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地域の歴史、伝承、風習、そして社会に刻まれた記憶をひもといていくPodcast。 日本人とは?日本とは?あらためて知ることで、旅の楽しさが少し増したり、日々のモヤモヤが少し軽くなるおまじないをお届けします。_____________________________知識ゼロでも楽しめる構成で、現代とつながる“過去”の意味を再発見。民俗学をライトにポップに、けれど奥深く。あなたの暮らしの片... more
FAQs about 旅する民俗学 Zip Code Journey:How many episodes does 旅する民俗学 Zip Code Journey have?The podcast currently has 101 episodes available.
June 22, 202550. 「日蓮」鎌倉の論破王 佐渡でバズる -日蓮処刑中止の謎- *新潟県佐渡市* 【中編】1272年佐渡 日蓮はたったひとりで、700人の僧侶たちと論戦した。念仏、真言、禅…あらゆる宗派を相手に、経典・論理・預言まで駆使して言葉でねじ伏せる。鎌倉に現れた論破王。本エピソードでは、日蓮の佐渡流刑と激アツ公開ディベート「塚原問答」を再現。なぜ彼の言葉は人を動かし、法敵をも改宗させたのか?そして、処刑寸前に“満月大の光”が現れた夜、空にいったい何が起きていたのか?最新天文学との意外なリンクも交えながら、歴史ミステリーが交差する一日を追う。note記事はコチラ「Voiced by https://CoeFont.cloud」<キーワード>日蓮/塚原問答/佐渡流罪/論破/中世思想/超新星/Vela Jr./宗教と政治/歴史ミステリー...more21minPlay
June 18, 202549. 「佐渡金山」家康、佐渡でATMを作る *新潟県佐渡市* 【前編】江戸幕府の始まりとともに“幕府の金庫”として天領化された佐渡。この島で、徳川家康の命を受けた大久保長安は、大鉱脈を掘り当てる。佐渡には金を求めて人が集まり「佐渡の金山はこの世の地獄、登る梯子はみな剣」と唄われた。1日に10cmしか掘れない石英脈、精錬純度99.5%という奇跡の技術。これは黄金と祈りと旅の話である。note記事はコチラ<キーワード>佐渡金山/徳川家康/大久保長安/天領/道遊の割戸/灰吹法/やわらぎ/相川/ワラサ/真野鶴/ONDEKO...more24minPlay
June 15, 202548. 封じられたのは“異常”か“恐怖”か ―座敷牢とその記憶-座敷牢。それは家の中に作られた“監獄”だった。精神障害や異常行動を示す家族を、家族自らの手で閉じ込める。それがかつて日本各地で行われていた「私宅監置」の実態である。本エピソードでは、江戸から昭和にかけて続いた座敷牢の存在を、精神医療史や民俗信仰、家制度の視点から冷静にたどる。そこには「狂気」よりも、「恐れ」や「祈り」、そして「孤独」があった。精神病者監護法、呉秀三の調査報告、沖縄の例外的延長、現代の監禁事件に至るまで。制度と感情の狭間で揺れた“家の中の監獄”の記憶を、いま静かに見つめ直す。note記事はコチラ...more31minPlay
June 11, 202547. 仕事ってなんだ?『昭和の消えた仕事図鑑』【後編】神の写真を売る、つぶれたサラリーマンを演じる。制度のスキマに生きた「消えた職業」を追う後編。御真影売り、マネキン、つぶ屋、ニコヨン、公娼婦。むかしのグレーゾーンに潜っっていた仕事と、人間のサバイブ術を掘り下げ。『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』note記事はコチラ...more22minPlay
June 08, 202546. なにその仕事?『昭和の消えた仕事図鑑』【前編】蒸気機関士、炭鉱夫、電話交換手、文選工、帯封屋。かつて確かに存在し、いまはほとんど姿を消した仕事たち。EP前編では、時代の波に飲まれ「消えた職業」を5つ取り上げ、どのようにして社会から姿を消していったのか、その背景と“消滅の瞬間”をたどる。『イラストで見る 昭和の消えた仕事図鑑』note記事はコチラ<キーワード>消えた仕事/昭和レトロ/雇用/AI/職業図鑑/リスキリング/民俗学...more19minPlay
June 04, 202545. 昔話のくせにやけに現代的なんです ー猿蟹合戦と構造主義-『猿蟹合戦』を、単なる勧善懲悪の昔話として読むのはもったいない。握り飯と柿の種、登れる猿と登れない蟹、復讐と法。この物語には、労働と搾取、怒りと正義、そして社会と個人の構造が刻まれている。本番組では、レヴィ=ストロースの構造主義を手がかりに、昔話の中に潜む対立と調停のパターンを読み解く。昔話は、子どものものではない。「蟹である私たち」のストーリーである。note記事はコチラ...more25minPlay
June 01, 202544. 水無月と変わる花 ―淡色にある不穏-梅雨の季節、その代表格の紫陽花(あじさい)。淡い色の奥には、どこか不穏な気配が宿っている。今回は、「水無月」という不思議な名前の由来から、紫陽花にまつわる民間信仰、歴史、数奇な運命をたどる。・科学的色変化のメカニズム・花に込められたの意味・怪談や都市伝説ミステリー紫陽花とは?なぜ人はこの花に“心”を見るのか?その深層をめぐる。note記事はコチラ...more23minPlay
May 28, 202543. 狐の声が"証拠"だった時代 江戸の裁きと今の量刑江戸時代から昭和初期(おもに農村部)、人々は本気で狐が人に憑依すると信じていた。当時の行政や司法でさえも狐霊は実在するものとして扱われた。本エピソードでは、「狐憑き」が直接裁きを動かした3つの実録を紹介。①村八分と介護苦から母を殺した男②祈祷師を父の仇として襲撃した兄弟③二匹の狐に憑依された妻と狐を追い込む奉行当時の「狐憑き事件」を現代の価値観で見れば、それは迷信か?妄言か?これらが令和の日本で起きていたら、裁判所はどう判断するのか?AI裁判長が現代の刑法に照らしてリアルにシミュレーション。note記事はコチラ...more34minPlay
May 25, 202542. 地形がすべてを決めました。祟りも恋も分かれ目も。*奈良県吉野郡十津川村*【後編】大蛇と暮らす村、焼畑の風習、祟りを怖れて山を避ける日。奈良・十津川村の山奥には、信仰と祈りが暮らしの“道しるべ”として根づいてきた。焼畑と伝説が重なる話、夜這いが“村の制度”だった話、呪術と医療の間で猿や熊を食べた話、明治の大水害で村が消え、そして再生した話。「風土と人の分かれ目」をめぐる十津川後編エピソード。note記事はこちら【キーワード】ヒナミヤ様/ナガモノ信仰/桂又妙権太夫とコサメ小次郎/一本だたら/狐憑き/夜這い/民間療法/断髪と近代/十津川大水害/新十津川町...more36minPlay
May 21, 202541. 地形がいろいろ決めました。道も橋も税も。*奈良県吉野郡十津川村* 【前編】日本最大の村・十津川。神武天皇の東征と八咫烏伝説、秀吉の太閤検地、幕末。年間 3,000mm の雨、標高差 700m、温度差、道なき道を往く熊野古道。山と共に生きる民の知恵と歴史。神社に呼ばれなければ辿り着けない?年貢がゼロだった?凶方位を無効化する“神”が信仰されていた?この地ではすべてが“地形”が支配している。秘境の歴史とフォークロアが交錯する、十津川村の“前編”をお届け。note記事はこちら...more24minPlay
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