辛島昇(1933-2015)
○研究者として
・東大文学部教授
東洋史家
・タミル刻文研究者
・南アジア地域研究の第一人者
中世から現代まで幅広くインドの歴史・文化について研究
カレーについても「カレー文化論」を唱えるなどカレー学者としても有名
○カレー学者として
・1986年、妻貴子氏との共著『カレーの身の上』出版(のちに『カレー学入門』河出文庫、1998年) 「カレー文化論」を提唱
「美味しんぼ」の作者が同書を読んで感動。辛島夫妻漫画に登場。
・1995年、放送大学の番組「南アジアの歴史と文化」を製作
・2000年、同番組から特に南アジアの社会と文化を理解する上で重要なトピックを取り上げた番組「南アジアの文化を学ぶ」を製作
ラーマーヤナ物語、遺跡、刻文などと並んでカレーについても1セクションをさく
テキスト『南アジアの文化を学ぶ』にて「カレー文化論─南アジアの統一性」収録