#16 SPOTLIGHT〈地元の人が誇りに思える酒造り〜おもてなしのための蔵/Guest: 山下泰雄さん〉
今回は通潤酒造の12代目の蔵元、山下泰雄さんにお話しを伺いました。
地元の酵母、お米を使い、地元の人が誇りに思えるようなお酒造りを大切にされていらっしゃる山下代表の想いについてお話し頂きました。
合鴨農法を取り入れ有機認証を受けた、無農薬の華錦のみを使用した純米酒「さくや」をお持ち頂き、2018年と2022年の「さくや」の飲み比べも行いました。
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◆国の登録有形文化財に指定された母屋や店舗の維持で気をつけていること
◆熊本地震や、水害など自然災害による経営への影響や当時のお気持ちなど
◆復興に向けての印象的なエピソード
◆伝統を守ることと革新のバランスについて
◆お酒作りで特に大切にしていることとは
■■〜オーガニック純米酒「さくや」飲み比べ〜■■
◆山下代表を動かす原動力とは
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■山下泰雄:通潤酒造株式会社 代表取締役
1792(寛政4)年「寛政蔵」が創建された歴史ある老舗酒造所の12代目の蔵元。昭和61年卒業後日本興業銀行に入行。平成元年から実家の通潤酒造で酒蔵経営を担うとともに、地元山都町の観光業活性化にも貢献。
2016年の熊本地震で、この寛政蔵を含む10棟以上の蔵が損壊し、4,000リットルもの酒を失う。
2019年には「寛政蔵」を3年かけてリニューアルし、新しい酒蔵カフェとしてオープン。2021年7月、母屋と店舗が国の登録有形文化財に指定。