おもミス~主にミステリーを読むハルク。

おもミス~主にミステリーを読むハルク。

By クルハラハルクArtsBooks
Download on the App Store

おもミス~主にミステリーを読むハルク。 episodes

  • ある映画の異変について目撃情報を募ります(海藤文字)第二十六回

    ⬇今回読んだ本(Amazonアソシエイトリンク)

    ある映画の異変について目撃情報を募ります(海藤文字)
    https://amzn.to/4wYFbsz

    ⬇次読む本

    ある映画の異変について目撃情報を募ります2 (海藤文字)
    https://amzn.to/3SburH7

    ⬇お便りはメールかマシュマロでお願いします!
    メール:[email protected]

    マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/5gbmgg3wawzh5of?t=MtZLEl&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    紹介した本をあなたが読んだ時の感想や、
    おすすめの本を教えてくれると嬉しい!
    (ネタバレはしないでね)

    ⬇ブクログ(メイン)
    https://booklog.jp/users/kuruharahuruk

    ⬇Reads(軽くポストする用)
    https://reads.jp/u/Kuruharahuruk

    ⬇Twitter(新X)
    https://x.com/kuruharahuruk

    ⬇ゲームポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/3B4iLCOm8kVM44ncXQWzAo?si=6FxRlehWSYSjYQU4zKTfJQ

    ⬇雑談ポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/749BVLGtAovHWh6sVo2e5Y?si=ljmAFManQgKGFaBnl9gi5A

    ⬇リンクツリー(各種リンクまとめ)
    https://linktr.ee/BigBatBoss

    ―――以下読書メモ―――
    ★超ネタバレ注意★自己責任で読んでください★
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    【ストーリー】
    ▶MOJIの映画レビューというブログをやってる映画レビューブロガーが主人公
    ▶12月に大阪のマイナーホラー映画上映イベントで「ファウンドフッテージ」を観たというレビューを書いたところから始まる。
    ▶ファウンドフッテージの終盤に異様な白い男の姿がフラッシュのように映る
    ▶ネットに「ファウンドフッテージ」という映画の情報が無さすぎて、コメント欄が「無い映画を紹介したんじゃないか」とちょっと荒れる
    ▶次に「ハウス・イン・ザ・ダーク」という映画を観たら、「ファウンドフッテージ」に出てきた「白い男」が映って「あの演出流行ってるのかな?」とブログに書く
    ▶すると「ハウス・イン・ザ・ダーク見ましたけど白い男なんてなかったですよ?」とコメントが何件もつく
    ▶おかしいと思って2回目見に行ったら、たしかにそんなシーンは無かったと謝罪。レイトショーで見たから、気が付かず半分寝てるような状態になってて「ファウンドフッテージ」のあのシーンが浮かんじゃったのかな?と言い訳する
    ▶すると11月に東京でファウンドフッテージを見たという人から「俺も見たけどそもそもファウンドフッテージにそんなシーン無いし!話題作りのステマ乙」とコメントが付く
    ▶ステマでは無いし、ファウンドフッテージで白い男は映っていた!……が、ハウス・イン・ザ・ダークでも白い男が映っていたと言って映っていなかった前科があるので100パーセントとは言いづらい
    ▶そこでファウンドフッテージを見た人を募集し、白い男を見たかアンケートを取ることに。
    ▶結果は14人中3人が白い男を観たとのこと
    ▶コメ欄に「作った人に聴けば?」と言われるが、調べても制作者の情報が無く、わかってるキャストの名前で検索してもヒットしない
    ▶そして、他の映画を見ても白い男が画面に現れるようになる……
    ▶コメント欄に「ファウンドフッテージにかかわるな。あれは映画ではない」と書かれる
    ▶ファウンドフッテージを観て白い男に悩まされていた他の映画ブロガーが死亡する
    ▶プチバズったので「ファウンドフッテージ」の再上映が決定!
    ▶「観たら死ぬ?禁断のホラー映画がついに上映!」という見出しのネットニュースにもなりホラー映画ホイホイ状態に!
    ▶そして主人公達は撮影された廃村へと足を踏み入れる

    【感想】
    いやー楽しい!
    使い古された「呪いの映画」という媒体と、昔懐かしい「2ch凸イベント」の組み合わせ小説!
    オカ板の蓋スレの小説家が書いた版と言えば、わかる人には伝わりやすいかな?
    特に好きなのは凸した村では言葉を発する訳にはいかない事情があり、
    DMでやり取りするので本当に実況スレの様相を呈してくるのが最高!
    その後「ファウンドフッテージ2」として上映されることになり1巻は終わり

    LISTENで開く
    15 min
  • 叙述トリック短編集 (似鳥鶏) 第二十五回

    ⬇今回読んだ本(Amazonアソシエイトリンク)

    叙述トリック短編集 (似鳥鶏)
    https://amzn.to/4dQJy09

    ⬇お便りはメールかマシュマロでお願いします!
    メール:[email protected]

    マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/5gbmgg3wawzh5of?t=MtZLEl&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    紹介した本をあなたが読んだ時の感想や、
    おすすめの本を教えてくれると嬉しい!
    (ネタバレはしないでね)

    ⬇ブクログ(メイン)
    https://booklog.jp/users/kuruharahuruk

    ⬇Reads(軽くポストする用)
    https://reads.jp/u/Kuruharahuruk

    ⬇Twitter(新X)
    https://x.com/kuruharahuruk

    ⬇ゲームポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/3B4iLCOm8kVM44ncXQWzAo?si=6FxRlehWSYSjYQU4zKTfJQ

    ⬇雑談ポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/749BVLGtAovHWh6sVo2e5Y?si=ljmAFManQgKGFaBnl9gi5A

    ⬇リンクツリー(各種リンクまとめ)
    https://linktr.ee/BigBatBoss

    ―――以下読書メモ―――
    ★超ネタバレ注意★自己責任で読んでください★
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    叙述トリック短編集 
    似鳥鶏(にたどり けい)

    【読者への挑戦状(前書きにある前提知識)】
    ・この本は全ての話が叙述トリックである
    ・一人だけ、すべての話に同じ人が登場している
    ・最終話などはノーヒントで問題なく解ける
    ・その前の話では「それまでの話すべてを読み返してみる」とトリックに気付きやすくなる。
    ・さらにその前の話では「たくさんいる登場人物をどこかにメモして並べておく」ことが重要
    ・その前の話では「最初のシーンがなぜ書かれたのか」
    ・その前の話では「なぜ登場人物の名前がそれなのか」
    ・その前の話では「なぜその形式で語るのか」が重要 -
    ▶この時点での推理というか疑い:その前の話とは読む順番では無く作中の時系列の可能性あるのでは?

    【目次と注意】

    1.ちゃんと流す神様
    ▶なぜその形式で語るのか

    2.背中合わせの恋人
    ▶なぜ登場人物の名前がそれなのか

    3.閉じられた三人と二人
    ▶最初のシーンがなぜ書かれたのか

    4.なんとなく買った本の結末
    ▶たくさんいる登場人物をどこかにメモして並べておく

    5.貧乏荘の怪事件
    ▶それまでの話すべてを読み返してみる

    6.ニッポンを背負うこけし 
    ▶ノーヒントで問題なく解ける

    【第一話 ちゃんと流す神様】

    閑散期の社内で「詰まっていたトイレが、誰も何もしていないのに綺麗に流れるようになって水浸しの床も綺麗になっている」という「事件」が発生!

    【登場人物】
    ・若井 篤彦(わかい あつひこ)
    ▶語り手?
    ▶総務課の新入社員

    ・六反田(ろくたんだ)
    ▶総務課

    ・羽海(うみ)
    ▶総務課。肌が綺麗

    ・淵 咲子(ふち さきこ)
    ▶総務課

    ・男成(おなり
    ▶常務

    ・長林(ながばやし
    ▶総務課長

    ・千草(ちぐさ)
    ▶若井の同僚

    ・株式会社セブンティーズ 
    ▶「適当」「のんびり」「それなりに」が社風

    ・別紙(べっし)
    ▶探偵でフリーライター

     

    【状況や気になること】
    なんかどうでもいい注釈が多いのが気になるな
    ヒントの「なぜその形式で語るのか」に関係するのか?

    男成常務がやたら変人扱いされてるのはなんだ?
    ここがキモか?
    男性課員達の周りを歩きとあるが全員男か?
    六反田の「女子であって女子でない」や羽海に対する「羽海ちゃんは女子よー」等気になる

    ・長林と千草がトイレの前で1時間半も立ちながらミーティングしてた。
    ・その間トイレに入ったのは
    ▶使用禁止の貼り紙を持った六反田
    ▶あとは淵さんと羽海ちゃん
    ▶三人ともパッと入ってパッと出てきたので掃除するような時間はなかったと思われる

    ・窓のクレセント錠が開いている。
    ・1回の掃除用具(モップとラバーカップに使用跡あり)

    たたたたんという軽やかな足音で別紙が現れた時に「うちの課にあんな軽やかな人間はいない」と言っている。
    その後、羽海と淵がたたたたんと階段を駆け下りている。
    人間ってわざわざ言うかな
     

    【謎の注釈】
    1.刺身に載っているタンポポ 
    ▶正確にはタンポポではなく菊。 
    2.E電
    ▶要するにJRのこと。国鉄が分割・民営化する一九八七年に「国電」(国鉄の近距離電車)に代わる新しい呼び方としてJR東日本が公募した結果、決まったが、結局みんなJRと呼ぶようになった。
    3.チョモランマ
    ▶ 世界最高峰エベレストのこと。「エベレスト」は測量をしたサー・ジョージ・エベレストの名前をとってそう呼び始めただけで、現地語では「チョモランマ」(チベット語)、「サガルマータ」(ネパール語)などと呼ばれる。エベレスト氏自身も「現地の呼び方で呼ぶべきだ」と主張していたが、当時は現地でどう呼ばれているか分からなかったらしい。
    4.母さん助けて詐欺
    ▶「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」に代わる名称として公募されたが結局定着しなかった。この手の特殊詐欺は必ずしも「母さん助けて」と言う手口ではないので、定着しなくてよかったと思われる。というより「長すぎて誰も使わないのでは」と誰か指摘しなかったのだろうか。
    5.ダロワイヨ 
    ▶「DALLOYAU」と書く。Lindtと並ぶ「日本人が読めない洋菓子ブランド」である。
    6.誰がカメさんやねんと思うが
    ▶亀井刑事(十津川警部の相棒)のことか。

    【第二話 背中合わせの恋人】
    ヒント:なぜ登場人物の名前がそれなのか

    ・堀木 輝(ほりき ひかる)
    ▶
     

    ・平松 詩織(ひらまつ しおり)
    ▶アカウント名:drizzle 
    ▶意味:霧雨
    ▶SNSで主人公にフレンド申請してきた
    ▶写真が趣味の大学生

    ・堀木 空那(ほりき そらな)
    ▶堀木輝の妹

    松本

    【感想1】
    とりあえず読む前の気持ちだけ発表しておきましょう!
    「叙述トリック短編集ということでまぁ、叙述トリックって知らされてないから分からないだけで、事前に知ってれば騙されるもんでもないから余裕ですわな」
    こんな気持ちで読み始めましたー

    読み始めてすぐに読者への挑戦状が始まります!
    内容は
    ・この本は全ての話が叙述トリックである
    ・一人だけ、すべての話に同じ人が登場している
    ・最終話などはノーヒントで問題なく解ける
    ・その前の話では「それまでの話すべてを読み返してみる」とトリックに気付きやすくなる。
    ・さらにその前の話では「たくさんいる登場人物をどこかにメモして並べておく」ことが重要
    ・その前の話では「最初のシーンがなぜ書かれたのか」
    ・その前の話では「なぜ登場人物の名前がそれなのか」
    ・その前の話では「なぜその形式で語るのか」が重要
    なるほどなるほど。
    その前の話ってのが怪しいな。
    単純に収録順じゃなくて、作中時系列順とかありそう!なんて思って本編スタート
     

    初回から「トイレの詰まりと床の水が勝手に片付いた事件」で設定も展開も飛ばしてきて笑ったー
    この後どうなるのかと思ったら2話目は恋愛もののすれ違いで甘酸っぱい雰囲気で落差が凄い!
    フリが聞いてていいねー

    この第2話はダブル主人公でひとりが堀木輝。
    なんかSNSのフレンド申請来たから、暇つぶしにプロフィール欄のサイト見たら、写真だけ貼られてるブログで管理人の名前は平松詩織。
    その写真に心奪われて片思いして、写真の被写体から同じ大学だとわかりやきもきする男。
    もうひとりはその平松詩織。
    詩織はそんなことは露知らず、堀木輝が新入生に親切に接しているところを目撃し、ほぼ一目惚れしてしまいどうにか接点をモテないかと悩むけどコミュ障過ぎて声をかけられない平松詩織。

    堀木は写真ブログをやってるくらいだから詩織を同じ大学に通ってる妹が入ってる写真同好会にいるかもと当たりをつけるが、恥ずかしいから妹に聞けない。
    詩織は詩織で堀木輝の予想通り堀木妹と同じ写真同好会で、ひょんなことから堀木妹の兄が輝だと知ったけど、恥ずかしくて堀木妹に「紹介して」なんて言えない

    この話は輝視点と詩織視点が交互に描写されるから、もー!
    やきもきやきもきして正直推理してない!
    先が気になりすぎる話だった!!
    こんな面白い青春恋愛物語を推理小説に入れちゃダメ!
    推理どころじゃなくなっちゃうからwww
    あともう単純に文章が上手い!
    するする読めちゃう!
     

    叙述トリックって状況によってはギャグみたいなシチュエーションになっちゃうじゃん。
    極論いえば東野圭吾先生の名探偵の掟のあの話や、この番組でも読んで紹介したあの作品のあの状況みたいな感じでねwww
    だから、真面目な推理小説では控えめにやるんだけど、
    この作品は「叙述トリック短編集」でまえがきにも叙述トリックです!ってはっきりいってるから割り切った状況を作れて面白い。
    ギャグ路線も胸キュン路線も楽しめていいね

    このままいくとかなり高評価になりそう!
    続きが楽しみだ!

    ではまた読了後回でお会いしましょー



     

    最近、体がだるくて短編集に手が伸びがちー
    相方のオオヤマ名前募集中くんが、映画版の爆弾を観たらしく、前回収録時にネタバレされそうになったから次の収録までに読まないとなー

    とりあえずこの叙述トリック短編集読んで、もう1冊読んでその後爆弾かな!
    爆弾はこっちでもひとりで話すと思うけど、映画版との比較みたいなのはビバボの方でコンビで話す予定なので、気になる方はそちらもどうぞー

     

    【第三話 閉じられた三人と二人】
    ▶最初のシーンがなぜ書かれたのか

    「人里離れた山荘で閉じ込められた六人のうち、一人が死体で発見された」という状況 
    クローズドサークル!

    ・アダム
    ▶セクシーな男

    ・ハミルトン
    ▶医者?

    ・サムソン・フレイジャー 
    ▶死体で発見された

    ・ウィル
    ▶背も気も小さい

    ⬆の四人はネットで知り合った強盗団
     

    【第四話 なんとなく買った本の結末】
    ▶たくさんいる登場人物をどこかにメモして並べておく

    ・似島軽(にじまけい
    ・冴島遼(さえじまりょう
    ・沼田(ぬまた
    ・杉本栄真(すぎもとえいしん
    ・宇治橋巡査部長(うじはし
    ・根岸潔(ねぎしきよし
    ・みゆき
    ・新井勇(あらいいさむ
    ・新井和彦(あらいかずひこ
    ・新井節子(あらいせつこ
    ・新井哲也(あらいてつや

    【第五話 貧乏荘の怪事件】
    ▶それまでの話すべてを読み返してみる

     

    【感想2】
    今回はまずネタバレ少の感想を話します。
    その後、再度カウントダウンしてネタバレあり感想を話します。
    なので読んでないまま、らここまで聞いた人はネタバレ少の方は大丈夫です。
    読んだ感情の話しかしないので。

    再カウントダウン後のネタバレあり感想はオチの話をしたいので、未読の方は絶対聞かないでください。

    では、いきましょう!
    ネタバレ少感想!
     

    前回「身体がダルくてサクッと読める短編集に手が伸びちゃう」って言ったよね。
    この本はサクッと読めん!www
    いや、文章とか凄く上手くてスラスラ読めるって感想は前回話した通りの印象で変わってないんだけど。
    叙述トリックを短時間にまとめて読むとめっちゃ疲れる!www

    いつもよりすげー注意しながら読まなきゃいけないのよ!
    叙述トリック好きなんだけど、今までは普通に読んでて終盤に「うわー叙述トリックだったのかー」だったから集中力削られなかっただけで、事前に「これは叙述トリックです」って言われるだけでこんなにも疲れるのか!と。

    肝心な本の感想ですが、めちゃくちゃ面白いよ!
    短編集だから具体的なことは避けるけどー

    はいここまでがネタバレ少!
    ここからがネタバレあり感想になるので5秒カウントダウンします。
     

    とはいえ急に5秒以内に止めろと言われても、困る人もいるかもなので、少しトークします。
    カウントダウンで止める準備しといてください。

    私にとって評価の高いミステリーはどんな作品なのかって話です。
    基本的に俺は、ガチ推理しながらは読まない。
    ゆるく「この発言怪しいな」、「この行動怪しいな」「こいつが犯人か?、トリックは分からないが!」みたいな感じで読んでる!
    そして僕が何より嬉しいのは緩い推理が外れる時なんだよ!
    「うわー気づかなかったけど、たしかにそうだわー!」がいちばん楽しいよね!

    こんな感じで、大前提として私たちは上手く騙されるミステリーが大好きで、評価高くなり、解けてしまったり犯人やトリックに目星が付いてたりするとマイナス査定になります。

    え?私たちって?
    いや、私がクルで、
    俺がハラで、
    僕がハルクだよ?

    私たちクルハラハルクは三人のグループ名なんですー
    俺たち声が似てるってよく言われるから最初に言っとくべきだったな
    僕たち見た目は全然違うから、会うと一目瞭然なんだけどね!

    どうでしょう?
    ポッドキャスト叙述トリック!
    騙されたかな?

    茶番は以上ですー

    読了後の方はこの評価軸を踏まえて、この後のネタバレあり感想を聞いてください
    未読の方はここでさようならです。
    またねー
    ネタバレありカウントダウンいきます!

    5
    4
    3
    2
    1
    ぽかん!

    はいネタバレあり感想。

    まず叙述トリック短編集、どのくらい解けたのか!
    8点中2点です!

    おー!少ないーwww
    1話と2話は前回解けなかった話しましたよねー
    3話以降ですが、

    3話目の閉じられた三人と二人
    ▶全く気が付かなかった!

    4.なんとなく買った本の結末
    ▶演説録音しといて公衆電話から電話したと予想!惜しい!0.5点獲得!

    5.貧乏荘の怪事件
    ▶わかるかこんなもんwww

    6.ニッポンを背負うこけし 
    ▶本筋は全然わからなかったが……これについては後ほど

    そして
    7.あとがき
    ▶なんだこのあとがきは?と思いながら読んでたからNo推理

    1話から6話が各1問、ここの4話なんとなく買った本の結末で0.5点ください。
    惜しかったんで。

    そして7問目!
    読者への挑戦状の各話のヒントはどうなのか?
    どういうヒントなのかおさらいすると、
    ・最終話などはノーヒントで問題なく解ける
    ・その前の話では「それまでの話すべてを読み返してみる」とトリックに気付きやすくなる。
    ・さらにその前の話では「たくさんいる登場人物をどこかにメモして並べておく」ことが重要
    ・その前の話では「最初のシーンがなぜ書かれたのか」
    ・その前の話では「なぜ登場人物の名前がそれなのか」
    ・その前の話では「なぜその形式で語るのか」が重要
    ってやつですねー。

    これは5話、貧乏荘の怪事件であいつの名前でズレに気がついたので甘めに0.5点!

    そして同じく読者への挑戦状であった「一人だけ、すべての話に同じ人が登場している」は、単純に同じ名前の人物が同一人物なわけないってメタ推理と、
    2話目で別紙の趣味が違うことや、それに対するフォロー(コロコロ好きな物が変わるー)とかが無かったので、別紙探偵が複数人いて、助手が同一人物なのは気づきました。
    なのでこれは1点ください!

    なので
    4.なんとなく買った本の結末
    ▶演説録音しといて公衆電話から電話したと予想!惜しい!0.5点獲得!
    各話のヒントは5話の貧乏荘の怪事件であいつの名前でズレに気がついたので甘めに0.5点!
    同一人物は割とすぐ確信に近い目星が付いたので1点!

    で0.5+0.5+1で2点!

    さぁ、この小説の感想というか評価ですが、実は事前に「本全体に叙述トリック的な仕掛けがあるんだろう」ということは予想していて、読む前の予想は、各話はそこそこ解けて調子乗ってるところを本全体の叙述トリックでぶっ飛ばされる!を楽しみに読んでました。
    実際は逆で各話のトリックはあまり解けず……
    こんな言い方すると悪く聞こえるけど逆に高評価です!舐めてた!

    ただ、全体の謎は目星が付いてしまって確認になってしまった……と非常に難しい感情を抱えております!
    完璧に騙されてたらめっちゃ気持ちよかっただろうなー!という感想です!

    皆さんはどうでした?
    完璧に騙されました??

    ということで今回はここまでー
    また次回お会いしましょー

    バイバーイ


     

    LISTENで開く
    14 min
  • 叙述トリック短編集 似鳥 鶏(読み途中回) 第二十四回

    叙述トリックって言えない🥺

    喉の調子が悪くてごめんm(._.)m

     

    ⬇今回読んだ本(Amazonアソシエイトリンク)

    叙述トリック短編集 (似鳥鶏)
    https://amzn.to/4dQJy09

    ⬇お便りはメールかマシュマロでお願いします!
    メール:[email protected]

    マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/5gbmgg3wawzh5of?t=MtZLEl&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    紹介した本をあなたが読んだ時の感想や、
    おすすめの本を教えてくれると嬉しい!
    (ネタバレはしないでね)

    ⬇ブクログ(メイン)
    https://booklog.jp/users/kuruharahuruk

    ⬇Reads(軽くポストする用)
    https://reads.jp/u/Kuruharahuruk

    ⬇Twitter(新X)
    https://x.com/kuruharahuruk

    ⬇ゲームポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/3B4iLCOm8kVM44ncXQWzAo?si=6FxRlehWSYSjYQU4zKTfJQ

    ⬇雑談ポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/749BVLGtAovHWh6sVo2e5Y?si=ljmAFManQgKGFaBnl9gi5A

    ⬇リンクツリー(各種リンクまとめ)
    https://linktr.ee/BigBatBoss

    ―――以下読書メモ―――
    ★超ネタバレ注意★自己責任で読んでください★
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    叙述トリック短編集 
    似鳥鶏(にたどり けい)

    【読者への挑戦状(前書きにある前提知識)】
    ・この本は全ての話が叙述トリックである
    ・一人だけ、すべての話に同じ人が登場している
    ・最終話などはノーヒントで問題なく解ける
    ・その前の話では「それまでの話すべてを読み返してみる」とトリックに気付きやすくなる。
    ・さらにその前の話では「たくさんいる登場人物をどこかにメモして並べておく」ことが重要
    ・その前の話では「最初のシーンがなぜ書かれたのか」
    ・その前の話では「なぜ登場人物の名前がそれなのか」
    ・その前の話では「なぜその形式で語るのか」が重要 -
    ▶この時点での推理というか疑い:その前の話とは読む順番では無く作中の時系列の可能性あるのでは?

    【目次と注意】

    1.ちゃんと流す神様
    ▶なぜその形式で語るのか

    2.背中合わせの恋人
    ▶なぜ登場人物の名前がそれなのか
    3.閉じられた三人と二人
    ▶最初のシーンがなぜ書かれたのか

    4.なんとなく買った本の結末
    ▶たくさんいる登場人物をどこかにメモして並べておく

    5.貧乏荘の怪事件
    ▶それまでの話すべてを読み返してみる

    6.ニッポンを背負うこけし 
    ▶ノーヒントで問題なく解ける

    【第一話 ちゃんと流す神様】

    閑散期の社内で「詰まっていたトイレが、誰も何もしていないのに綺麗に流れるようになって水浸しの床も綺麗になっている」という「事件」が発生!

    【登場人物】
    ・若井 篤彦(わかい あつひこ)
    ▶語り手?
    ▶総務課の新入社員

    ・六反田(ろくたんだ)
    ▶総務課

    ・羽海(うみ)
    ▶総務課。肌が綺麗

    ・淵 咲子(ふち さきこ)
    ▶総務課

    ・男成(おなり
    ▶常務

    ・長林(ながばやし
    ▶総務課長

    ・千草(ちぐさ)
    ▶若井の同僚

    ・株式会社セブンティーズ 
    ▶「適当」「のんびり」「それなりに」が社風

    ・別紙(べっし)
    ▶探偵でフリーライター

     

    【状況や気になること】
    なんかどうでもいい注釈が多いのが気になるな
    ヒントの「なぜその形式で語るのか」に関係するのか?

    男成常務がやたら変人扱いされてるのはなんだ?
    ここがキモか?
    男性課員達の周りを歩きとあるが全員男か?
    六反田の「女子であって女子でない」や羽海に対する「羽海ちゃんは女子よー」等気になる

    ・長林と千草がトイレの前で1時間半も立ちながらミーティングしてた。
    ・その間トイレに入ったのは
    ▶使用禁止の貼り紙を持った六反田
    ▶あとは淵さんと羽海ちゃん
    ▶三人ともパッと入ってパッと出てきたので掃除するような時間はなかったと思われる

    ・窓のクレセント錠が開いている。
    ・1回の掃除用具(モップとラバーカップに使用跡あり)

    たたたたんという軽やかな足音で別紙が現れた時に「うちの課にあんな軽やかな人間はいない」と言っている。
    その後、羽海と淵がたたたたんと階段を駆け下りている。
    人間ってわざわざ言うかな
     

    【謎の注釈】
    1.刺身に載っているタンポポ 
    ▶正確にはタンポポではなく菊。 
    2.E電
    ▶要するにJRのこと。国鉄が分割・民営化する一九八七年に「国電」(国鉄の近距離電車)に代わる新しい呼び方としてJR東日本が公募した結果、決まったが、結局みんなJRと呼ぶようになった。
    3.チョモランマ
    ▶ 世界最高峰エベレストのこと。「エベレスト」は測量をしたサー・ジョージ・エベレストの名前をとってそう呼び始めただけで、現地語では「チョモランマ」(チベット語)、「サガルマータ」(ネパール語)などと呼ばれる。エベレスト氏自身も「現地の呼び方で呼ぶべきだ」と主張していたが、当時は現地でどう呼ばれているか分からなかったらしい。
    4.母さん助けて詐欺
    ▶「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」に代わる名称として公募されたが結局定着しなかった。この手の特殊詐欺は必ずしも「母さん助けて」と言う手口ではないので、定着しなくてよかったと思われる。というより「長すぎて誰も使わないのでは」と誰か指摘しなかったのだろうか。
    5.ダロワイヨ 
    ▶「DALLOYAU」と書く。Lindtと並ぶ「日本人が読めない洋菓子ブランド」である。
    6.誰がカメさんやねんと思うが
    ▶亀井刑事(十津川警部の相棒)のことか。

    【第二話 背中合わせの恋人】
    ヒント:なぜ登場人物の名前がそれなのか

    ・堀木 輝(ほりき ひかる)
    ▶
     

    ・平松 詩織(ひらまつ しおり)
    ▶アカウント名:drizzle 
    ▶意味:霧雨
    ▶SNSで主人公にフレンド申請してきた
    ▶写真が趣味の大学生

    ・堀木 空那(ほりき そらな)
    ▶堀木輝の妹

    松本

    【感想】
    とりあえず読む前の気持ちだけ発表しておきましょう!
    「叙述トリック短編集ということでまぁ、叙述トリックって知らされてないから分からないだけで、事前に知ってれば騙されるもんでもないから余裕ですわな」
    こんな気持ちで読み始めましたー

    読み始めてすぐに読者への挑戦状が始まります!
    内容は
    ・この本は全ての話が叙述トリックである
    ・一人だけ、すべての話に同じ人が登場している
    ・最終話などはノーヒントで問題なく解ける
    ・その前の話では「それまでの話すべてを読み返してみる」とトリックに気付きやすくなる。
    ・さらにその前の話では「たくさんいる登場人物をどこかにメモして並べておく」ことが重要
    ・その前の話では「最初のシーンがなぜ書かれたのか」
    ・その前の話では「なぜ登場人物の名前がそれなのか」
    ・その前の話では「なぜその形式で語るのか」が重要
    なるほどなるほど。
    その前の話ってのが怪しいな。
    単純に収録順じゃなくて、作中時系列順とかありそう!なんて思って本編スタート
     

    初回から「トイレの詰まりと床の水が勝手に片付いた事件」で設定も展開も飛ばしてきて笑ったー
    この後どうなるのかと思ったら2話目は恋愛もののすれ違いで甘酸っぱい雰囲気で落差が凄い!
    フリが聞いてていいねー

    この第2話はダブル主人公でひとりが堀木輝。
    なんかSNSのフレンド申請来たから、暇つぶしにプロフィール欄のサイト見たら、写真だけ貼られてるブログで管理人の名前は平松詩織。
    その写真に心奪われて片思いして、写真の被写体から同じ大学だとわかりやきもきする男。
    もうひとりはその平松詩織。
    詩織はそんなことは露知らず、堀木輝が新入生に親切に接しているところを目撃し、ほぼ一目惚れしてしまいどうにか接点をモテないかと悩むけどコミュ障過ぎて声をかけられない平松詩織。

    堀木は写真ブログをやってるくらいだから詩織を同じ大学に通ってる妹が入ってる写真同好会にいるかもと当たりをつけるが、恥ずかしいから妹に聞けない。
    詩織は詩織で堀木輝の予想通り堀木妹と同じ写真同好会で、ひょんなことから堀木妹の兄が輝だと知ったけど、恥ずかしくて堀木妹に「紹介して」なんて言えない

    この話は輝視点と詩織視点が交互に描写されるから、もー!
    やきもきやきもきして正直推理してない!
    先が気になりすぎる話だった!!
    こんな面白い青春恋愛物語を推理小説に入れちゃダメ!
    推理どころじゃなくなっちゃうからwww
    あともう単純に文章が上手い!
    するする読めちゃう!
     

    叙述トリックって状況によってはギャグみたいなシチュエーションになっちゃうじゃん。
    極論いえば東野圭吾先生の名探偵の掟のあの話や、この番組でも読んで紹介したあの作品のあの状況みたいな感じでねwww
    だから、真面目な推理小説では控えめにやるんだけど、
    この作品は「叙述トリック短編集」でまえがきにも叙述トリックです!ってはっきりいってるから割り切った状況を作れて面白い。
    ギャグ路線も胸キュン路線も楽しめていいね

    このままいくとかなり高評価になりそう!
    続きが楽しみだ!

    ではまた読了後回でお会いしましょー



     

    最近、体がだるくて短編集に手が伸びがちー
    相方のオオヤマ名前募集中くんが、映画版の爆弾を観たらしく、前回収録時にネタバレされそうになったから次の収録までに読まないとなー

    とりあえずこの叙述トリック短編集読んで、もう1冊読んでその後爆弾かな!
    爆弾はこっちでもひとりで話すと思うけど、映画版との比較みたいなのはビバボの方でコンビで話す予定なので、気になる方はそちらもどうぞー

    LISTENで開く
    17 min
  • 殺し屋、やってます。石持浅海(読了後) 第二十三回

    ⬇今回読んだ本(Amazonアソシエイトリンク)

    殺し屋、やってます。 (石持 浅海)
    https://amzn.to/3PvltUq

    ⬇お便りはメールかマシュマロでお願いします!
    メール:[email protected]

    マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/5gbmgg3wawzh5of?t=MtZLEl&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    紹介した本をあなたが読んだ時の感想や、
    おすすめの本を教えてくれると嬉しい!
    (ネタバレはしないでね)

    ⬇ブクログ(メイン)
    https://booklog.jp/users/kuruharahuruk

    ⬇Reads(軽くポストする用)
    https://reads.jp/u/Kuruharahuruk

    ⬇Twitter(新X)
    https://x.com/kuruharahuruk

    ⬇ゲームポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/3B4iLCOm8kVM44ncXQWzAo?si=6FxRlehWSYSjYQU4zKTfJQ

    ⬇雑談ポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/749BVLGtAovHWh6sVo2e5Y?si=ljmAFManQgKGFaBnl9gi5A

    ⬇リンクツリー(各種リンクまとめ)
    https://linktr.ee/BigBatBoss

    ―――以下読書メモ―――
    ★超ネタバレ注意★自己責任で読んでください★
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    【依頼の決まり】
    1.ご自分の身分証明書と、殺したい人の写真をお持ちください。
    2.殺したい人の情報(氏名・住所など)をお知らせください。
    わからない場合は、こちらでお調べするオプション(別料金)があります。
    3.ご依頼を受けてから三日以内に、お引き受けできるかどうかお知らせします。
    4.お引き受けした場合、原則として二週間以内に実行いたします。

    ★補足(その他のルール)
    ・依頼料は650万
    ・引き受けた場合は前金で300万振り込んでもらう。
    ・入金確認後、二週間以内に実行する。
    ・成功した場合は残金の350万を振り込んでもらう。
    ・失敗した場合は依頼者に前金300万の返却と、違約金350万を支払う
    ・依頼料650万の理由は、東証一部上場企業の平均年収がそれくらいだから
    ・日本を代表する企業の社員が1年間必死に働いてようやく得られる金額を支払ってまで、相手を殺したいのかという見極め
    ・もしかしたら依頼者は650万なんか端金のような大富豪かもしれないが、殺し屋は依頼者の素性を共有されないので知らん
    ・依頼者は伊勢殿と呼ばれる人物に依頼をし、伊勢殿は塚原に依頼を伝え、塚原が殺し屋に依頼を伝える。依頼者は伊勢殿以外、伊勢殿は依頼者と塚原以外、塚原は伊勢殿と殺し屋以外、殺し屋は塚原以外の人物と会うことは無いし、会ったこともない。
    これを二重盲検法というらしい。

    ・二週間待てなかったり、殺し方を指定される場合はオプション(別料金)になる

    【主要登場人物】
    ・富澤 允(とみさわ みつる)
    ▶殺し屋
    ▶普通の家庭に生まれて普通に大学まで出て、普通に社会人生活をしていた。
    ▶現在は個人で経営コンサル会社を経営しながら、副業で殺し屋をやっている……が収入面で言えば殺し屋の方が多い
    ▶ターゲットについて詳しく調べたり、依頼者の動機も聞かないようにしている(過去に邪念が入って失敗した経験から)

    ・塚原 俊介(つかはら しゅんすけ)
    ▶連絡係。伊勢殿から来た依頼を殺し屋に伝える。
    ▶区役所で高齢者生涯学習を担当している
    ▶殺しの手伝いはしない
    ▶殺し屋からは、殺し屋に向いてないタイプと言われる。理由は想像しすぎるから。
    ▶殺し屋曰く、この人はこんな人だとか

    ・芥川 (あくたがわ
    ▶通称 伊勢殿(いせどの)
    ▶依頼の窓口。依頼者から依頼を受け、塚原へ伝える役。
    ▶殺し屋は会ったことがない
    ▶芥川歯科医院の院長
     

    ・岩井 雪奈(いわい ゆきな)
    ▶殺し屋が助言を受けたりする相談相手
    ▶プロの漫画家。月刊誌で連載中
     

    【第一話 黒い水筒の女】
    ・浜田 瑠璃子(はまだ るりこ)
    ▶殺しのターゲット
    ▶稲城市の稲城長沼保育園勤務。スクーター通勤。
    ▶保護者の雑談で「理事長のコネで入ったからどんな人かと心配してたけどいい先生で良かった」と好評のようだ。同僚や子供たちとも問題なく接してるように見える
    ▶自宅アパートに他の人の出入りは無く、毎回電気を消して外から施錠して外出するので一人暮らしのようだ

    【今回の謎】
    濱田瑠璃子は夜中の11時~12時にかけて出歩く。
    その足で児童公園に行き、公園の水を流しながら持参した黒い水筒の中身を流して帰宅するという謎の行動をしている。
    殺し屋は、殺害前に被害者の事情を考えないようにするため、その行動を謎だとは思っているが、殺害に影響は無いと考え、殺しを実行することに。
    退勤後、スクーターで帰る浜田瑠璃子に向かって、自転車で飛び出し、前輪をぶつけ両者共に転倒。
    殺し屋は受身をとる。
    心配して駆け寄る瑠璃子に、殺し屋はナイフを突き立てた。

    殺してしまえばターゲットについていくら考えても、仕事に影響は出ない。
    無事、殺害に成功し事務所に戻った殺し屋の富澤は塚原と黒い水筒の謎について話し合う。

    【ポッドキャストでは言わない】
    ▶瑠璃子がスクーターで転倒した際に黒い水筒と白い水筒がバッグから落ちた
     

    【感想】
    石持浅海先生の殺人犯が主役の小説は「耳をふさいで夜を走る」を過去に読んだことがあります。
    どちらの殺人犯にも共通していることは「大事なのは平常心」。
    耳を塞いで~の犯人は素人なので、殺害前後に歯磨きをして歯茎から血が出てないか、出ていたら力んでいる証拠だ!みたいな謎理論で平常心を確かめていたが、
    本作の殺し屋は、プロ。
    過去の失敗から依頼者やターゲットの情報や、依頼の動機などを完全シャットアウトすることで私情を挟まないようにしている。

    そして謎は殺害後に解く。
    変則的な安楽椅子探偵ものとなっております。

    意外だったのは安楽椅子探偵が殺し屋というところ。
    読みながら「想像しすぎるから殺し屋に向いていない」と言われた塚原が安楽椅子探偵で、
    殺し屋の富澤が、謎や状況を持ちながら仕事をし、以来達成後に塚原が推理する展開かと思ってた。
    あと、仕事後の富澤が情に厚いのがいいね。
    殺し屋モードでは私情を挟まないように考えないようにしてるけど、殺したあとに被害者について話していくと情が移って、被害者を褒めたり同情したり熱くなったり!
    まじで頭おかしいWWW

    こういうのだよ!俺が石持浅海先生に求めてるのは!(* 'ᵕ' )☆
    いいのいいの!倫理観なんかどうでも!フィクションなんだから!
    自分がナイフ突き立てて殺した相手の悩みに共感して熱くなる殺し屋とか最高じゃん!

    そしてこれは謎なんだが、読了後が暗くならない。
    まだ短編1つ読んだだけだから今後はわからないけど、主人公が人を殺して非課税の650万手に入れて、殺した人間の生前の行動になんか謎に感情移入して熱くなってるのに、何故かジメッとしない。
    なんなの?この謎の技法というか手腕?

    石持浅海先生の連続短編だと、座間味くんシリーズとかRの付く月とかあるけど、これが一番好きかも!
    座間味くんシリーズは、初登場の月の扉が短編じゃないから、面白い短編集だよっておすすめ

    この作品は連続短編集なので今回話した内容は第一話です。
    どんな理由で黒い水筒を毎晩公園に流しに行ったのかわかるかな?
    大事な情報を隠してるので読まないと分からないと思うよ( •ω-  )☆
    めちゃくちゃおもしろいので、ぜひ読んでくださーい


     

    【第二話 紙おむつを買う男】
    ・小此木 勝己(おこのぎ かつみ)
    ▶今回のターゲット
    ▶神奈川県大和市在住。市内の会社員。二十五歳
    ▶勤務先は南大和工務店。営業担当。
    ▶大学時代に過激派組織に所属していた
     

    【今回の謎】
    独身なのに休日に子供用品店へ行き子供用Lサイズの紙おむつを買う男

     

    【第三話 同伴者】
    今回のターゲット
    ・高頭 衣梨奈(たかとう えりな)
     

    依頼者
    ・藤倉 篤宏(ふじくらあつひろ)

     

    【今回の謎】
    なぜか母親同伴で殺しの依頼をしに来た男。
    男はろくに話さず、母親が伊勢殿に捲し立てる
     

    【第四話 優柔不断な依頼人】

    今回のターゲット
    ・春山 宏昌(はるやま ひろまさ)
    ▶グルメ口コミサイトの社長
    ▶ワンマン社長だが今後の会社の展開に向けて迷っている
    ▶上場を目指すのか、ライバル企業と提携するのか

    【第五話 吸血鬼が狙ってる】

    今回のターゲット
    ・宮永 彩美(みやなが あやみ)
    ▶立川市在住。既婚者。子なし。会社員
    ▶同人作家で元コスプレイヤー
    ▶首筋にキリのようなものを34センチの間隔で2本刺して殺して欲しいというオプション
    ▶吸血鬼の噛み跡みたいな感じ。オプション料は+30万

    【第六話 標的はどっち?】

    今回のターゲット
    ・佐田 結愛(さだ ゆあ)
    ▶女性とふたりでシェアハウスしている


     

    【第七話 狙われた殺し屋】

    今回のターゲット
    ・富澤 允(とみさわ みつる)
    ▶殺し屋

     

    【全体の感想】 


     

    殺し屋が探偵役の話……かと思いきや、殺しの窓口である伊勢殿が主人公の回があったりなかなかバリエーションに富んでいるなぁ
    1話と2話が基本の話で3話からちょっと捻ってくる。
    第3話は殺し屋が出ずに殺しの窓口こと伊勢殿がメインの回。
    4話目は依頼主が依頼したりキャンセルしたりを繰り返し、キャンセルしても前金は返金しないから別にいいんだけど、ちょっと気になる話。
    5話目は初めて殺しのオプションが、使われる。首筋に2本アイスピックのようなものを突き立てて吸血鬼に噛まれた感じで殺して欲しいというもの。
    そしてこの第5話で1話目に存在だけ示唆されていた、殺し屋が助言を求める相手、雪奈が登場。
    殺し屋と雪奈は、付き合ってるらしく雪菜は結婚まで考えてるらしい
    「人殺しと結婚できるの?」と尋ねたら「そしたら軍人は全員独身じゃん」と言われたらしい
    こいつもこいつでイカれてやがるwww

    6話目ー
    これは標的の女性がもう1人の女性とルームシェアしていて調べたらふたりは同姓同名というどっちがターゲットなのかという謎!

    そして最終話
    これはなんと依頼されたターゲットが殺し屋自身!

    本気で殺し屋を営業するなら、依頼主が自分を殺すように頼んで来ても、セーフティネットの二重盲検法を破って伊勢殿に依頼者の情報を聞く訳にはいかない。
    1回だけルールを破ってもいいじゃんって思うけど、仕事をしていると、例外を認められる部分と認められない部分が絶対出てきて、関与者全員の身を守るためのこのルールは絶対に破ることができない。
    1度破ってしまえば伊勢殿も自分の身の安全が絶対保証される訳じゃないと察して手を引いてしまうだろう。

    フィクションの職業をリアルに描くの本当に上手いよねー
    サラリーマンと兼業で作家されてるから、フィクションなのに細かい描写にリアル感が出るのよなー
    真面目な方なんだろうなーって読んでて思う
    これが石持浅海さんの持ち味だよね
    昔インタビューで「兼業だとしっかりとしたトリックを考えている時間がないから、特殊な設定や状況で勝負したい」的なことを仰られていたけど、特殊設定が上手いのよ
    ありえない世界観の絶対的なルールを考えて、その世界のリアリティを担保させるって言うのかな?
    ちょっと分析と言語化ムズいけどそんな感じ

    この作品は所謂、日常の謎がベースだけど、謎を持ってるのが殺しのターゲットだったり依頼者だったりするから「非日常の日常謎」と言った感じかなー!
    前述の通り、THE石持浅海作品と言った感じで、短編集で読みやすい!
    入門編にピッタリだと思います!
    これ読んで気に入ったらデビュー作の「アイルランドの薔薇」を読んでほしいねー
     

    LISTENで開く
    16 min
  • 私の名刺代わりの9冊&番組を始めた理由&番組名変えた理由 第二十二回

    ⬇今読んでる本(Amazonアソシエイトリンク)

    殺し屋、やってます。 (石持 浅海)
    https://amzn.to/3PvltUq

    ⬇お便りはメールかマシュマロでお願いします!
    メール:[email protected]

    マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/5gbmgg3wawzh5of?t=MtZLEl&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    紹介した本をあなたが読んだ時の感想や、
    おすすめの本を教えてくれると嬉しい!
    (ネタバレはしないでね)

    ⬇ブクログ(メイン)
    https://booklog.jp/users/kuruharahuruk

    ⬇Reads(軽くポストする用)
    https://reads.jp/u/Kuruharahuruk

    ⬇Twitter(新X)
    https://x.com/kuruharahuruk

    ⬇ゲームポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/3B4iLCOm8kVM44ncXQWzAo?si=6FxRlehWSYSjYQU4zKTfJQ

    ⬇雑談ポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/749BVLGtAovHWh6sVo2e5Y?si=ljmAFManQgKGFaBnl9gi5A

    ⬇リンクツリー(各種リンクまとめ)
    https://linktr.ee/BigBatBoss

    ―――以下台本―――
     

    はいどーもー
     

    今回からタイトルが変わりました!
    「本を読んだハルク。」改め「主にミステリーを読むハルク。」
    略しておもミスー

    まだ言い慣れないですねー
    改めまして!

    はいどーもー
    「主にミステリーを読むハルク。」
    パーソナリティのクルハラハルクです!

    なぜ番組名を変えたのかと言いますと!
    なんかねー、小説の感想聴きたくてポッドキャスト巡るんだけど、
    「本」っていうと言葉が入ってる番組聞いてもあんまりミステリーとか扱ってないのよなー
    新書とかが多い。

    ……ということはですよ?
    ここでチェス盤をひっくり返すと、本を読んだハルク。というタイトルでは新書とか実用書を読んだ話をすると思われるのではないかと!
    そこで動きました!

    主にミステリーを読むハルク!
    これなら誤認されないでしょう!

    LISTENでは変わってるけど、AppleとかSpotifyは、収録時点ではまだ変わってないです。
    多分このエピソードの通知でApple、SpotifyがRSS見直して修正してくれるのかも知れない。
    まぁまぁ、変わってなくてもお気になさらず。
    そのうち変わるよ、ビックリしないでね。ってなお知らせでございまーすー

    そして今回は番組スタートから31日記念!
    もしくは22回記念!
    それか1.4日に1回のペースで配信している記念!
    といたしまして、この番組を始めた理由と「私クルハラハルクの名刺代わりの9冊」を発表したいと思いーます!
     

    なぜこの番組を始めたのかそれには3つの理由があります!
    1つ目の理由は
    最近Twitter(新X)のタイムラインでメインの番組を持っている方々が、
    別で日記系ポッドキャストをソロで始めるのが流行ってたから、
    便乗しようとして一旦初めて見たんだけど、まぁ毎日毎日話すことなんてねぇ!
    仕事しかしてないからな!

    で、そこで読んだ小説のこと話してたのよ。

    ちなみにこの番組の第九回:2026年1月から4月まで読んだ本まとめの回で、野崎まどさんの小説のところかな?
    「あれ?これやらなかったっけ?」って戸惑ってたのは、そっちの番組で話してたからですWWW

    で、気づけば小説の話しかしなくなっちゃって
    「これは日記では無いのでは?小説は小説で話そう」と思い立ちこの番組をはじめました。
    というのが1つと

    2つ目の理由
    2つ目の理由は、過去に読んだ小説のこと話そうかなーと思ったら全然覚えてないことに気がついたから!
    もったいないよね!
    秋にダン・ブラウン先生がダ・ヴィンチ・コードでお馴染みのロバート・ラングドンシリーズの最新作出すでしょ?
    インフェルノまでは読んでたから、発売に向けて話そうかな?って思ったら何も覚えてないことに気がついて。
    よく考えたら他の小説も面白かったとか、感動したわー、とか雰囲気は覚えてるんだけど詳細を全く覚えてないことに気がついたの!
    なんかもったいないなぁってなったのよ。
    フェルマーの最終定理とかガリレオシリーズとか、特に容疑者Xの献身とかホワイトアウトなんて小説読んで映画も見てるのよ!
    (ちなみにラングドンシリーズはkindleで買ってて、購入日見たら2013年12月にまとめて買ってた。なんかセールとかやってたのかね?)
    で、ブクログで読書管理で読書メモと感想を書くようにしたんだけど。
    思ったのよ。
    「絶対続かない!」ってWWW
    だって、スマホで文章書くのダルいんだもん!

    そこで読書管理の一環として、ポッドキャストに残せば後から自分で聴けるじゃん!ってなって日記と独立させたのが2つ目の理由。
    ちなみにさっきから言ってる日記ポッドキャストは放置してます。

    3つめの理由は……んーなんだろ?
    いや誰かが理由を言う時は、本当はN個しかないけど、あえて1つ追加してN+1個ある!って言っといて、話しながら無理やり捻り出した方が頭に良いって言ってたの思い出して、適当に増やしたんだが何も思いつかねぇなWWW
    3つ目の理由は……去年からゲーム番組始めたんだよ
    「ゲームばっかりやってるとこんな大人になっちゃうぞ!」ってやつ。
    それまでは10年以上前コメディカテゴリで雑談番組「ビバボ」っていうのをやってて。
    やっててっていうかペースは落ちたけど今もやってるけどね!

    で、カテゴリー縛りって伸びがいいなって思ったのよ。
    それで小説感想番組を初めて万が一にもバズったら良いなって感じかな?

    まぁ、Appleポッドキャストのジャンル見て大分類に「小説」ってのがあったからそれにして、ランキング乗ったから他の番組どんな感じなんだろう?と思って覗いて見たら、朗読ばっかりあって「あれ?俺の居場所ここでいいのか?」って調べたら大分類アートのところにBOOKってジャンルがあることに気がついて、覗いて見たら感想とかはそこにみんないてさ!
    慌ててジャンル変えてそれ以降ランキングに乗らないなんてことも実はあったりしてますが……

    それは置いといて!

    実は昔からほんのりとした夢があって、本の帯書いてみたいのよ。
    だから本の帯を書くのが目標にします!
    今決めた!君に決めた!

    石持浅海先生!帯の依頼待ってます!
    早く依頼しないと他の人の帯書いちゃいますよ!
    私の初めては早い者勝ちです!
     

    この3つが私がこの番組を始めた動機です。
    まだまだ拙いですが、これからもよろしくお願いします🙏
     

    とここまでは番組紹介みたいな感じで、ここからは
    「私クルハラハルクの名刺代わりの9冊紹介!」
     

    小説好きなら名刺代わりの10冊を聴けばその人物がどんな本が好きでどんな人物なのかがわかると聴きました。
    9冊なのはお察しの通り、正方形のサムネイルに3×3が都合がいいからです!
    ちなみに今回紹介する9冊は今のノリで決めたので、別に生涯ベスト!とかではないです。

    タイミングによって全然違う9冊になると思うので、定期的不定期にやってもいいかな?なんて思ってますー

    ネタバレは無いので安心してください!

    ルールは一著者一冊です!
    同じ著者で複数冊は入れてません!

    それでは発表しましょう
    「私クルハラハルクの名刺代わりの9冊」

    1冊目!
    のはなし(伊集院 光
    ▶伊集院光さんのメルマガをまとめたエッセイ。1話数ページで終わるし、本にも書いてあるけど連続性が無いのでパッと開いてサッと読んでクスッと笑えたりノスタルジックな気持ちになれる。
    我が家のトイレにずっと置いてあってたまに数話読み返す。みんなトイレに本置く?
     

    2冊目もエッセイから
    ほんじょの鉛筆日和。(本上 まなみ
    ▶高校時代にガチ恋してた本上まなみさんのエッセイ。マジで可愛い

    3冊目はガチ恋繋がりで
    ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター(上遠野浩平
    ▶高校時代の元カノが出てくるんですよ。織機 綺ちゃんっていうんですけどね❤️

    4冊目
    殺戮にいたる病(我孫子武丸
    ▶かまいたちの夜で知って読んだ。エログロに戸惑ったが初めてのどんでん返しだったので、どんでん返し沼に落とした1冊

    5冊目
    扉は閉ざされたまま(石持浅海
    ▶読書から離れていた時期に引き戻してくれた1冊。倒叙ミステリーの面白さと犯人って捕まる以外のエンドでもいいんだと気付かされた

    6冊目
    容疑者Xの献身(東野 圭吾
    ▶初めて泣いたミステリー。映画化されてるし説明不要だよね?

    7冊目
    独白するユニバーサル横メルカトル(平山 夢明
    ▶初めてタイトル買いした小説。名前がカッコよすぎる。グロすぎて忘れられない。ホラー短編小説。

    8冊目
    変な家(雨穴
    ▶YouTubeで知って、またまた小説から離れてた時期に戻してくれた1冊。ここからモキュメンタリーホラー小説ブームが来て、モキュメンタリーホラーの文字数の少なさに疑問を持ってきてミステリーに戻ってきた。

    ラスト9冊目は小説やエッセイ以外からこちら!
    頭の体操(多湖輝
    ▶おばあちゃんがくれた本!頭が固いと思われたのか?WWW
    めちゃくちゃハマって何冊も自分で買ったシリーズ。ボケる時に視点を変えるのに役立ってる気がする

    以上!私クルハラハルクの名刺代わりの9冊でしたー
    サムネイル作るのに3×3が都合いいなんていっときながらサムネイル作るのだるくなってきたなWWW
    今回は作るの辞めるか!
    そしたら10冊でもいいのか!

    じゃあ10冊目はこの番組で紹介した中から選ぼうかなー
    んー、じゃあ10冊目は
    聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた(井上真偽で行こう!
    コンビニ人間と迷った!

    そんな感じで私クルハラハルクの名刺代わりの9冊+1冊でしたー
    皆さんの10冊も教えてくださいねー
    ではまたー
    バイバーイ👋

    LISTENで開く
    22 min
  • 殺し屋、やってます。石持浅海(第一話まで)第二十一回

    ⬇今回読んだ本(Amazonアソシエイトリンク)

    殺し屋、やってます。 (石持 浅海)
    https://amzn.to/3PvltUq

    ⬇お便りはメールかマシュマロでお願いします!
    メール:[email protected]

    マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/5gbmgg3wawzh5of?t=MtZLEl&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    紹介した本をあなたが読んだ時の感想や、
    おすすめの本を教えてくれると嬉しい!
    (ネタバレはしないでね)

    ⬇ブクログ(メイン)
    https://booklog.jp/users/kuruharahuruk

    ⬇Reads(軽くポストする用)
    https://reads.jp/u/Kuruharahuruk

    ⬇Twitter(新X)
    https://x.com/kuruharahuruk

    ⬇ゲームポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/3B4iLCOm8kVM44ncXQWzAo?si=6FxRlehWSYSjYQU4zKTfJQ

    ⬇雑談ポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/749BVLGtAovHWh6sVo2e5Y?si=ljmAFManQgKGFaBnl9gi5A

    ⬇リンクツリー(各種リンクまとめ)
    https://linktr.ee/BigBatBoss

    ―――以下読書メモ―――
    ★超ネタバレ注意★自己責任で読んでください★
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    【主要登場人物】
    ・富澤 允(とみさわ みつる)
    ▶殺し屋
    ▶普通の家庭に生まれて普通に大学まで出て、普通に社会人生活をしていた。がなぜか殺し屋に……。
    ▶現在は個人で経営コンサル会社を経営しながら、副業で殺し屋をやっている……が収入面で言えば殺し屋の方が多い
    ▶ターゲットについて詳しく調べたり、依頼者の動機も聞かないようにしている(過去に邪念が入って失敗した経験から)

    ・塚原 俊介(つかはら しゅんすけ)
    ▶連絡係。伊勢殿から来た依頼を殺し屋に伝える。
    ▶殺しの手伝いはしない
    ▶殺し屋からは、殺し屋に向いてないタイプと言われる。理由は想像しすぎるから。
    ▶殺し屋曰く、この人はこんな人だとか

    ・伊勢殿(いせどの)
    ▶依頼の窓口。依頼者から依頼を受け、塚原へ伝える役。
    ▶殺し屋は会ったことがない
    ▶

    ・雪奈(ゆきな)
    ▶殺し屋が助言を受けたりする相談相手
     

    【依頼の決まり】
    1.ご自分の身分証明書と、殺したい人の写真をお持ちください。
    2.殺したい人の情報(氏名・住所など)をお知らせください。
    わからない場合は、こちらでお調べするオプション(別料金)があります。
    3.ご依頼を受けてから三日以内に、お引き受けできるかどうかお知らせします。
    4.お引き受けした場合、原則として二週間以内に実行いたします。

    ★補足(その他のルール)
    ・依頼料は650万
    ・引き受けた場合は前金で300万振り込んでもらう。
    ・入金確認後、二週間以内に実行する。
    ・成功した場合は残金の350万を振り込んでもらう。
    ・失敗した場合は依頼者に前金300万の返却と、違約金350万を支払う
    ・依頼料650万の理由は、東証一部上場企業の平均年収がそれくらいだから
    ・日本を代表する企業の社員が1年間必死に働いてようやく得られる金額を支払ってまで、相手を殺したいのかという見極め
    ・もしかしたら依頼者は650万なんか端金のような大富豪かもしれないが、殺し屋は依頼者の素性を共有されないので知らん
    ・依頼者は伊勢殿と呼ばれる人物に依頼をし、伊勢殿は塚原に依頼を伝え、塚原が殺し屋に依頼を伝える。依頼者は伊勢殿以外、伊勢殿は依頼者と塚原以外、塚原は伊勢殿と殺し屋以外、殺し屋は塚原以外の人物と会うことは無いし、会ったこともない

    ・二週間待てなかったり、殺し方を指定される場合はオプション(別料金)になる

     

    【第一話 黒い水筒の女】
    ・浜田 瑠璃子(はまだ るりこ)
    ▶殺しのターゲット
    ▶稲城市の稲城長沼保育園勤務。スクーター通勤。
    ▶保護者の雑談で「理事長のコネで入ったからどんな人かと心配してたけどいい先生で良かった」と好評のようだ。同僚や子供たちとも問題なく接してるように見える
    ▶自宅アパートに他の人の出入りは無く、毎回電気を消して外から施錠して外出するので一人暮らしのようだ

    濱田瑠璃子は夜中の11時~12時にかけて出歩く。
    その足で児童公園に行き、公園の水を流しながら持参した黒い水筒の中身を流して帰宅するという謎の行動をしている。
    殺し屋は、殺害前に被害者の事情を考えないようにするため、その行動を謎だとは思っているが、殺害に影響は無いと考え、殺しを実行することに。
    退勤後、スクーターで帰る浜田瑠璃子に向かって、自転車で飛び出し、前輪をぶつけ両者共に転倒。
    殺し屋は受身をとる。
    心配して駆け寄る瑠璃子に、殺し屋はナイフを突き立てた。

    殺してしまえばターゲットについていくら考えても、仕事に影響は出ない。
    無事、殺害に成功し事務所に戻った殺し屋の富澤は塚原と黒い水筒の謎について話し合う。
     

    【感想】
    石持浅海先生の殺人犯が主役の小説は「耳をふさいで夜を走る」を過去に読んだことがあります。
    どちらの殺人犯にも共通していることは「大事なのは平常心」。
    耳を塞いで~の犯人は素人なので、殺害前後に歯磨きをして歯茎から血が出てないか、出ていたら力んでいる証拠だ!みたいな謎理論で平常心を確かめていたが、
    本作の殺し屋は、プロ。
    過去の失敗から依頼者やターゲットの情報や、依頼の動機などを完全シャットアウトすることで私情を挟まないようにしている。

    そして謎は殺害後に解く。
    変則的な安楽椅子探偵ものとなっております。

    意外だったのは安楽椅子探偵が殺し屋というところ。
    読みながら「想像しすぎるから殺し屋に向いていない」と言われた塚原が安楽椅子探偵で、
    殺し屋の富澤が、謎や状況を持ちながら仕事をし、以来達成後に塚原が推理する展開かと思ってた。
    あと、仕事後の富澤が情に厚いのがいいね。
    殺し屋モードでは私情を挟まないように考えないようにしてるけど、殺したあとに被害者について話していくと情が移って、被害者を褒めたり同情したり熱くなったり!
    まじで頭おかしいWWW

    こういうのだよ!俺が石持浅海先生に求めてるのは!(* 'ᵕ' )☆
    いいのいいの!倫理観なんかどうでも!フィクションなんだから!
    自分がナイフ突き立てて殺した相手の悩みに共感して熱くなる殺し屋とか最高じゃん!

    そしてこれは謎なんだが、読了後が暗くならない。
    まだ短編1つ読んだだけだから今後はわからないけど、主人公が人を殺して非課税の650万手に入れて、殺した人間の生前の行動になんか謎に感情移入して熱くなってるのに、何故かジメッとしない。
    なんなの?この謎の技法というか手腕?

    石持浅海先生の連続短編だと、座間味くんシリーズとかRの付く月とかあるけど、これが一番好きかも!
    座間味くんシリーズは、初登場の月の扉が短編じゃないから、面白い短編集だよっておすすめ

    この作品は連続短編集なので今回話した内容は第一話です。
    どんな理由で黒い水筒を毎晩公園に流しに行ったのかわかるかな?
    大事な情報を隠してるので読まないと分からないと思うよ( •ω-  )☆
    めちゃくちゃおもしろいので、ぜひ読んでくださーい

    LISTENで開く
    16 min
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた 井上真偽(読了後感想)第二十回

    ⬇今回読んだ本(Amazonアソシエイトリンク)
    聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (井上真偽)
    https://amzn.to/43jqrGQ

    ⬇お便りはメールかマシュマロでお願いします!
    メール:[email protected]

    マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/5gbmgg3wawzh5of?t=MtZLEl&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    紹介した本をあなたが読んだ時の感想や、
    おすすめの本を教えてくれると嬉しい!
    (ネタバレはしないでね)

    ⬇ブクログ(メイン)
    https://booklog.jp/users/kuruharahuruk

    ⬇Reads(軽くポストする用)
    https://reads.jp/u/Kuruharahuruk

    ⬇Twitter(新X)
    https://x.com/kuruharahuruk

    ⬇ゲームポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/3B4iLCOm8kVM44ncXQWzAo?si=6FxRlehWSYSjYQU4zKTfJQ

    ⬇雑談ポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/749BVLGtAovHWh6sVo2e5Y?si=ljmAFManQgKGFaBnl9gi5A

    ⬇リンクツリー(各種リンクまとめ)
    https://linktr.ee/BigBatBoss

    ―――以下読書メモ―――
    ★超ネタバレ注意★自己責任で読んでください★
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇
    ⬇

    前回は大変失礼いたしました。
    今回は大好きなミステリーの続編!ということで、
    笹を得たパンダ、波に乗るサーファー、菓子を食う子供、謎を得た探偵、金を得たギャンブラー、スターを得たマリオ、無敵を得たボンバーマン、お年玉を得た小学生、そして水を得た魚のようなテンションでお送りします!
     

    【主要登場人物】
    ・上苙 丞(うえおろ じょう)
    ▶奇蹟の実在を証明しようとする青髪の探偵
    ▶青髪の聖女の息子
    ▶過去にカヴァリエーレ枢機卿にナイフを向けて母親の奇跡認定をやり直すように訴えた

    ・姚 扶琳(ヤオ フーリン)
    ▶元中国黒社会の幹部
    ▶上苙に多額の金を貸している中国人美女

    ・八ツ星 聯(やつほし れん)
    ▶上苙の元弟子。頭脳明晰な少年探偵
    ▶

    ・宋 儷西(ソン リーシー)
    ▶フーリンのかつての仕事仲間

    ・カヴァリエーレ枢機卿(すうききょう)
    ▶前作で3人の刺客を送り込んだ黒幕
    ▶バチカンで「奇蹟認定」を行う「列聖省」の審査委員の一人
    ▶現実主義者で奇跡の存在を信じない
    ▶ウエオロに奇跡認定の再審を求められ「お前が先に奇跡があることを証明しろ」と伝える

    ・沈雯絹(シェン ウェンジェン)
    ▶フーリンの元ボス

    ・エリオ・ボルツォーニ
    ▶シェンの愛人

    【事件の関係者】

    ・和田 瀬那(わだ せな)
    ▶二十代半ば
    ▶俵屋に嫁ぐ花嫁
    ▶結婚に消極的

    ・和田 一平(わだ いっぺい)
    ▶瀬那の父 零細工務店を経営
    ▶娘に恨まれてる?
    ▶俵屋から仕事を貰っており、多額の借金もあり、倒産寸前のところを救ってもらったので頭が上がらない

    ・和田 時子(わだ ときこ)
    ▶瀬那の伯母
    ▶車椅子だが一昨日捻挫してしまったのが原因なので元から足が悪い訳では無い

    ・俵屋 広翔(たわらや ひろと)
    ▶花婿

    ・俵屋 正造(しょうぞう)
    ▶広翔の父
    ▶不動産で財をなした成金
    ▶茶髪で水商売っぽい女性が好み

    ・俵屋 紀紗子(きさこ)
    ▶広翔の母
    ▶女優のような美人

    ・俵屋 愛美珂(あみか)
    ▶広翔の上妹 二十代半ば
    ▶元読者モデル
    ▶色白でメイクが濃い茶髪の美人
    ▶翠生に好意を寄せる
    ▶酷いいじめをした過去があるが「示談した」から解決したと言う人間性

    ・俵屋 絹亜(きぬあ)
    ▶広翔の下妹 大学生
    ▶小柄で薄化粧で見た目は黒髪清楚
    ▶瀬那曰く性格にやや難あり
    ▶元万引き常習犯

    ・山崎 双葉(やまざき ふたば)
    ▶広翔の付き添い。お酌役。中学生

    ・山崎 佳織(かおり)
    ▶双葉の母親。元パチ狂いでフーリンから借金していたが完済
    ▶それを見込まれてフーリンから名ばかり社長にならないか提案される

    ・ムギ
    ▶山崎家の飼い犬。旅行先で拾った。

    ・室伏 珠代(むろふし たまよ)
    ▶俵屋家の家政婦 三十過ぎで無口で大人しめ
    ▶明るい茶髪
    ▶料理下手だが正造の好みで採用

    ・橘 翠生(たちばな すいせい)
    ▶愛美珂達の従兄弟 男 三十過ぎ
    ▶清潔感のある短髪黒髪のやさ男

    【用語など】
    ・夾竹桃(きょうちくとう)
    ▶枝に毒のある植物
    ▶この地域の夾竹桃は白か黄色だが、カズミ様の祠周辺だけ赤い夾竹桃が咲いている
    ▶地元の人間は「カズミ様の血の色と噂している」
    ▶中国名は夾竹桃。和名のキョウチクトウは、漢名の「夾竹桃」を音読みにしたのが語源で、漢名は葉がタケのように細く似ていること、花がモモに似ていると中国人が思ったことに由来する。属名の Nerium は、ギリシア語で「湿った」を意味し、この木が湿気を好むと考えられたことに由来し、もともとは近縁のセイヨウキョウチクトウ(学名: N. oleander)が湿地に生えることからきている。

    ・カズミ様
    ▶祠に祀られている女性
    ▶美しい娘で殿様に見初められ城に召し上げようとしたが拒んだ
    ▶恥を書いた殿様は父親を呼び、厳しく叱りつけた。
    ▶ビビった父親はカズミ様を縛り、無理やり城へ献上した
    ▶カズミ様は城で七日七晩泣き明かしたあと、殿様へ従うと伝える
    ▶泣き明かし騒ぎのお詫びに茶を振る舞うと伝え、夾竹桃の茶を振る舞い参加した両家の男衆を皆殺しにした
    ▶以降、両家の血筋は途絶え、城跡には立派な夾竹桃が生い茂った

    ・七夜考(しちやこう)
    ▶カズミ様伝説から生まれた風習
    ▶花嫁は式をあげる前に一週間花婿の家で、仮の結婚生活をする
    ▶その一週間の間なら花嫁は結婚を取りやめることができる
    ▶カズミ様が七日七晩泣き明かしたことから生まれたとされる
    ▶この地域では結婚の際は花嫁の意思が重要視される

    ・追い出し土下座
    ▶カズミ様伝説から生まれた風習
    ▶実家を出る娘を父親が土下座で見送るというもの

    ・花嫁道中
    ▶花嫁が牛に乗りチンドン屋を引き連れて午後に自宅を出て花婿の家に行くのを見物する
    ▶

    ・嫁親詰り(よめおやなじり)
    ▶カズミ様伝説から生まれた風習
    ▶こちらは最近はあまりやらないらしい
    ▶花嫁道中で行われ、両親が先頭を離れて歩き、見物人が両親に罵声を浴びせる
    ▶罵声が酷いほど花嫁は幸せになるとされているので容赦ない
    ▶中には両親が、罵倒されることに耐えられず泣いてしまう花嫁もいる

     

    ・舞台の市はゴミが戸別回収(こべつ……とべつって読むと思ってた😅)
    ▶原則午後から回収なので場所によっては夕方になることもある

    【事件の概要】
    ・結婚式の仕来りで、銚子で大盃に酒を入れて回し飲みを行った八人と一匹の内、三人と一匹が倒れ病院へ
    ★病院で瀬那の左の足袋の甲と裏が濡れていて、ほんのり酒の匂いがした
    ▶濡れた部分はほんのりピンクに染まっていた
    ▶触ってみると薄いピンクの夾竹桃の花びらが付いていた
    ▶「カズミ様、あなたの仕業ですか」と呟く
    ・結局男三人と犬は死亡
    ・死因はヒ素中毒
    ・花嫁の鍵付きの鞄からヒ素や植物の根や葉っぱ、実。そしてタイトルに「毒」の文字がある書籍数冊。
    ▶花嫁の地の文でこれは「自殺に使おうと」との記述あり
    ・カバンの中身から広翔の妹のアミカとキヌアから犯人と決めつけられ頭を床に叩きつけられ警察を呼ぶように叫ばれる

    ・そこに現れたのは上苙丞……ではなく元弟子の小学生探偵八ツ星レン!

    ・どこの子か知らないけど、コナン君ごっこはやめなさいと言われ相手にされなかったレンだが「警察を呼ぶと全員が共犯になるぞ!」というパンチラインで周囲を黙らせる
    ・その理由は回し飲みの順番が

    ★「全員共犯説」
    ▶花婿の広翔、花嫁の瀬那、花婿父の正造、花婿母の紀紗子、花婿上妹の愛美珂、花婿下妹の絹亜、犬のムギ、花嫁父の一平、花嫁伯母の時子
    ・そのうち無くなったのは花婿の広翔、花婿父の正造、犬のムギ、花嫁父の一平。
    ・つまり花嫁の瀬那がヒ素を盛ったとしたら、亡くなった花婿父の正造から犬のムギの間の、花婿母の紀紗子、花婿上妹の愛美珂、花婿下妹の絹亜も死んでなくてはおかしい。
    死んでいないということは生存者全員が共犯で飲んだふりをしていたと警察は考えてもおかしくない!と主張し、警察に瀬那の毒所持を伝える前に事件を再検証して理論武装した方がいいと提案。
    ・その場にいた、彗星の如く現れたアミカ達の従兄弟、橘翠生もその意見に賛同
    ・話を聞くと俵屋一家は七夜考初日の夜から瀬那のカバンにヒ素が入っていたことを知っていた

    ★事件のポイントは二つ
    1.どうやって花嫁のヒ素を手に入れるか
    2.どうやって飛び石殺人を行ったのか
     

    ・結婚式前日以外は常に鞄から目を離さなかったので毒の盗難は不可っぽい
    ・結婚式前日はリハーサル後、各々外出して無人
    ▶紀紗子、アミカ、キヌアは予定時間より早く帰宅
    ・防犯カメラがあり外部犯の可能性は無し

    ・花嫁父は回し飲みの際、残りの酒を飲み干した

    ★全員の証言と行動をノートにまとめた八ツ星レン
    ▶真実はこのノートの中にあると宣言!犯人がわかったか?と問われこう伝える
    ▶「さっぱり分かりません」

    ★八ツ星レンが、脅しに使った「全員共犯説」とは別に橘翠生が「奇数番殺害説」を提案する

    ★「奇数番殺害説(アミカ単独犯説)」
    ▶盃の龍の彫り物にヒ素を置いて飲ませるというもの
    ▶この盃の正しい飲み口は龍の彫り物部分
    ▶飲みまわす時に盃を回転させずに次の人の前に行き渡すので、龍の部分、龍の逆位置、龍の部分といった感じで飲み回していた
    ▶この推理では無くなった男性陣以外ではアミカしか龍の部分から飲まないため、犯人がアミカなら犯行可能と伝える

    翠生に行為を寄せるアミカも激怒
    翠生に高校時代の酷いいじめを指摘され、アミカは「示談で済んだ裁判にはなってない」と伝えるも、その考え方が終わってると伝える。
    更にアミカの友人が兄の広翔に告白し、酷い振られ方をして顔に泥を塗られたことから、広翔と仲が悪くなっていたと伝える

    ・反撃にアミカは回し飲みに参加していない翠生にも、殺害のチャンスはあったと伝える

    ★「時間差殺人説(翠生・紀紗子犯人説)」
    ・倒れた男衆の解放を翠生一人で行っていたため、そのタイミングでヒ素を飲ませたのでは無いか。
    ・毒を盛られていないのに倒れた理由
    ▶翠生と紀紗子は浮気していた。それに気づいていた正造達がカメラの入る結婚式中に毒を盛られた演技をして、話題を集めたところに浮気をバラそうとしたのではないか?とのこと。ヒ素は紀紗子が盗んで翠生に渡した

    ★「一人前(ひとりまえ)犯行説(アミカ・花嫁・キヌア複数犯説)」
    ・犯人は複数人で別々の意志を持って殺人を犯した
    ・無くなった人間の直前に盃を持った人全員が犯人

    ★「犬故意乱入説(双葉・花嫁共犯説)」
    ・一人前犯行説の派生系
    ・お酌役の双葉が最初の花婿と、犬が乱入してきた時に犬が盃の酒を飲まないように覆いかぶさった時にヒ素を仕込んで、直後に飲む瀬那パパを殺した説
    ・これなら花嫁の瀬那と双葉の二人で犯行可能
    ・双葉に動悸がないので、瀬那にイタズラだと言われ毒だと知らずに協力した

    これに対し八ツ星レンは一つ一つ否定していく。
    否定の根拠は共通して「その犯行をしたとして、犯人は誰に罪を擦り付けることができるのか」ということ
    花嫁の犯行と仮定すると、ヒ素の瓶を処分しない理由がない。
    他の人間の犯行だとすると、どの説も偶然起きたよろめきや、犬の乱入が事前に計算できないことを考えると、犯人が特定されてしまいカモフラージュができていないし、花嫁以外に疑いを向けさせるなら花嫁のヒ素を盗まず、倉庫に屠殺剤として保管されているヒ素を使った方が理にかなっている

    ・犬のムギはメスだったらしい!

    どんでん返しキター!
    お前が犯人かい!
     

    【第2部】
    事件から一週間以上経過。
    リーシーからフーリンに元ボスから招集がかかったと連絡が入る。
    元ボスの寵愛を受けた娘が殺され葬儀を行うが、犯人候補が何人かいて特定できないから、拷問マスターのフーリンに口を割らせて欲しいとのこと。
    娘の写真を見たフーリンは衝撃を受ける
    そこには犬のムギの姿があった。
     

    第2部超面白い!
    毒殺事件の黒幕のフーリンが元ボスのシェンに呼び出され愛犬の死の容疑者を拷問して犯人を探すように言われる。
    捉えられた容疑者は毒杯事件の生存者達。
    そこに現れる八ツ星レンだが、所詮は小学生。
    フィジカルで敵うはずもなく捕らえられてしまう。
    八ツ星レンはこう宣言する「ウエオロにこの事件を伝えたところ奇蹟だ、と言っている」
    そこに現れる上苙丞!

    元師匠のウエオロを諦めさせる為に奇蹟を否定したいが、全員を助けるには犯人が存在しないといけない奇蹟を証明しなければならない八ツ星レン。
    母親の冤罪を晴らすために奇蹟を証明しなければならない上苙丞!
    愛犬の仇を打つために、あらゆる犯行の可能性を提示するブラックチャイナのボス、シェン。
    シェンの所有物となってはいるが、かつては枢機卿の元で毒を使用する暗殺者として暗躍し、シェンの指示で毒のスペシャリストとして仮説をぶつけるエリオ
    自分以外に罪を擦り付けるために、ウエオロ陣営とシェン陣営の推理と否定の応酬で自分の犯行の可能性が露呈することを恐れ、怪しまれないように推理否定合戦を止めたい犯人。

    舞台はブラックチャイナのボス、シェンが牛耳る、洋上の船という名の伏魔殿、三者三様、五者五様の思惑の中、可能性と否定のバトルのフタが切って落とされる。
    最後に笑うのは誰だ!


     

    【感想】

    個人的に前作より今作の方が面白かった!
    前作「その可能性はすでに考えた」……以降は前作と言いますね。
    前作もべた褒めしたけど、読む前の「推理と否定の応酬!」みたいな勝手なイメージと前作の最初の刺客が検事だったから、逆転裁判的な応酬を勝手に期待してしまって、検事の大門がひとつの可能性を否定されて引き下がった時に「あれ?もっと逆転裁判的な応酬を期待してけどあっさりしてるな……」って思っちゃったんだよね
    その後の刺客達もワンアイディアだったから、結果的に言えばめちゃくちゃ楽しかったけど、読み始める前とは違う印象だったのよ。
    めちゃくちゃ面白かったけどね!
    そりゃ第一回本を読んだハルク大賞2026の大賞作品ですから!
    むしろ「思ってたのとちょっと違う」のに大賞を取るの凄いよ!
     

    そして今作「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」……以降は今作と言います。
    今作は3部構成で一部の途中で事件が起きてから130ページ弱で立て続けに5つの可能性を否定します!
    「全員共犯説」
    「奇数番殺害説(アミカ単独犯説)」
    「時間差殺人説(翠生・紀紗子犯人説)」
    「一人前(ひとりまえ)犯行説(アミカ・花嫁・キヌア複数犯説)」
    「犬故意乱入説(双葉・花嫁共犯説)」
    ここのテンポ感良かったねー
    これが前作を読む前の「こんな感じかなー」を体現してくれたような展開でした!

    そして第二部は一変してヒリヒリとした展開。
    事件から一週間以上経過。
    ブラックチャイナ組織のボス、シェンが登場。
    事件でなくなった犬のムギが彼女の愛犬だったことから、結婚式の生存者が全員、洋上の船へと拉致されてしまう。
    とりあえずの拷問や「生き残った女達はヒ素に耐性があるから死ななかったのよ。飲ませて確かめましょう?」なんてアタオカな提案もまかり通る裏社会!
     

    第2部も超面白い!
    毒殺事件の黒幕のフーリンが元ボスのシェンに呼び出され愛犬の死の容疑者を拷問して犯人を探すように言われる。
    捉えられた容疑者は毒杯事件の生存者達。
    そこに現れる八ツ星レンだが、所詮は小学生。
    可能性に対し必死に否定をするも追い詰められてしまう!
    八ツ星レンはこう宣言する「師匠のウエオロにこの事件を伝えたところ奇蹟だ、と言っていた!」

    そこに現れる上苙丞!

    元師匠のウエオロを諦めさせる為に奇蹟を否定したいが、全員を助けるには犯人が存在しない奇蹟を証明しなければならない八ツ星レン。
    母親の冤罪を晴らすために奇蹟を証明しなければならない上苙丞!
    愛犬の仇を打つために、暴力もいとわないブラックチャイナのボス、シェン。
    かつては枢機卿の元で毒を使用する暗殺者として暗躍し、シェンの指示で毒のスペシャリストとして仮説をぶつけるエリオ!
    自分以外に罪を擦り付けるために、ウエオロ陣営とシェン陣営の推理と否定の応酬で自分の犯行の可能性が露呈することを恐れ、怪しまれないように推理否定合戦を止めたい犯人。

    舞台はブラックチャイナのボス、シェンが牛耳る、洋上の船という名の伏魔殿、三者三様、五者五様の思惑の中、可能性と否定のバトルのフタが切って落とされる。
    最後に笑うのは誰だ!

    いやー!楽しいが過ぎる!

    そして第三部、ある人物が現れることで全ての真相が明らかになる……。

    といった内容でした!

    最高だね!
    めちゃくちゃ面白かったよ!

    人によっては上苙丞が第一部に全く出てこないからウエオロファンには残念かも……
    個人的に八ツ星レンが前作から好きだったから、大車輪の活躍をした第一部も大満足!
    カードゲームのカードを使って暗示するシーンとかもっと欲しかったくらいだよ!
    スピンオフで八ツ星レンが主人公の作品とか無いのかね?

    やっぱりこの作品はキャラが強いし、理論も硬いし凄いね!
    今回から否定のためにレポートを作成してくれるのも分かりやすくなってていいね!
    地図や行動履歴の図もあるからガチで推理したい人もできるのかな?
    自分はガチ推理しながら読むタイプではないから、わからないけど、挑戦した人いたら教えて欲しい!

    そんな感じでちょー楽しかった!
    ページ数も前作が  今作が400ページとボリュームアップしてるけど、読みやすいからスルスル読めちゃった!

    ただ!絶対前作から読んだ方がいい!
    繋がりはないけど、キャラへの思い入れとかも違うし、特にウエオロがなぜ奇蹟の証明に固執してるのかとかは今作では数行にまとめられちゃってるからね!

    LISTENで開く
    13 min
  • 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた 井上真偽(序盤まで)第十九回

    ⬇今回読んだ本(Amazonアソシエイトリンク)
    聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (井上真偽)
    https://amzn.to/43jqrGQ

    ⬇お便りはメールかマシュマロでお願いします!
    メール:[email protected]

    マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/5gbmgg3wawzh5of?t=MtZLEl&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    紹介した本をあなたが読んだ時の感想や、
    おすすめの本を教えてくれると嬉しい!
    (ネタバレはしないでね)

    ⬇ブクログ(メイン)
    https://booklog.jp/users/kuruharahuruk

    ⬇Reads(軽くポストする用)
    https://reads.jp/u/Kuruharahuruk

    ⬇Twitter(新X)
    https://x.com/kuruharahuruk

    ⬇ゲームポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/3B4iLCOm8kVM44ncXQWzAo?si=6FxRlehWSYSjYQU4zKTfJQ

    ⬇雑談ポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/749BVLGtAovHWh6sVo2e5Y?si=ljmAFManQgKGFaBnl9gi5A

    ⬇リンクツリー(各種リンクまとめ)
    https://linktr.ee/BigBatBoss

    LISTENで開く
    20 min
  • 星を継ぐもの(序盤用語まとめ)ジェイムズ・P・ホーガン 第十七回

    ⬇今読んでる本(Amazonアソシエイトリンク)
    星を継ぐもの(ジェイムズ・P・ホーガン)

    https://amzn.to/4dpans4

    ⬇お便りはメールかマシュマロでお願いします!
    メール:[email protected]

    マシュマロ:https://marshmallow-qa.com/5gbmgg3wawzh5of?t=MtZLEl&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

    紹介した本をあなたが読んだ時の感想や、
    おすすめの本を教えてくれると嬉しい!
    (ネタバレはしないでね)

    ⬇ブクログ(メイン)
    https://booklog.jp/users/kuruharahuruk

    ⬇Reads(軽くポストする用)
    https://reads.jp/u/Kuruharahuruk

    ⬇Twitter(新X)
    https://x.com/kuruharahuruk

    ⬇ゲームポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/3B4iLCOm8kVM44ncXQWzAo?si=6FxRlehWSYSjYQU4zKTfJQ

    ⬇雑談ポッドキャストもやってます
    https://open.spotify.com/show/749BVLGtAovHWh6sVo2e5Y?si=ljmAFManQgKGFaBnl9gi5A

    ⬇リンクツリー(各種リンクまとめ)
    https://linktr.ee/BigBatBoss

    ―――以下読書メモ――

    (誤字そのままです)

    【登場人物】
    ・ヴィクター・ハント
    ▶原子物理学者
    ▶イギリスのバークシャーはレディング在住
    ▶メタダイン社の理論研究主任

    ・グレッグ・コールドウェル
    ▶国連宇宙軍航行通信局本部長

    ・リン・ガーランド
    ▶コールドウェルの秘書

    ・クリスチャン・ダンチェッカー
    ▶生物学者

    ・ドン・マドスン
    ▶言語学者

    ・フランシス・フォーサイス-スコット
    ▶メタダイン常務取締役

    ・ロブ・グレイ
    ▶メタダイン実験工学部長

    【企業等】
    ・メタダイン・ニュークリオニック・インストゥルメンタル
    ▶IDCCの一下部機構

    ・IDCC(インターコンチネンタル・データ・アンド・コントロール・コーポレーション)
    ▶アメリカのオレゴン州ポートランドに本社があるマンモス企業
    ▶本社の場所はかつて政府所有のボネヴィル核兵器研究所だった

    ・ボネヴィル核兵器研究所
    ▶ヨーロッパ連合科学研究所と共同で中性子力学理論を確立。
    ▶その理論で熱核融合を何等倍も上回るだけではなく、汚染物質の無い強力な核爆弾を開発
    ▶サハラ砂漠で実験した
    ▶以降地球から戦争が無くなったっぽい
    ▶各国が軍備を縮小させ余った予算で国連太陽系探査計画(UNSSEP)が拡大
    ▶役目が終わった施設にIDCCが目をつけ、政府と交渉し丸ごと買い取った

    ・UNSSEP(国連太陽系探査計画)
    ▶地球、月、火星、金星、太陽の起動を回る人工衛星の管理や、月、火星への有人基地建設などを行う

    ・UNSA(国連宇宙軍)
    ▶各国の正規軍が解散し、冒険欲を求める若者が太陽系開拓を夢見て志願する

    ・ナヴコム
    ▶国連宇宙軍の航行通信局

    【新元素】
    ・ハイペリウム
    ・ボネヴィリウム
    ・ジュネヴィウム
    ▶中性子力学理論から派生した数学理論で予測された三種の超ウラン元素
    ▶地球上では自然に形成されることはないとされる
    ▶形成条件と予測されたのは二つ、
    1.中性子力学理論に基づいた核爆弾が破裂した中心地
    2.スーパーノヴァが中性子に変わる時の大爆発
    ▶ハイペリウムとボネヴィリウムはサハラ砂漠の実験で痕跡が検出された
    ▶ジュネヴィウムはまだ未検出


    【技術】
    ・トライマグニスコープ
    ▶ニュートリノビームによってスキャニングすることで、物質の表面のみならず内部までも手に取るように観察できる装置
    ▶UNASが「損失なら何百万ドルでも補填するからスコープをヒューストン近郊まで送ってくれ」と言われる。人体の内部や閉じた本の文字を読みたいとのこと。
    ▶

    ・(名称不明)
    ▶最強の合金
    ▶ニオビウムとジルコニウムの合金
    ▶高熱酸化に対して類を見ない程の耐蝕性がある

    【月面】
    ・コペルニクスIII
    ▶月面探査基地の一つ

    ・洞窟
    ▶月面では通常無いはずの洞窟
    ▶内部を探索すると土砂の下から死体が出てきた

    ・死体(仮にチャーリーと名付けた)
    ▶身元は不明
    ▶死因も不明
    ▶どこから来たのかも不明
    ▶現在の世界のどの国の人間でもない
    ▶地球の以外の惑星の人間の可能性がある
    ▶5万年以上前に死んでいる
    (プロローグの人間の死体?)
    ▶バックパックにあった超小型原子力発電機も約5万年前に製造されたものと結論
    ▶チャーリーは食料も大気も現在の地球と代わりがないと結論
    ▶見た目は人間そのものだが、これまでに確立された理論の全てで宇宙のかけ離れたところで別々の進化を辿った生命体が最終的に同じ姿形になることはありえないとしている

    ★つまり、5万年前の地球人なら高度文明の痕跡がみつからない矛盾。地球外生命体なら、進化の理論が瓦解してしまう事から、チャーリーは存在しないはずの存在ということ
    ▶死体はミイラ化しており、手で触れれば崩れそうなほど脆い状態
    ▶地球への輸送と宇宙服を脱がせる過程でだいぶ損傷している
    ▶骨格は地球の人間と全く同じ
    ▶未知の酵素が見つかる。現在の食料には含まれていないタンパク質の消化を助ける酵素のようだ

    ★個体差かもしれないが現代地球人との細かい差
    ▶いくらか目が大きい(地球ほど明るくないのではないか)
    ▶鼻腔が異様に長い(それだけ空気を温めなければならなったということは地球より寒冷な場所?)
    ▶ずんぐりとした体型(細長いより表面積が減るので寒冷地に有利)
    ▶5万年前の地球は氷河期最後の寒冷時代に突入していた
    ★生物学者のダンチェッカーは以上のことから5万年前の人類だと確信している様子

     

     

     


     

    LISTENで開く
    14 min

About おもミス~主にミステリーを読むハルク。

From the publisher's feed

本を読んだらダラダラ話します。