前編に続き、LayerX 執行役員 AI Workforce事業部長の中村 龍矢さんをゲストにお迎えしてお届けします。
今回のテーマは、「AIワークフロー」と「AIエージェント」の特徴・違いを踏まえた、AI時代のプロダクトづくりの設計思想を深掘り。
“手順を教えるワークフロー”と“ゴールを渡すエージェント”はどう使い分けるべきか?すべてをエージェント化しない現実解や、型と自律性のバランスについて、実装目線で議論しました。
さらに、「SaaS is Dead」の議論をロジック/UI/デリバリーの3層に分けて紐解き、既存SaaSが勝ち続けるために必要な取り組みと、AI nativeだからこそ狙えるホワイトスペースを整理。
同時に、AIによってプロダクトのカバー領域や競争優位性の尺度が変わる中で、“Winner takes allは加速するのか?”という問いにも踏み込み、どんな市場で寡占が進みやすく、どんな戦い方が有効なのかを考えます。
最後に中村さんに語ってもらった、今後3〜5年でAI/LLMが到達する性能・コスト・推論能力の進化と、ビジネスインパクトへの展望。
前編に続き、AI時代のプロダクト戦略・サービス設計を考えるヒントが詰まった回です。ぜひご視聴ください!
【アジェンダ】
- (1:30) 「AIワークフロー」と「AIエージェント」
- (6:34) 「SaaS is Dead」をどう見るかー既存SaaSのAI化 vs AI native
- (11:10) AI時代、Winner takes allは加速するのか?
- (13:26) 既存SaaSがAI時代を勝ち続けるにはーサンクコストの罠と覚悟
- (19:07) 中村氏が想像する今後3~5年のAI・LLM進化及びそれらがビジネスに与える影響
- (23:34) LayerXから採用ポジションのお知らせ
【ゲストプロフィール】
中村 龍矢 (株式会社LayerX 執行役員 Ai Workforce事業部長)
Gunosyにて機械学習・データ分析に従事した後、LayerXに創業より参画。R&D部門の立ち上げ、ブロックチェーン事業、プライバシーテック事業の責任者を経て、現在はAi Workforce事業部長を務める。2020年度IPA未踏スーパークリエータ認定。2020年 電子情報通信学会 IA研究賞 最優秀賞 (共著)。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」受賞。プライバシーテック協会理事。(X: @nrryuya_jp)