今週のたまたまさいたまラヂオは、配信の4日後に迫ったイベントの「直前スペシャル」です。
2026年8月2日(日)、松伏町の田園ホール・エローラで、歌のコンテストが開催されます。なんと第1回。出場は28組。年齢層は10代から70代まで、ほぼ均等に散らばっているそうです。ジャンルもバラバラ。しかも入場無料。
主催しているのは、松伏町にお住まいの武泰子さんです。
ずっと昔から、そういう人だった
武さんは大阪のお生まれ。ご両親が小さな工場を営むご家庭で、興味を持ったことは何でもやってみる子どもだったといいます。番組では、小学校6年生のときにクラスみんなでやったある取り組みのエピソードを話してくださいました。リヤカーを引いて町を回り、集めたものを寄付して、お礼の手紙が返ってきた。あのときの嬉しさが、今も体のどこかに残っている。そんな話です。
きよぷんとの出会いは、およそ20年前。埼玉の個人事業主が集まって情報交換をする場が、ふたりの接点でした。当時から武さんは、周りの人に仕事を紹介したり、人と人をつないだりする側にいたようです。番組の中でも、きよぷん自身が松伏町でカメラを構えるようになったのは武さんの紹介があったからだ、と語られています。
コンテストの原点は、ひとりの男性
では、なぜ「歌」だったのか。
ここが今回のいちばんの聴きどころです。武さんがコンテストを思い立った背景には、あるひとりの男性の存在がありました。歌が大好きで、カラオケのために片道20分の道のりを毎日歩いていた人。全国的に有名なのど自慢番組に何度も応募して、そのたびに落選していた人。
その方が90歳を超えたある日、状況が変わります。そこで武さんが目の当たりにしたものが、このコンテストの出発点になりました。
何が起きたのか。武さんの口から語られる数分間は、文字にするより音声で聴いていただいたほうが、絶対にいいと思います。ぜひ本編でどうぞ。
半年で、ゼロから
構想が動き出したのは2025年の12月から1月ごろ。開催まで実質半年ちょっとです。ゼロから立ち上げたイベントとしては、かなりの短距離走でした。
資金の話も出てきます。クラウドファンディングは目標金額を達成。さらにスポンサーがついたのですが、その企業名がスタジオで明かされた瞬間、きよぷんとみおさんが揃って声を上げていました。地元の方なら、まず知らない人はいない名前です。
出場者の集め方も、聞いていて唸りました。ネットとチラシはもちろんとして、武さんは全国のアカペラグループをインスタグラムで一つひとつ検索し、およそ250件に手紙を書いています。ミュージックスクールにはメール。越谷市内の高校には、切って貼った手紙を郵送。完全なドブ板です。
その結果、島根県立大学や筑波大学からも応募が届きました。
会場のこと
会場となる田園ホール・エローラは、松伏町中央公民館のホールです。武さんいわく、残響時間が1.9秒。国内でも屈指の音響を持つホールなのだそうです。番組の中では、「このホールでこの人の演奏を聴いてみたい」という具体的なアーティスト名まで飛び出しました。
音楽をやる人にとって、ここがどれだけ贅沢な場所なのか。武さんの熱の入り方で伝わってきます。
そして、最後の質問
番組の締めくくりに、みおさんが尋ねました。
「武さんにとって、松伏町とは何ですか?」
返ってきた言葉は短いものでした。ただ、その言葉の意味を武さんが説明しはじめたところで、話は予想外の方向へ転がっていきます。ご主人が庭で何を作っているのか——スタジオが完全に混乱した数十秒間は、本編のいちばん最後に入っています。
そこまで聴いて、笑って、それから8月2日にエローラへ足を運んでいただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
【イベント情報】
第1回 歌のコンテスト
- 日時:2026年8月2日(日)
- 会場:田園ホール・エローラ(松伏町中央公民館) 〒343-0114 埼玉県北葛飾郡松伏町ゆめみ野東3丁目14番地6
- 入場料:無料
- 出場:28組(ホールコンテスト/ネットコンテストの2部門)
- お楽しみ:抽選会あり。グッズが当たります
- 駐車場:無料駐車場完備
アクセス
- 東武スカイツリーライン「北越谷駅」東口 → 茨急バス「エローラ」行き →「中央公民館前」下車 徒歩1分(約20分)
- JR武蔵野線「吉川駅」北口 → 茨急バス「エローラ」行き →「中央公民館前」下車 徒歩1分(約20分)
- JR武蔵野線「南越谷駅」南口 → タローズバス「東埼玉テクノポリス(松伏高校経由)」行き →「松伏高校前」下車 徒歩3分(約30分)
▶ 本編はこちらから https://saitamaradio.com
番組へのご意見・ご感想は、ウェブサイトのフォームよりお寄せください。
MC:山﨑清彦(きよぷん)/鈴木美緒(みおさん)
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