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太宰治『一日の労苦』(新潮文庫『もの思う葦』より)
1938年(昭和13年)に書かれた随筆です。
太宰の思いだけでつづられておりストーリーは全くありません。難しい言葉が続き、正直面白い内容ではありません。作品が書けずに苦しみもがく胸の内を語っています。
初めて読んだとき、何を言いたいのかさっぱりわかりませんでした。この話を朗読しようと思ってから少しずつ読み解き、考え、1年半たった今では太宰の思いに少し近づけたような気がします。
苦しく難解な言葉が続きますが、やがて彼は一筋の光を見つけ、やはり書いていこうと決意します。ですから、この作品はとても前向きで希望に満ちたものだと解釈しています。実際、この後太宰治は結婚し、名作と呼ばれる作品をたくさんうみだしました。地味な随筆ですが、読めば読むほど太宰治に近づける気がする好きな作品です。
青空文庫:太宰治『一日の労苦』
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1592_18113.html
OP曲:Vignette written by Koyotaka Sambown
ED曲:piece (written by カワサキヤスヒロ)
(FREE BGM DOVA-SYNDROME https://dova-s.jp/ )
By 一璃(にのまえあき)太宰治『一日の労苦』(新潮文庫『もの思う葦』より)
1938年(昭和13年)に書かれた随筆です。
太宰の思いだけでつづられておりストーリーは全くありません。難しい言葉が続き、正直面白い内容ではありません。作品が書けずに苦しみもがく胸の内を語っています。
初めて読んだとき、何を言いたいのかさっぱりわかりませんでした。この話を朗読しようと思ってから少しずつ読み解き、考え、1年半たった今では太宰の思いに少し近づけたような気がします。
苦しく難解な言葉が続きますが、やがて彼は一筋の光を見つけ、やはり書いていこうと決意します。ですから、この作品はとても前向きで希望に満ちたものだと解釈しています。実際、この後太宰治は結婚し、名作と呼ばれる作品をたくさんうみだしました。地味な随筆ですが、読めば読むほど太宰治に近づける気がする好きな作品です。
青空文庫:太宰治『一日の労苦』
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1592_18113.html
OP曲:Vignette written by Koyotaka Sambown
ED曲:piece (written by カワサキヤスヒロ)
(FREE BGM DOVA-SYNDROME https://dova-s.jp/ )

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