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英国キール大学のリチャード・ステファンズ教授が行った、冷水に手を浸す「cold pressor test(冷水圧迫試験)」で、罵詈雑言(スワリング)を吐きながらやる人と、やらない人の結果に、衝撃を受けました
"結果
1、痛みの耐性: スワリング群は、対照群に比べて平均で約40秒長く手を氷水に浸すことができました。
2、痛みの知覚: スワリング群は、痛みの強さを対照群よりも低く評価しました。
3、心拍数: スワリング群では心拍数の増加が見られ、これは交感神経系の活性化を示唆しています。"
"理論的背景
1. 情動の喚起
2. 交感神経系の活性化
3. 注意の分散"
ここから私は思いました
1、バイアスの破壊
2、逆転の発想
3、だとしたらアイディエーション
1、バイアスの破壊
まずは、この実験をしようと思ったことに衝撃を受けました。仮説として、罵詈雑言を吐くと痛みが和らぐのでは?"と言うことにどう着目したのかと。
世の中的には、小さい子供とかが、お家で汚い言葉を使ってると怒られたり、まして公共の場では、絶対に使っては行けない言葉なので、ある意味、タブーへの挑戦なのかとも思いました。
イノベーションの世界では、タブーやサンクチュアリなことの中に、実は長年の課題で解けないものの理由がある、と言うこともあるので、あえてそこへ挑戦したと言うイノベーションスピリッツに感動しました
2、逆転の発想
そしてこれは、以前、"常識変換法"で誰もがイノベーターになれるノベーション(1443回)でお話ししたクリエイティブ・ディレクターの西島知宏さんの、"常識変換法"に繋がるなあと思いました
まずは、常識を洗い出してみて、その反対を考えてみる、それだけで実は、逆転の発想に繋がる、とてもイノベーティブなアイディアが生まれる方法、と言うことで、とても感動したのですが
とても辛い時に、やっては行けない、言っては行けないことを、しかも、叫ぶと言うことは、公の場でやると、きっと通報されかねない、そんなことを、逆にそれが良いのかもしれないと言う、逆転の発想で、やってみる、そこへ辿りつく勇気なのか、面白がりなのか、わかりませんが、素晴らしいと思いました
3、だとしたらアイディエーション
そして、この衝撃的な発見は、実験だけの世界で終わらせては、行けないと思うのが、またイノベーターなのかなとも思いました
例えば、実はたくさんの痛みを普段から我慢して持ち続けているからこそ、さまざまな組織や団体や国間で、イライラが募り対立を生むのではないか?
みたいな仮説から、罵詈雑言のツボ、みたいなのを一家に一台、ゆくゆくは1人一壺持つことによって、精神的な排泄ではないですが、代謝を高めることを仕組みするソリューション見たいなのもあっても良いかもしれない
また、懺悔の部屋、みたいな、罵詈雑言を叫ぶ部屋、みたいなものを、家庭や、会社や、果ては政府機関などに設置ことによって、精神の健康的な代謝を高めていくことで
ストレス、イライラ、悲しみ、憎しみ、いろんな精神的な痛みを緩和してくれるのではないか、そしてそれが、世の中のあらゆる対立を解消することにつながったのです、めでたしめでたし、みたいな
妄想から、実は世の中を変えるソリューションができるかもしれない、そんなことを思いました
この発見は単なるイグノーベル的なものでは決してなくて、世界の平和を本当に実現するかもしれない
一言で言うと
罵詈雑言が世界を救うノベーション
そんなことを思いました^ ^
参考:論文: "Stephens, R., Atkins, J., & Kingston, A. (2009). Swearing as a Response to Pain. NeuroReport, 20(12), 1056–1060."
"Robertson, O., & Stephens, R. (2017). Swearing as a Response to Pain: A Cross-Cultural Comparison of British and Japanese Participants. Scandinavian Journal of Pain, 17, 267–272. "
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/-9NV71MzwOI
英国キール大学のリチャード・ステファンズ教授が行った、冷水に手を浸す「cold pressor test(冷水圧迫試験)」で、罵詈雑言(スワリング)を吐きながらやる人と、やらない人の結果に、衝撃を受けました
"結果
1、痛みの耐性: スワリング群は、対照群に比べて平均で約40秒長く手を氷水に浸すことができました。
2、痛みの知覚: スワリング群は、痛みの強さを対照群よりも低く評価しました。
3、心拍数: スワリング群では心拍数の増加が見られ、これは交感神経系の活性化を示唆しています。"
"理論的背景
1. 情動の喚起
2. 交感神経系の活性化
3. 注意の分散"
ここから私は思いました
1、バイアスの破壊
2、逆転の発想
3、だとしたらアイディエーション
1、バイアスの破壊
まずは、この実験をしようと思ったことに衝撃を受けました。仮説として、罵詈雑言を吐くと痛みが和らぐのでは?"と言うことにどう着目したのかと。
世の中的には、小さい子供とかが、お家で汚い言葉を使ってると怒られたり、まして公共の場では、絶対に使っては行けない言葉なので、ある意味、タブーへの挑戦なのかとも思いました。
イノベーションの世界では、タブーやサンクチュアリなことの中に、実は長年の課題で解けないものの理由がある、と言うこともあるので、あえてそこへ挑戦したと言うイノベーションスピリッツに感動しました
2、逆転の発想
そしてこれは、以前、"常識変換法"で誰もがイノベーターになれるノベーション(1443回)でお話ししたクリエイティブ・ディレクターの西島知宏さんの、"常識変換法"に繋がるなあと思いました
まずは、常識を洗い出してみて、その反対を考えてみる、それだけで実は、逆転の発想に繋がる、とてもイノベーティブなアイディアが生まれる方法、と言うことで、とても感動したのですが
とても辛い時に、やっては行けない、言っては行けないことを、しかも、叫ぶと言うことは、公の場でやると、きっと通報されかねない、そんなことを、逆にそれが良いのかもしれないと言う、逆転の発想で、やってみる、そこへ辿りつく勇気なのか、面白がりなのか、わかりませんが、素晴らしいと思いました
3、だとしたらアイディエーション
そして、この衝撃的な発見は、実験だけの世界で終わらせては、行けないと思うのが、またイノベーターなのかなとも思いました
例えば、実はたくさんの痛みを普段から我慢して持ち続けているからこそ、さまざまな組織や団体や国間で、イライラが募り対立を生むのではないか?
みたいな仮説から、罵詈雑言のツボ、みたいなのを一家に一台、ゆくゆくは1人一壺持つことによって、精神的な排泄ではないですが、代謝を高めることを仕組みするソリューション見たいなのもあっても良いかもしれない
また、懺悔の部屋、みたいな、罵詈雑言を叫ぶ部屋、みたいなものを、家庭や、会社や、果ては政府機関などに設置ことによって、精神の健康的な代謝を高めていくことで
ストレス、イライラ、悲しみ、憎しみ、いろんな精神的な痛みを緩和してくれるのではないか、そしてそれが、世の中のあらゆる対立を解消することにつながったのです、めでたしめでたし、みたいな
妄想から、実は世の中を変えるソリューションができるかもしれない、そんなことを思いました
この発見は単なるイグノーベル的なものでは決してなくて、世界の平和を本当に実現するかもしれない
一言で言うと
罵詈雑言が世界を救うノベーション
そんなことを思いました^ ^
参考:論文: "Stephens, R., Atkins, J., & Kingston, A. (2009). Swearing as a Response to Pain. NeuroReport, 20(12), 1056–1060."
"Robertson, O., & Stephens, R. (2017). Swearing as a Response to Pain: A Cross-Cultural Comparison of British and Japanese Participants. Scandinavian Journal of Pain, 17, 267–272. "
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/-9NV71MzwOI
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