今回のラジオでは、私たちにとっての「移住」という概念の話をしてみました。
私たちはよく「移住してきたんです〜」と言ってて、移住っていう言葉を便利に使っているのですが、本心から「移住」という言葉を信頼しているか?と言われたら、あまりできてない…。
<移住というより、遠めの引越しをした>という感覚だったし、そのくらいの気持ちで、近くにだって遠くにだって、住む場所を選べばいいと思っています。
移住なんて、大袈裟な言葉には「もう戻らない覚悟」とか「そこからまた引っ越すのが失敗」とか「その土地に馴染み、その土地の人間として生きる」といったイメージがついている気がします。
元々が<移民>の国内版的なイメージを持っているからかな?
でも、そんな大袈裟な移住じゃなくて、単に、遠くに、そして自然豊かな場所に引っ越してみる、でいいような気がするんですよね。
それでも、私たちが移住という言葉を便利に使っているのは、私たちが「遠めの引越し」をしたことで、たくさんの価値観の変化があり、それが「移住がもたらすと言われがちな価値観の変化」と近しいから。
ラジオで語るより、ここで綴った方がわかりにくくなっちゃったな。