本研究は、格子細胞が1次元(1D)環境でどのように応答するかを検証しました。格子細胞は通常、2次元(2D)の開かれた空間で周期的な活動パターンを示しますが、1D経路では非周期的な応答が見られます。論文では、この1Dでの応答が2Dの三角格子を直線的にスライスすることによって生成されるという仮説を提唱しています。彼らは、フーリエ解析とギャップ分布の分析を用いて、1D応答が基礎となる2D格子構造を維持していることを示しました。さらに、同じモジュールに属する格子細胞は1Dおよび2D環境で同様の細胞間関係を保持しており、これは1Dと2Dのナビゲーション中、格子細胞ネットワークが同様の計算状態を維持していることを示唆しています。
Neuron. 2016 Mar 2;89(5):1086-99. doi: 10.1016/j.neuron.2016.01.039. Epub 2016 Feb 18.
Grid Cell Responses in 1D Environments Assessed as Slices through a 2D Lattice
KiJung Yoon et al
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26898777/