破天荒芸人と言われた吉村崇さんも、すっかり大人になっちゃって・・・
という感想はともかく、破天荒が「型破りで豪快な様子」という意味ですっかり定着しています。
ところが、このことばが中国の科挙試験を巡る話から生まれたことをご存じですか?
唐代の荊州(けいしゅう)というところでは、長らく科挙試験に通った人がいませんでした。そのため、文明未開の荒れ地という意味で「天荒」と呼ばれていました。
ある年に劉蛻(りゅうぜい)という人が初めて科挙試験に合格し、「天荒」を破ったと地元では大騒ぎになりました。そこから「破天荒」ということばが生まれたのです。
つまり「破天荒」はもともと「いままで誰も成し遂げられなかったことをする(こと)」を言ったことばなのです。
それが時代を経て、「誰も成し遂げないことをする」→「型破り」という意味に置き換わって使われるようになったのです。文化庁の「国語に関する世論調査」でも「型破りで豪快な様子」という意味だと思っている人は、65%以上だと報告されています。
人は年を経ると、次第に穏やかになっていくものなのでしょうか。いつまでも「破天荒」な人生を送りたいものですね、吉村さん。あ、僕も自戒をこめて、です。
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