味で、誰もがイノベーターと、言いたいと思ってます
イノベーター3つのフレームにおいて、自分の中に何かのパッションが芽生えて、そして誰か仲間と共に、誰かのために何かをする、それこそが、イノベーターであり、小さい価値を創るという、自分が生きる意味でもある気がしました
世界は矛盾があるからこそ世界であって
生まれた自分は生きることで死に抗い、無から価値を創ることで無に抗う、そんな存在なのかなと思いました
一言でいうと
絶対的矛盾に抗うノベーション
そんなことを思いました^_^
参考: こころの時代 西田幾多郎 悲しみの“底”をみつめて NHK Eテレ 地デジ 2025/3/29 https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/K88R3KZ72L/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/AQqjbE-G5YA
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