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今読んでいただいた箇所は、天地創造のクライマックスです。人間の創造が出てきます。今朝は、とくに26-28節を中心に見ていきたいと思います。結論から言いますと、人は神ご自身のかたちとして創造され、この地に置かれました。神の代理として、地を、つまり世界を治める者とされます。26節に出てくる「神のかたちとして」という言葉には、そういう意味があります。人が造られた目的は、神に代わってこの世界を治めることです。28節までの箇所にはそのことが書いてあります。神に代わって世界を治める。これは大変な務めです。けれども、28節をよく読むと、それは、神が人を祝福してくださっていることなのだとわかります。（続きは音声でお聞きください）

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イエスはこれまで、ガリラヤ地方を行き巡って、神の国の福音を宣べ伝えてきました。会堂に出向いて、人々に聖書の御言葉を解き明かしたり。

町や村を訪れて、民衆の病気を癒したり。そのような働きを通して、イエスには強烈に思わされたことがありました。それは36節（前半）「また、群衆を見て深くあわれまれた」。イエスはこれまで出会ってきた群衆のことをみて、深くあわれまれたんです。以前の翻訳では「かわいそうに思われた」とありました。それは、36節続き、「彼らが羊飼いのいない羊の群れのように、弱り果てて倒れていたからである」。

（続きは音声でお聞きください）

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私たちそれぞれの地上の人生は、誕生に始まり、死に至る時間軸の中にある。その間に、学校入学、卒業、就職、結婚、出産、子育て、そして、子離れ、定年、老後というような区切りの時がある。今、あなたは、その時間軸のどこにおられるだろうか。私は最後に近いところにいる。一生の時間軸のどこに今置かれているのか、これから、どのようなことが待っているのかを見極めるということは、私たちが人生を送る上で、大事なことだと思う。（続きは音声でお聞きください）

第１部

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第２部

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先週私たちはイースターを過ごしました。イエス様が十字架にかけられ、復活されたのです。しかし、イエス様の十字架が私たちに与えてくださったものは、赦しだけでしょうか。高校生からこんな質問を受けたことがあります。「洗礼受けたんだけど、この後どうするの？死ぬのを待つだけ？」もしイエスキリストの十字架と復活が私たちの罪を赦すだけであるとするなら、高校生の言うように、私たちはただ死を待つだけの、天国への行列に並ぶクリスチャンと化してしまいます。でもそうではないはずです。私たちは死を待つクリスチャンではない。

イエス様の十字架と復活は私たちの罪を赦すだけにはとどまらなかったのです。（続きは音声でお聞きください）

第１部

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第２部

210411_002.mp3

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イエス・キリストはよみがえられました。今から約2000年前の春の朝に。彼の墓は空になりました。この日から、すべてが変わり始めました。新しい安息が始まり、完全な安息に向けて動き出したのです。単にこの日に新しい宗教、キリスト教が始まったのではありません。現実に、新しいことが起こり始め、それが今も続いているのです。そして、2021年のイースターを祝う私たちも、この流れに乗って生きていくように招かれています。単に、大昔に神様がなさった偉大な出来事を思い起こして祝うだけでなく、それが今、ここに生きる私たちにとって意味あるものとなることが重要です。キリスト信仰者とは、いつでも「イースターの力で生きる者」であるべきなのです。使徒パウロを通して与えられた祈りの言葉から、どのようにしたら、それが実現するのかを学びましょう。（続きは音声でお聞きください）

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