「米民間企業の月着陸機「Athena」 打ち上げ後に撮影した地球の画像が公開」 アメリカの民間企業Intuitive Machines(インテュイティブ・マシーンズ)は2025年2月27日付で、同社の月着陸ミッション「IM-2」の月着陸機「Athena」に搭載されているカメラで撮影した地球の画像を公開しました。SpaceX(スペースX)の「Falcon 9(ファルコン9)」ロケットで日本時間2025年2月27日に打ち上げられたAthenaは、発射約1時間後に最初の通信を確立。画像が公開された時点では月に向かって飛行中です。Intuitive Machinesによると、Athenaはアメリカの現地時間で2025年3月3日に月周回軌道へ進入する予定で、月面着陸の機会は同・2025年3月6日に訪れると見込まれています。AthenaはIntuitive Machinesが開発した「Nova-C(ノバC)」クラスの月着陸機のひとつです。同社によると、Nova-Cは全高4.73m・重量2120kgで、最大130kgのペイロードを搭載して月面に着陸することができます。