「手づくりの人生論」をテーマに、ちょっとおもしろいふつうの人の半生を聴き込みます。
食時処 うみそら 料理人のいとうひろしさんのゲスト回の第3回目。
カナダでの料理人生活の合間、一時帰国中に訪れた天草で初対面のおばあちゃんに「あんた、ここ住みなさい!」と言われのぞいた物件。
コロナのロックダウン中に貯まった給付金を元手に「やっちゃう!?」と、冬の間だけオープンすることになった食時処うみそら。
日本に帰ってきたときは、カナダからきた自分が受け入れられるか…「ころされるよ〜!」と周りから言われ、不安でいっぱいだったそう。
でも、いざ飛び込むと、本当にあったかく驚いたそう。
そこには、地域の中で、人と自然がつながり合い、エネルギーが循環する「食」の輪がありました。
ひろしさん自身はその中で、食のめぐみを「伝える」役割を強く感じるようになったと言います。
▼5年ぶりに帰った日本、天草で「ここに、住みなさい!」とおばあちゃん
▼最初はめちゃくちゃ怖かったけど、あったかく迎えてくれた天草
イタリア・カナダ・日本でフレンチとイタリアンを学んだ料理人のいとうひろしさんがシェフをつとめる天草・野釜島の「食時処 うみそら」。
古い日本家屋をそのまま生かし、和食器で提供される料理には、天草のめぐみが詰め込まれています。
地産地消と、土地の文化への敬意が料理に現れている一皿一皿。
鯛・車海老・放牧豚・猪・自然栽培の野菜・太陽のたまご…など天草の特別な味覚を楽しめます。
https://www.instagram.com/umisora2021/
大分県竹田市の城下町にある2つのシェアハウス。2016年に東京から移住してきた私たち市原夫婦が営んでいます。3人の子どものいる多世代シェアハウス/自然栽培の田んぼ/古民家セルフリノベーション