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3年4ヶ月、全力で走り切った最終回。テーマは「3年間で一番伝えたかったこと」。小屋さんは函館のワイナリーで見た景色から──情熱を傾けられることを先に見つけて、その後でどれだけのお金が必要かを考えればいい。お金の不安はたいてい過剰だ。ナンシーは「お金は余白を生む道具」と語る。余白があるから新しいものが生まれる、その余白のためだけのお金があれば十分じゃないか。キャサリンは「稼ぐことはありがとうを受け取ること」──誰かの役に立ってありがとうと言われる、その積み重ねが自分を幸せにする。お金がテーマの番組で最後にたどり着いたのは、「お金はそんなにいらないかもしれない」という逆説的な結論だった。3年間、ありがとうございました。
残り3回シリーズの第2回は「番組を通して変わったこと」がテーマ。キャサリンは初めてコメントをくれたリスナー・ヤマトンさんへの感謝と、初回の自分の声を聴き返した時の驚きを語る。ナンシーが最も印象的だったのは、子供への金融教育について小屋さんとの考え方のギャップが何度も浮き彫りになったこと──失敗をたくさんさせてビジネス感覚を育てたい小屋さんと、無駄な失敗は防いであげたいキャサリン・ナンシー。山の登り方は違っても頂上は同じ、でも議論は最後まで平行線。そんな3年半を笑いながら振り返る、番組ラスト前の回。
重大なお知らせから始まるこの回。ナンシーの大学院が本格化したことをきっかけに、2023年3月から続いてきたこの放送は残り3回で一旦幕を閉じることになりました。第1回の今回は「3年4ヶ月を振り返る」がテーマ。キャサリンが初回の音声を聴き返してみると、当時取り上げていたのは「イデコや積立NISAで個別商品を助言していいよという動きが出ている」というニュース──3年後の今も、制度改正はまだ途上。変わらない金融規制の現実と、確実に変わった3人の声と顔を重ねながら、番組の歴史を静かに振り返ります。
兵庫県のアフタースクールで月1回の金融教育を行うキャサリンが現場で感じた「お小遣い帳離れ」。そもそもお小遣いをもらっていない子、現金を使う機会がない子が増えている中で、お小遣い帳を教えることに意味はあるのか?小屋さんは「自分でバイトして稼いでから始めれば十分」、キャサリンは「小学生のうちの積み重ねが大人になって活きた」と真っ向対立。ダイエットに例えると「レコーディングで痩せる人と痩せない人がいる」という小屋さんの言葉が核心をつく。最終的にたどり着いたのは、お小遣い帳はあくまで手段で、大事なのはお金のセルフコントロール力をどう育てるかという問いだった。
寿命が判定できる時代を描いた少年ジャンプの漫画「限りある私達は。」をきっかけに、キャサリンと小屋さんが「寿命が分かった方がいいか?」を語り合いました。年金も資産形成も「いつまで生きるか分からない」から難しいのに、分かったら分かったで人は動かなくなる?「締め切りのない宿題はやらない」という話から、ガンジーの言葉「明日死ぬように生きろ」に着地するちょっと哲学的な回です。
キャサリンのリクエストで実現した「マネーライフプランニングの今後を聞く」回。創業は2008年、小屋さん31歳の時。当初は株・不動産の損をなくすアドバイスが出発点だったが、アメリカのカンファレンスで「商品を売らずアドバイス料だけで成立するビジネスモデル」を知り、2009年からフィーオンリーモデルに転換。軌道に乗るまでの5〜6年を支えてくれたのは、「日本もいずれそうなる」と励ましてくれたアメリカのアドバイザーたちだった。その恩返しとして今目指すのは、「3,000万円以上の資産を持つ人が、お金のかかりつけ医に相談するのが当たり前の日本」。そのために自分一人でなく、同じモデルで動けるFPを育てる教育事業も展開中。10年後の紙に書いたビジョンへ向けて、着実に逆算している。
富裕層シリーズ第2弾。キャサリンの「富裕層の趣味ランキング予想」(3位ゴルフ・2位旅行・1位健康麻雀)を小屋さんが答え合わせ。実際には旅行が断トツで、しかも「イタリアへピアノを習いに毎年通う」「リタイア後に料理留学してお店を出す」など、お金と時間の使い方のレベルが違った。一方で富裕層ならではの悩みも赤裸々に。健康への意識の高さ、子供への金融教育の難しさ、そして「好意を向けられても金目当てかもしれない」という代々のお金持ちが抱える根深い猜疑心──お金があれば幸せとは限らない現実をFP目線で語ります。
日経新聞「富裕層入りの共通項は?」記事をきっかけに、小屋さんとキャサリンが「富裕層って結局何?」を掘り下げました。野村総研の定義では1億円以上が富裕層とされるが、世界基準では5億円以上から──その感覚のズレはなぜ生まれるのか。小屋さんが実際のクライアントから見てきた富裕層4パターン(①節約サラリーマン型②地主・親ビジネス継承型③創業オーナー型④超高年収スペシャリスト型)を初公開。そして本田健の「月100万円自由に使えたら富裕層」という定義が今も刺さる理由とは?ナンシー不在の2人回、テンポよく学べます。
NAPFAシリーズ最終回は、ミネアポリス郊外のFP事務所「ホワイトオーク」現地訪問レポート。スタッフ6人・顧客約200人・預かり資産1,500億円──6人で年収10億円規模を稼ぐビジネスの実態とは?株式市場の情報をあえてオフィスに置かない「リゾート型」空間設計、一人一部屋の執務室、名刺交換はせずLinkedInで繋がるカルチャー。50代のCEOシャロンさんが「80歳までやる」と言い切る理由は、お客さんと20年つきあう関係性の楽しさにあった。カンファレンスより現地訪問の方が100倍学べる、と小屋さんが断言する理由がわかる一回です。
NAPFAカンファレンス現地レポート第2弾。今回はカンファレンスの中身を深掘り。注目セッションその①は「ファイナンシャルセラピー」──夫婦の価値観の違いをお金で解決しようとすると必ず行き詰まる。感情・身体感覚にアプローチするセラピー的メソッドを方法論として体系化した女性アドバイザーの実践に、3人が衝撃を受ける。注目セッションその②はアメリカのRIA業界M&A二極化。業界発足40年で創業世代が引退期を迎え、数兆円規模の独立系大手が中規模事務所を次々買収。個人の顔の見える事務所か、システム力のある大手かという構造変化は、日本のFP業界の30〜40年後の姿かもしれない。
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