リスナーの皆様は、台湾に対してどのような印象をお持ちですか。実際に台湾にいらした事がある方は、来台前に抱いていたイメージと、何かギャップを感じることはありましたでしょうか。
先ごろ、主に大学生など若者に人気のあるインターネット上の掲示板で、ある投稿が反響を呼びました。その投稿とは、「もともと台湾に対して、良いイメージをもっていた日本人のガールフレンドが、台湾に来て半年、大きく失望してしまった」という内容でした。
この男性投稿者によりますと、ガールフレンドとは韓国の大学に留学したときに知り合い、卒業後、それぞれ母国に帰国後、遠距離恋愛を続けていましたが、男性と一緒になる為、ガールフレンドは仕事をみつけ、台湾にやってきた、といいます。
では、このガールフレンドは何に失望してしまったのでしょうか。答えは、ゴチャゴチャとした町並みと、交通マナーの問題でした。
ガールフレンドはもともと中華民国台湾に対し、「ハイテク産業が発展し、教育水準が高く、新型コロナウイルスの抑え込みにも成功している国」というイメージをもっていたといいます。
また、台北の町並みについても、台北のランドマーク、高層ビルの台北101の写真などを見て、どこも現代的で、整然としていると思い、素晴らしいイメージを抱いていたそうですが、実際にやってきたところ、至る所にあばら家がある事に衝撃を受けたそうです。
この男性は古い建物がある事はともかくとして、重要なことは、ヨーロッパや日本のように、しっかりメンテナンスをする事だ、との考えを示しました。さらに、ガールフレンドを失望させたのは、道路上において、スクーターや車のドライバーが、歩行者の通行を十分に優先させない、という交通マナーの問題でした。
男性から、こうした内容の投稿がなされると、「確かにこの2つの点については改善すべきだ」という同意の声が大多数を占めました。
しかし、ここで、「台湾在住の日本人のおじさん」という名前でフェイスブックで運営、7万人以上のフォロワーをもつ日本人男性が異議を唱えました。
台湾在住歴8年というこの男性は「この8年、良くないこと、不愉快なこと、望んでいない事に遭遇したことはたくさんあったけれど、一度たりとも台湾に対して失望したことはない」と強調、仮に失望しかけてもすぐに解決方法を考えてきた、と述べました。
そして、この男性は、日本人の適応力の弱さを挙げ、自分とこの女性の一番の違いは、「台湾を尊重する気持ちの有無」だとして、自分はできるだけ適応するよう努力していると述べました。
この日本人男性の投稿には4000以上の「いいね」がつき、多くの台湾の人々は謝意を示しましたが、同時に、特に、交通マナーの悪さについて我々は改善すべきだと思う、というコメントも多く見られました。
私も台湾の交通マナーについては思う事はあり、女性の気持ちもよくわかりますが、台湾にはそれをはるかに上回る、素晴らしい点、魅力があるということを、この女性には是非気づいてもらいたい、そんな気がいたします。