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第23回歌壇賞受賞作家の第1歌集。
みき(@miki_apreciar)
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書籍紹介(がたんごとんより)
平岡直子さん、待望の第一歌集『みじかい髪も長い髪も炎』。
言葉ひとつひとつは知っている言葉、特別ではないはずなのに、驚くべき飛躍で、どこか違う世界に迷い込んだよう、それでいて、心の1番奥深く、繊細な部分を鷲づかみにしてしまうようなドキドキ、刺激でクラクラします。
動物園のなかで手ぶら、なんて、すごく気の抜けた状態な気がするけれど、それは命の危機に隣接する事であったりする。三越のライオンが見つからない事が、言葉が壊れて反響するほど、心を砕く事だったりする。生きることは、すごく恐ろしくて、反面、すごく素晴らしい。そして簡単ではないけれど、美しい。
生きる中の、刹那よりも短い一瞬を見逃さないようにな鋭い感覚の中で、永劫に続く何かに触れられる気がして。すごく近くで会話をしているのに、どこまでも遠くが見える気がします。
何度も反芻したくなる、心に携えておきたい歌が詰まった歌集です。
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第23回歌壇賞受賞作家の第1歌集。
みき(@miki_apreciar)
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書籍紹介(がたんごとんより)
平岡直子さん、待望の第一歌集『みじかい髪も長い髪も炎』。
言葉ひとつひとつは知っている言葉、特別ではないはずなのに、驚くべき飛躍で、どこか違う世界に迷い込んだよう、それでいて、心の1番奥深く、繊細な部分を鷲づかみにしてしまうようなドキドキ、刺激でクラクラします。
動物園のなかで手ぶら、なんて、すごく気の抜けた状態な気がするけれど、それは命の危機に隣接する事であったりする。三越のライオンが見つからない事が、言葉が壊れて反響するほど、心を砕く事だったりする。生きることは、すごく恐ろしくて、反面、すごく素晴らしい。そして簡単ではないけれど、美しい。
生きる中の、刹那よりも短い一瞬を見逃さないようにな鋭い感覚の中で、永劫に続く何かに触れられる気がして。すごく近くで会話をしているのに、どこまでも遠くが見える気がします。
何度も反芻したくなる、心に携えておきたい歌が詰まった歌集です。
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