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トップ1%以内でアメリカの医師国家試験に合格した勉強法として、現役医師の安川康介さんから教えて頂いた内容に感動しました
"アクティブリコール+分散学習=連続的再学習"
アクティブリコールとは
"実は、これまでの学習に関する数多くの研究から、何かを記憶するためには、それを積極的に思い出す作業や、脳みそから頑張って取り出す作業こそが、決定的に重要だということが明らかになっています。"
"つまり、アクティブリコールをしたグループは勉強直後は、他の勉強方法で勉強した人たちに比べて一番自信がなかったのです。実際は一番効果がなさそうだと評価されたアクティブリコールが、一番効果があったというわけです。"
分散学習(間隔反復)とは
"『記憶について─実験心理学への貢献』という1885年に書かれた本の中で、エビングハウスは以下のように語っています[39]。 「多くの繰り返しを行う際には、それらを一度にまとめて行うよりも、時間を分散させて行うほうが、明らかに有利である」"
連続的再学習とは
"アクティブリコールと間隔反復、この2つを組み合わせた勉強法が、現代の学習の科学的根拠に基づく、誰でも実践可能で効果の高い方法だと考えます。"
ここから私は思いました
1、手応えバイアス
2、再構築力
3、定着と掛け合わせ
私は受験勉強の時は、ひたすら書いて覚える、と言うことで、とにかく朝から晩まで書きまくってましたが、それは実は効果が薄いと言うことに衝撃を受けました
そして、こんな勉強法のコツを知っていたら、もしかしたら、もっと早くいろんなノウハウを身につけられてなのかも、と思いつつ、いやいや、今からだってやっていこう!と思わせて頂ける方法でした
1、手応えバイアス
一番驚いたのが、アクティブリコールと言う、方法が、感覚的には、そんなに効率がいい方法に思えないのに、実は一番効果的と言うことです。
こらは、言って見れば、手応えバイアスと言ってもいいかもしれないと思いました。つまり、手応えが一番あると思い込んでる方法が、効果的ではないといくことの気づきは衝撃的でした
例えば、筋トレを毎日やりすぎてしまうと、実は筋肉が痩せてしまう、または、糖質を制限し過ぎるとリバウンドが実は激しく起きる、みたいな、自分の実感と、効果ということが、必ずしも一致しないということが、あるのだと改めて肝に銘じました
2、再構築力
アクティブリコールとは、私の理解では、アウトプットをたくさんすることで、脳に刻み込まれるということかと思いました
以前、私の好きな本の、アウトプット大全の際、でもお話ししましたが、インプットをたくさんするためには、実はアウトプットをたくさんすることが重要、というお話と、とてもシナジーがあるなあと思いました
アウトプットするということは、実は覚えたことをそのまま写す行為ではなく、自分の中で様々な要素を再構成して話さなければならない、ということが言えると思います
すなわちそれは、よく言語化するといわれたりしますが、一旦抽象的に理解したものを、もう一度、言葉という具現化する作業をしてることと同じだと思います。
そしてその作業は、実は、イノベーション活動にも欠かせないことであって、例えば、違う業界で行われていることを抽象化してその価値を、自分たちの業界で展開するとどうなるか、みたいな再構築によって、新たなアイデアが生まれたりします
つまり、アクティブリコールは、再構築力を鍛えてくれるので、イノベーションを起こすための重要なスキルを鍛えてくれる方法とも言っていいのかもしれません
3、定着と掛け合わせ
夏休みの宿題は、必ず一夜漬け、試験においても同じなので、試験が終わったらすぐに忘れてしまう、そんなことを繰り返している私の学生時代でした
しかしそれは、この時間を味方にすると言ってもいい、分散学習の効果がどれほど高いのか、これを認識できていなかったから、なのかもしれないなあと思いました
私は自称、ものすごく覚えが遅いのですが、今の自分を振り返ると、実は曲の歌詞を覚える時だけは、毎日毎日少しずつ覚えていかないと、絶対に覚えられないことが経験的にわかっているので、一ヶ月かけて、一曲覚えたりしてます
そして不思議なことに一回これで覚えると、大体後々まで覚えていると、いう結果に結びついてるので、実感としても、分散学習という方法があって良かった、つくづくおもいます
これをイノベーションの文脈で捉えてみると、京都大学の苧坂直之先生のデフォルトモードネットワークの話を思い出します
散歩やお風呂などの、実は休んでいるときにこそ、脳は活性化して、さまざまな組み合わせを生み出すというお話ですが、その前提として、さまざまな情報が頭の中にあるということが必要かと思います
そのためにも、日々積み重ねていくからこそ、新たな掛け合わせのネタが蓄積されていくことになるのかもしれないなあと思います
分散学習は、試験対策でもありますが、日々のデフォルトモードネットワークのスパークを生み出す秘訣なのかもしれない
そんなことも思いました
ということで、最強の学習法である、アクティブリコールと分散学習を組み合わせた、連続的再学習は、実はイノベーション力を育てるのにも、効果を発揮する、そんなことを思いました
一言で言えば
連続的再学習ノベーション
そんな話をしています^^
参考:本: 科学的根拠に基づく最高の勉強法 安川 康介 2024年2月15日発行 発行 株式会社KADOKAWA
トップ1%以内でアメリカの医師国家試験に合格した勉強法として、現役医師の安川康介さんから教えて頂いた内容に感動しました
"アクティブリコール+分散学習=連続的再学習"
アクティブリコールとは
"実は、これまでの学習に関する数多くの研究から、何かを記憶するためには、それを積極的に思い出す作業や、脳みそから頑張って取り出す作業こそが、決定的に重要だということが明らかになっています。"
"つまり、アクティブリコールをしたグループは勉強直後は、他の勉強方法で勉強した人たちに比べて一番自信がなかったのです。実際は一番効果がなさそうだと評価されたアクティブリコールが、一番効果があったというわけです。"
分散学習(間隔反復)とは
"『記憶について─実験心理学への貢献』という1885年に書かれた本の中で、エビングハウスは以下のように語っています[39]。 「多くの繰り返しを行う際には、それらを一度にまとめて行うよりも、時間を分散させて行うほうが、明らかに有利である」"
連続的再学習とは
"アクティブリコールと間隔反復、この2つを組み合わせた勉強法が、現代の学習の科学的根拠に基づく、誰でも実践可能で効果の高い方法だと考えます。"
ここから私は思いました
1、手応えバイアス
2、再構築力
3、定着と掛け合わせ
私は受験勉強の時は、ひたすら書いて覚える、と言うことで、とにかく朝から晩まで書きまくってましたが、それは実は効果が薄いと言うことに衝撃を受けました
そして、こんな勉強法のコツを知っていたら、もしかしたら、もっと早くいろんなノウハウを身につけられてなのかも、と思いつつ、いやいや、今からだってやっていこう!と思わせて頂ける方法でした
1、手応えバイアス
一番驚いたのが、アクティブリコールと言う、方法が、感覚的には、そんなに効率がいい方法に思えないのに、実は一番効果的と言うことです。
こらは、言って見れば、手応えバイアスと言ってもいいかもしれないと思いました。つまり、手応えが一番あると思い込んでる方法が、効果的ではないといくことの気づきは衝撃的でした
例えば、筋トレを毎日やりすぎてしまうと、実は筋肉が痩せてしまう、または、糖質を制限し過ぎるとリバウンドが実は激しく起きる、みたいな、自分の実感と、効果ということが、必ずしも一致しないということが、あるのだと改めて肝に銘じました
2、再構築力
アクティブリコールとは、私の理解では、アウトプットをたくさんすることで、脳に刻み込まれるということかと思いました
以前、私の好きな本の、アウトプット大全の際、でもお話ししましたが、インプットをたくさんするためには、実はアウトプットをたくさんすることが重要、というお話と、とてもシナジーがあるなあと思いました
アウトプットするということは、実は覚えたことをそのまま写す行為ではなく、自分の中で様々な要素を再構成して話さなければならない、ということが言えると思います
すなわちそれは、よく言語化するといわれたりしますが、一旦抽象的に理解したものを、もう一度、言葉という具現化する作業をしてることと同じだと思います。
そしてその作業は、実は、イノベーション活動にも欠かせないことであって、例えば、違う業界で行われていることを抽象化してその価値を、自分たちの業界で展開するとどうなるか、みたいな再構築によって、新たなアイデアが生まれたりします
つまり、アクティブリコールは、再構築力を鍛えてくれるので、イノベーションを起こすための重要なスキルを鍛えてくれる方法とも言っていいのかもしれません
3、定着と掛け合わせ
夏休みの宿題は、必ず一夜漬け、試験においても同じなので、試験が終わったらすぐに忘れてしまう、そんなことを繰り返している私の学生時代でした
しかしそれは、この時間を味方にすると言ってもいい、分散学習の効果がどれほど高いのか、これを認識できていなかったから、なのかもしれないなあと思いました
私は自称、ものすごく覚えが遅いのですが、今の自分を振り返ると、実は曲の歌詞を覚える時だけは、毎日毎日少しずつ覚えていかないと、絶対に覚えられないことが経験的にわかっているので、一ヶ月かけて、一曲覚えたりしてます
そして不思議なことに一回これで覚えると、大体後々まで覚えていると、いう結果に結びついてるので、実感としても、分散学習という方法があって良かった、つくづくおもいます
これをイノベーションの文脈で捉えてみると、京都大学の苧坂直之先生のデフォルトモードネットワークの話を思い出します
散歩やお風呂などの、実は休んでいるときにこそ、脳は活性化して、さまざまな組み合わせを生み出すというお話ですが、その前提として、さまざまな情報が頭の中にあるということが必要かと思います
そのためにも、日々積み重ねていくからこそ、新たな掛け合わせのネタが蓄積されていくことになるのかもしれないなあと思います
分散学習は、試験対策でもありますが、日々のデフォルトモードネットワークのスパークを生み出す秘訣なのかもしれない
そんなことも思いました
ということで、最強の学習法である、アクティブリコールと分散学習を組み合わせた、連続的再学習は、実はイノベーション力を育てるのにも、効果を発揮する、そんなことを思いました
一言で言えば
連続的再学習ノベーション
そんな話をしています^^
参考:本: 科学的根拠に基づく最高の勉強法 安川 康介 2024年2月15日発行 発行 株式会社KADOKAWA
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