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北海道・小樽に残る「鰊御殿(にしんごてん)」
ニシン漁で財を成した青山家が築いた豪邸は、かつて“海の米”がもたらした繁栄の象徴だった。
春、海が乳白色に染まる「群来(くき)」の光景。肥料として全国へ運ばれた鰊粕(にしんかす)。
そして、乱獲と化学肥料の登場によって失われた豊漁の時代。
取り壊し予定のイギリスから渡ってきたステンドグラス。教会の窓が、遠い異国で再び光を受ける。
聖と俗、過去と現在の光が交錯する、そんな北海道旅二日目。
北海道・洞爺湖の虻田神社に導かれた旅は、思わぬ“腹痛事件”から幕を開ける。
絶体絶命の危機を乗り越えて辿り着いた登別では、アイヌの熊祭〈イヨマンテ〉の記録から、熊と人との関係をたどる。
佐々木長左衛門『アイヌの熊狩と熊祭』(大正15年)をもとに、アイヌの熊飼育・熊送り儀礼(イヨマンテ)を民俗学的に読み解く。
神の使いを殺し、神のもとへ送る
現代の観光と信仰のあいだに、どんな断層があるのか?北海道を舞台に、人と熊の距離を見つめなおすフィールドノート。
「法事の夜に現れた曾祖母」
「玄関の雲壁に貼りつく影」
「河童に孕まされた女」
雪女の正体は歳神(来訪神)?
河童伝承は間引きを語り変えたもの?
遠野に息づく「生と死」「性と禁忌」「神と妖怪」のグラデーションを、民俗学・宗教・社会史の観点から語る。
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1950年、会津の山村で妊婦の遺体から胎児を取り出して埋葬するという「胎児分離埋葬事件」が起きた。
警察が動いたこの奇怪な事件の背景には、「祟り」を恐れる村の信仰と、妊婦の死を“穢れと罪”と見なす民俗的世界観があった。
産女伝承から水子供養まで、「命」が人になる前に抱えていたものとは何かをたどる民俗学エピソード。
参考文献
『怪異と身体の民俗学: 異界から出産と子育てを問い直す』安井 眞奈美 2014
『山口弥一郎の東北研究再考』内山大介 2022
『堕胎・中絶・間引きに見る生命観と倫理観』松崎憲三 2000
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遠野物語に現れる数々の「死のしるし」をめぐる回。
大病の人が最後に外出して人々に会う臨終外出譚、火事を予言した芳公馬鹿の奇妙な力、臨死体験として描かれる芥子の花畑、津波で妻子を失った福二の再会、そして夢の中で妻の魂が狐に憑いて現れた物語。
これらの話は、死を「突然の終わり」ではなく、共同体の中に現れる予兆や魂の外出として捉えていたことを示している。
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キーワード:遠野物語/柳田國男/民俗学/死後
民を守ったとされる安曇野の八面大王は、朝廷からは鬼とされた。善光寺に封じられた物部守屋の記憶。戸隠に伝わる鬼女紅葉の伝説。本エピソードでは、「鬼」と「信仰」が交錯する伝説ををめぐり、三層レイヤーで掘り下げ。
地域に残る史跡と人々の記憶を辿る。「鬼」とはなにか?
黒曜石の産地として知られる長野・星糞峠と、戦国大名の夢が刻まれた国宝・松本城。
古代の交易と城下町の歴史をつなぐ「石」と「城」の物語を、民俗学と歴史の視点から掘り下げ。
旅好き・歴史好きに向けた知的エンタメPodcast。旅の臨場感と、文献からの学びを一緒にどうぞ。
【仏像ビギナーも安心】
東京国立博物館で開催中の特別展「運慶 祈りの空間─興福寺北円堂」をきっかけに、如来・菩薩・明王・天部の分類、弥勒信仰の歴史、運慶作の仏像の見どころ、無著・世親兄弟像、四天王像まで、しっかり初心者ガイド。
「仏像ってどう見ればいいの?」という疑問から、「鎌倉時代の運慶仏はなぜ迫力があるのか」まで、初心者にも分かりやすく語る。
遠野の家には、ただの住居以外の意味が宿ってた。
L字の家「曲がり家」、キノコの毒で全滅した長者の家、正月の門松にまつわる不思議な風習、狼に襲撃された家、そして幻の家「マヨイガ」。
今回のエピソードでは、遠野に伝わる家と運命の物語をめぐる。
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