「NASAがアルテミス計画のスケジュールを再び見直し 有人月面着陸は2027年以降に」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年12月5日付で、アメリカが主導する有人月探査計画「Artemis(アルテミス)」のスケジュールが変更されたことを発表しました。それによると、Artemis計画初の有人飛行として4名のクルーが月周辺を飛行する「Artemis II(アルテミス2)」ミッションは2025年9月から2026年4月に、同計画初の有人月面着陸が行われる「Artemis III(アルテミス3)」ミッションは2026年9月から2027年半ばに、それぞれ目標時期が延期されています。今回の延期は、地球と月周辺の往復飛行に使用されるNASAの有人宇宙船「Orion(オリオン、オライオン)」の耐熱シールドで確認されていた問題の技術的な原因が特定されたことを受けて決定されました。