食糧問題の件で、よく食べ放題や大盛りメニューが叩かれたり、大食いを褒める話が見られる訳だが、とんでもない勘違いをしてませんか?
そもそも、宮廷料理だった中華や西欧料理の多くは、単に主人が客人を接遇する為だけでなく、そこに仕える従者への配慮があるかを見極める、ある意味京言葉よりも
えげつない意図が隠されていて、これをさりげなく読み取り、如何に立ち振る舞うかが求められてたのが、“料理を少し残す”という、日本人から見たら“変な風習”
となる訳です。つまり、チップを給仕役に渡す代わりが“お残し”という風習だった訳です。
が、衛生概念が一般化されると、料理を食べ残す事による感染症(特にコレラやノロウィルス)の蔓延リスクを上げる行為と見做され、貨幣によるチップで誠意を示す方に
変わっていった訳で、ここの意図がわかってないと、おかしな話になるのです。
なお、日本の“勿体無い理論”の裏には、如何なる立場、職種であれど“対等なる存在”という概念あっての話であり、大量に料理を作っても、全員で食べる事で消費する
という意味では、諸外国よりも合理的で無駄が少ないのです。