現在、渋谷スクランブルスクエアの展望施設
「SHIBUYA SKY」では、ヘラルボニーによる企画展「PARADISCAPE~異彩を放つ作家たちが描くせかい~」が
開催されています。
私はこの展示を観るために、田舎からわざわざ渋谷に
足を運びましたが、事前予約制のため、1度目はチケットが売り切れていて観ることができず💦
しかし、2度目にはしっかりと予約をして、ようやく
展示を楽しむことができました。
ヘラルボニーは、障害を「特性」と捉え、個性を社会に
伝えることを目指す企業で、代表を務める双子の兄弟が
障害を持つ人に可能性や多様性を持たせたいと
様々なアート活動を行っています。
その理念は「異彩を放つ=異なる彩りを放つ」を
キャッチコピーに掲げ、障害を持つ人も社会に
とって重要な存在とし、彼らの個性を尊重する
社会を築こうとしています。
この企業は、絵画だけでなく、企業とアーティストの
コラボやオリジナルグッズの販売など、幅広い活動を
行い、世界中でファンを増やしています。
ヘラルボニーという名前は、双子の代表の障害を
持つ兄が7歳のときに自由帳に書いた言葉に由来し、
無意味に見えるものに価値を見出そうという意図が
込められています。
展示された作品は、自由で無秩序に描かれている
ようなものが多く、私にとっては新鮮で刺激的でした。
自分が普段、絵を描く際に構築的思考を重視しているのに
対し、ヘラルボニーの作家たちは思いのままに描いて
いるようで、その自由さが羨ましく感じました。
またヘラルボニーさんの企画を通して、私は
自分の「異彩」に対する考え方を振り返ることが
できました。自分の違いを受け入れ、それを強みに
することができると、人生が豊かになるということに
気づいたのです。
展示は3月31日まで開催されています。(渋谷スカイは
事前予約が必要です。)
是非、多くの人々にヘラルボニーさんの活動に触れ、
多彩なアーティストの作品を観てほしいと思います。
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